【都知事選直前速報】ネット選挙では誰が優勢か? 小池氏、鳥越氏、増田氏の検索傾向を調査(後編)

2016年7月29日

企業のWebマーケティングを支援する株式会社Faber Company(ファベルカンパニー/本社:東京都港区、取締役社長:稲次正樹)は、Google検索の傾向を分析できるWebマーケティングツール「MIERUCA(ミエルカ)」を使用して、都知事選で注目される小池百合子氏、鳥越俊太郎氏、増田寛也氏についてのネット上の反応を分析・比較しました。

7月29日現在、世の人々にGoogleで検索されている回数では小池氏が優勢。鳥越氏がそれを追う中、増田氏に対する検索ボリュームは小池氏の1割にも満たないことが分かりました。検索に使われたキーワードの内容を見ると、小池氏は「経歴や人との関係」、鳥越氏は「病歴と発言内容」に関心が集まるなど、違った傾向が見られます。また関心の幅広さを示す「サジェストキーワード」の数でも、小池氏(301語)→鳥越氏(233語)→増田氏(98語)の順となっています。


詳細はミエルカ通信公式ページ

■MIERUCA(ミエルカ)とは  

人工知能(AI)の一分野である「自然言語処理」を応用し、Webで上位検索されやすい記事づくりを的確に支援するコンテンツマーケティングツール。クラウド上で「自社サイトの改善すべきページの抽出」「ライバルサイトとの差異の発掘」などが簡単にできる。株式会社Faber Companyが10年以上経験を積んだコンテンツマーケティングのノウハウをシステム化した。開発メンバーには、ウェブアナリストで当社CAO(Chief Analytics Officer)・小川卓に加え、国立大学豊橋技術科学大学情報・知能工学系の吉田光男助教、明治大学理工学部情報科学科・髙木友博教授、東京大学情報基盤センター・中川裕志教授ら、人工知能の権威が加わる。ソフトウェア特許を申請中。

■調査の概要

調査日 :            2016年7月29日(都知事選投票日2日前) 、一部告示日7月14日から継続して計測

対象キーワード :  小池百合子、鳥越俊太郎、増田寛也

調査方法 :            ミエルカの機能「サジェストトレンド」を使って調査(一部Googleトレンドも使用)。

サジェストトレンドは「新しくGoogle検索で使われた単語」と「使われなくなった単語」を7日ごとに計測する機能。

■TOPICS                       

・Google月間検索数は小池氏(27,100)が優勢。鳥越氏は小池氏の45%(12,100)、増田氏は9%(2,400)。

・24日のネット討論会後から、小池氏(出席)が検索数で鳥越氏(欠席)を上回り、鳥越氏の週刊誌報道でも戻らず。

・小池氏は「女性としての経歴」、鳥越氏は「罹病歴や発言」、増田氏は「著書や講演」が注目される傾向がある。

※本調査結果をご利用いただく際は、【マーケティングツールMIERUCAで調査】とご明記ください。

※本調査結果は、ツールでGoogle検索の傾向を抽出・分析したもので、特定の候補者への支持や当落予想をするものではありません。

■調査の背景

2013年に解禁となった「ネット選挙」。今回の都知事選でも、インターネットユーザーへのアピールは支持拡大に欠かせないものとなっています。そんな中、主要3候補はネット住民から、どのように見られているのでしょうか? Google検索ユーザーの関心の多さ、深さ、幅広さを測定できるツール「ミエルカ」を使って、3候補への反応を調べてみました。

 

■調査結果詳細

検索数が高かった鳥越氏。ネット討論会欠席で検索ユーザーの関心低迷か?

まずはGoogleのツール「Googleトレンド」を使って、過去7日間の検索ボリュームを調べてみました。

7月20日以降、週刊誌報道がメディアを賑わせていたためか、当初は鳥越氏に関する検索が非常に多くありました。しかし24日夜を境に小池氏が形勢を逆転。分岐となった24日には、主要候補者を招いたネット討論会がありました。ここに小池氏、増田氏は出席したものの、鳥越氏は欠席。この影響からか、27日から28日にかけて鳥越氏の新たな週刊誌報道が出たものの、検索ボリュームでは小池氏優勢が続いています。

なお、増田氏の検索数は非常に低いものの、小池氏と連動した波形を示しており、テレビ番組などマスメディアに露出したタイミングでの検索が多いことが推測されます。

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Googleトレンドの「小池百合子」「鳥越俊太郎」「増田寛也」の検索結果
※「Google」、「Googleトレンド」は、Google Inc.の商標または登録商標です。

 

検索ボリュームは小池氏が優勢。鳥越氏は小池氏の45%、増田氏は9%

各候補の月間検索数を調べたところ、小池氏は27,100、鳥越氏はその半数以下で、増田氏は10%に満たずと、如実に差が出ました。

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各候補者の検索キーワードの傾向

■小池氏 女性としての経歴と取り巻きに関心

「小池百合子」というキーワードは、「結婚」「若い頃」「子ども」「独身」など、「女性としての経歴」に関するキーワードとともによく調べられています。また、政界関係者、芸能人、ミュージシャンなど特定の人物の名前も、第二検索キーワードに数多く挙がっています。「候補者の人となりを知り、信頼できる人物なのかを見極めたい」という検索ニーズの中で、小池氏の場合は特に「女性としての生き方」と「取り巻きは誰か、どんな関係か」にフォーカスされているといえるでしょう。

■鳥越氏 罹病歴と発言内容に注目

「鳥越俊太郎」と検索するユーザーは、「がん」とのつながりをとても気にする傾向にあります。今回の都知事選でも「がんサバイバー」として語られることが多いため、「がん 病院」「漢方」「食事」など、彼が選択した治療や生活習慣にも関心が集まっています。また鳥越氏に特徴的だったのは、「ブログ」「Facebook」「twitter」といったキーワードとともによく調べられていた点。「本人の生の声、主張を聞きたい」というニーズが見て取れます。

■増田氏 著書や講演に若干の関心

「増田寛也」というキーワードは、検索ユーザーにあまり関心がもたれていない中でも、「著書」と「講演」「テレビ出演歴」が調べられやすい傾向がありました。

Googleサジェストキーワードの数でも小池氏が優勢

Googleの検索バーに単語を入力しようとすると、関連するキーワードを予想して提案してくれることがあります(例:「髪型」と入力すると検索バーで「髪型 メンズ」「髪型 ロング」などが表示される)。この機能が「Googleサジェストキーワード」。一定数以上の検索ボリュームがあり、トレンドで検索数が伸びているなど、一定条件をクリアしたキーワードを、Googleが「多くの人が検索したがっている単語」として認識しているのです。

サジェストキーワードの数でわかるのは、検索ユーザーの「関心の幅の広さ」です。ミエルカでは、告示日の14日から1週間ごとに計測したところ、3候補ともにキーワードの数は上昇していました。

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直近の注目は、小池氏「五輪でのスピーチ」、鳥越氏「東京五輪構想」にあり?

ミエルカのサジェストトレンドでは、1週間ごとに「出現したキーワード」と「消えたキーワード」を一覧に集計する機能がついています。

小池氏に関しては直近で「小池百合子 英語 スピーチ」が出現していました。当選すれば、東京都知事としてリオデジャネイロ五輪の閉会式で、次の開催都市の代表としてオリンピック旗を受け取ることになります。そこでの対応力を見極めたいというニーズの表れかもしれません。

鳥越氏では週刊誌報道にかかわるキーワードが若干増えていた一方で、新たに出現したキーワードの中で目を引くのが「鳥越俊太郎 東京五輪」。7月26日に、スポーツ紙の取材に対し「8月の東京は暑いので10月開催に」といった東京五輪プランを語ったことから、検索でも調べられたと見られます。

増田氏に関しては、「増田寛也 なぜ」「増田寛也 どんな人」が直近でも出現していたことから、まだまだ人となりについて知られていない現実が伺えます。

 

■Faber Company(ファベルカンパニー)とは              

「日本の職人技と先端テクノロジーの融合」をコンセプトに、企業のWebマーケティングを支援。2005年の創業以来、クライアント企業のSEO施策、PPC(リスティング)広告運用、コンテンツ制作事業、検索エンジン集客に関するセミナー事業を展開している。2013年からWebマーケティングツール「ミエルカ」を自社開発。国立大学法人豊橋技術科学大学との共同研究を皮切りに、明治大学、東京大学との産学連携で、人工知能のWebマーケティング分野への応用研究に力を注いでいる。

<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)  担当:井田・平野

TEL:03-5545-5230       FAX:03-5545-5231       pr@fabercompany.co.jp

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