200万PVの事例も続々。1000社が利用する、
コンテンツマーケ・オウンドメディア・SEO対策分析ツール

ご相談はお電話でもお気軽にどうぞ

受付時間平日 午前 9:30 - 午後18:30

03-5545-5230

研究ブログ
2015年5月18日

【研究】連載:SEO視点で考えるコンテンツマーケティング入門 ~第4回 新規コンテンツの企画・制作術~

今回は連載企画『SEO視点で考えるコンテンツマーケティング入門』の最終回です。

ラストにふさわしい新規コンテンツの企画・制作術について説明します。

はじめに前提が3つあります。

<前提>

  1. 検索エンジンからのアクセス流入を狙うコンテンツの企画立案方法になります。
  2. 検索=質問、コンテンツ=回答検索は質問であり、質問には意図・欲求が必ず存在します。コンテンツはそれに対する回答です。
  3. コンテンツは気合いを入れて制作する

他人から仕入れた二次情報ではなく、自身が直接見聞きした一次情報に徹底的にこだわってください。一次情報には言霊が宿ります。情熱を込めたコンテンツでなければユーザーの心には響きません。

それでは説明していきますね。

1.コンテンツ企画の4 STEP

私はコンテンツの企画は手書き、ツールともにマインドマップを活用しています。

ツールはマインドジェット社の「マインドマネージャー」という有料ソフト(30日の無料試用期間アリ)になります。http://www.mindjet.com/ja/

STEP 1.ゼロベースで自分の頭で考える

手書きのマインドマップ

はじめにコンテンツを練る時は、パソコンの電源を切り、A4用紙とペンを用意します。

そして、「ユーザーはこんな事を知りたいのではないか?」ということを思いつくままマインドマップに書いていきます。

どうしてPCを利用せず手書きなのか???その方がいいアイデアが浮かぶからです。詳しい事はわかりませんが、タイピングよりも手書きの方が脳は活性化しやすいそうです。これは科学的にも証明されているようです。

(以下引用)

書くという行動は、脳幹の網様体賦活系(RAS)にある多くの細胞を刺激します。RASは、脳が処理しなければならないあらゆるものの中で、その瞬間に積極的に注意を向けているものを、より重用視するフィルターとしてはたらきます。そして、書く動作は、「その瞬間に積極的に注意を向けているもの」をつくりだすのです。

(引用元:なぜタイピングより「手書き」は効き目があるか : ライフハッカー[日本版])

STEP 2.キーワードマップを作成する。

ツールを利用してキーワードを収集し、検索ユーザーの意図・欲求を軸にマインドマップにカテゴライズしていきます。詳しい方法は『キーワードツールを活用したコンテンツの企画立案方法』をご覧ください。

ツールを利用したマインドマップ

このSTEP2で作成したマインドマップは、STEP1で作成したマインドマップと統合します。以降のステップで企画したコンテンツも全て統合していきます。

STEP 3.ライバルサイトオマージュ型

ライバルサイトをピックアップします。

私の経験上、どんな業界でも「ここはコンテンツに力を入れているな!」という本当のライバルは2~3サイトになる傾向にあります。

■ウェブサイトエクスプローラーでライバルのコンテンツを丸裸にする!
そのライバルがどんなコンテンツをサイトにアップしているのかウェブサイトエクスプローラーを利用して全て丸裸にします。

こちらはサイト内の全てのタイトルとそのURLを抽出するこが出来る“完全無料”ツールです。以下からダウンロードすることができます。

http://www.umechando.com/webex/download.htm

使い方は『既存コンテンツをマネジメントする方法【前編】』で解説しています。すごく簡単です。

■ライバルサイトとのコンテンツの差分を抽出する

ライバルサイトにあって、自社のサイトにないものを抽出します。

そして、切り口を変えたり、そこからより発想を広げたりしてコンテンツを練ります。

例えば、ライバルサイトに『君島十和子や美魔女、アラフォーが始める顔脱毛』というコンテンツがあったとします。これをヒントにして『顔脱毛で見た目年齢-5歳肌 アノ人も使っている脱毛器とは?』といった具合です。「美魔女」から「見た目年齢-5歳肌」というフレーズが浮かびました。

このようにして企画したコンテンツもどんどんマインドマップに追加していきます。

STEP 4.紙媒体オマージュ型

皆さんのビジネスの周辺ジャンルの書籍や雑誌から企画案をオマージュし、それにキーワードを当てはめます。

紙媒体の特集記事ある美容雑誌の特集

この企画は女性向け美容雑誌の『うるおい倍増!本気の肌保湿100問100答』というものです。脱毛サイトで応用するならば、『本気のワキ脱毛21問21答』といった具合です。狙うキーワードは「ワキ脱毛」(月間検索数1,000)です。

私は定期的にジュンク堂書店に行っては、様々な雑誌や書籍に目を通します。ジュンク堂の良いところは机と椅子があり、じっくり読むことが出来る点です。

また、Google画像検索も便利です。

企画しているコンテンツとターゲット層が近い雑誌名を画像検索します。

以下は「美ST」と検索した結果になります。

※美ST(美スト)は、光文社が発行している女性誌です。

画像検索の例

表紙に打ち出している企画やキャッチコピーはとても勉強になります。

雑誌から参考になるフレーズを見つける
大発見!「年齢不詳の女」になる方法 こんなキャッチは私には思いつきません!

売上を左右するので、出版社の方々は相当気合いを入れて練っています。

これらはコンテンツ案を練るうえで大変参考になります。

2.コンテンツの構成案を練る

4STEPでマインドマップは大分濃い内容になっています。

これをさらに整理していきます。

ニキビ跡のキーワードをグルーピング

上記はニキビ跡に関するキーワードをグルーピングしたものです。キーワードの横にある()内の数値は月間検索数です。これをさらに、タイトルに入れるキーワード、文中の見出し(h2タグ)に利用するキーワード、文中に散りばめるキーワード、使用しないボツキーワードに整理していきます。

キーワードの精査

タイトル、見出し、文中、ボツキーワードの整理方法として以下の方法があります。

■月間検索数の多いキーワードを組み合わせて、タイトル案を練る

まず、月間検索数の多いキーワード4~5個を組み合わせてタイトル案を練ります。

利用するキーワード:「ニキビ跡 赤み」(4400)、「ニキビ跡 化粧水」(3600)、「ニキビ跡 治療」(3600)、「ニキビ跡 クレータ―」(2900)、「ニキビ跡 レーザー」(2900)

タイトル案:『ニキビ跡の赤み・クレーターの治療は化粧水やレーザーでできるのか?』

しかし、私はこのタイトル案は採用しませんでした。

理由は、「化粧水」や「レーザー」などの治療方法よりも、「赤み」や「クレーター」などの症状にフォーカスしたタイトルをつけたほうがユーザーの心に響くのではないか?と考えたからです。

症状にフォーカスすると「ニキビ 色素沈着」(720)もタイトルにいれるべきです。その結果、最終的なタイトル案は以下のようになりました。

最終タイトル案:『ニキビ跡を治療(消す)する方法‐赤み、色素沈着、クレーターは綺麗になるのか?』

治療(消す)としたのは、「ニキビ跡 消す方法」(2400)というキーワードがあったからです。「ニキビ跡 治す」(3600)は「ニキビ跡 治療」(3600)とまったく同じ意味なので利用しません。

このように複数のキーワードを組み合わせながら、最適なタイトル付けを試行錯誤します。

■タイトルから漏れたキーワードを見出しタグで利用できないか検討する

次にタイトルから漏れた月間検索数の多いキーワードを見出しタグ(h2)で利用することができないか検討します。

該当するキーワードは以下の3つです。

「ニキビ跡 化粧水」(3600)、「ニキビ跡 レーザー」( 2900)  、「ニキビ跡 薬」 (1900 )の3つです。

いずれもニキビ跡のケアに関するキーワードなので見出しに利用できると判断しました。

■文中に散りばめるキーワードとボツにするキーワード

タイトルと見出しで利用しなかったキーワードは文中に散りばめることを検討します。

残ったキーワードに「ニキビ痕 サプリ」(210)があります。

これを「ニキビ跡 サプリ」に修正し、なるべく文中に散りばめます。散りばめると文章の流れが崩れる場合は、ボツにします。

“痕”を“跡”に修正しているのは、統一した表記にしないとユーザーの誤解を生む可能性があるからです。また、Googleは「ニキビ痕」と「ニキビ跡」をほぼ同じ意味であると理解しています。それはこれらの検索結果が非常に似通っている事からも明らかです。

上記と同じ理由で、「ニキビ痕」(720)、「ニキビの痕」(20)、「にきびあと」(720)のキーワードはボツにします。

3.ライターさんへの発注シートを作成する

2で作成したマインドマップの構成案をもとにライターさんへの発注シートをワードで作成します。

(発注シートここから)
※発注シート内に記載している各コメントは私からライターさんへのお願いです。

発注シート(発注シートここまで)

発注シートのメリット

発注シートを細かく作成しているのでこちらの要望とズレたコンテンツが出来上がってくる可能性が低いのがメリットです。

発注シートのデメリット

発注シート(=こちらの期待)を上回るようなコンテンツは出来上がりません。

ライターさんによっては、「ニキビ跡をテーマに自由に書いてみてください」と非常にザックリとしたオーダーのほうが素晴らしコンテンツを作成してくれます。(10人に1人くらいの割合)

この場合の大前提として、ライターさんはそのテーマにかなり精通している必要があります。例えば「長年、大人ニキビとその跡に悩んでいてありとあらゆるコスメや美容医療を試したというような経験がある方」など。

4.ライターさんの探し方

ライターさんは、可能な限り執筆を依頼する分野に精通している人を探してください。

私は主に以下の5つの方法で探しています。

  1. ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを利用する。
  2. mixiのコミュニティやネイバーまとめなどでスカウトする。
  3. ブロガーをスカウトする。
  4. 友人知人に紹介してもらう。
  5. 書籍の著者にアプローチする。

2.について捕捉説明します。

mixiには様々なコミュニティがあります。

脱毛ならば「脱毛中♪」というものがあり、親切な人がみんなの疑問や質問に回答してくれているケースがあります。こういう方は知識や経験が豊富で良いコンテンツを制作できる可能性が高いので、スカウトします。

また、質の良いネイバーまとめを見つけた場合は必ずサイドメニューの自己紹介をチェックしてください。

NAVERの著者プロフィール
ネイバーまとめの自己紹介

自己紹介に運営サイトを載せていれば、そこを通じてコンタクトをとることも可能です。この方法で私は数名の方をスカウトし、仕事を依頼しました。

mixiとネイバーについての説明しましたが、「質の良い情報発信をしている人がどこにいるか?」というアンテナを張っておくとよろしいかと思います。

1~5の中で「この方法が一番うまくいく」といったものはありません。根気強く探すしかありません。

5.コピーチェック&編集業務

納品されたコンテンツはコピーチェックツール「イーグルアイ」http://sck-web.jp/ で精査します。

執筆依頼をしたライターさんは悪気はなくても、参考にしたサイトの言い回しを一部利用してしまうことがあります。また、明らかに他のサイトのコンテンツをコピーするケースもあります。コピーコンテンツは著作権に違反していますし、当然Googleのペナルティ対象となるのでしっかりとチェックしてください。

コピーチェック

↑コンテンツのコピー箇所をマーキングして指摘してくれます。

どこかのコンテンツを大幅にコピーしていることが発覚した場合は、そのライターさんには辞めてもらうようにしています。

コピーチェック終了後、編集業務を行いサイトにアップロードします。

■最後に

コンテンツ投入を継続したサイト

上図は今回説明した流れでコンテンツ制作をした某サイトのアクセス推移です。

2013年12月1日~2014年11月30日の間、毎月10~15記事を投稿していきました。

その結果、アクセスは2.5倍、流入してるキーワードの種類は3.1倍に伸びています。毎月コンスタントに新規コンテンツを追加していくのは非常に根気がいります。

しかし、“コツコツ”努力が最も成果につながりやすいのがコンテンツだと感じています。

是非、誰にもマネできないコンテンツを企画・制作してください。

オウンドメディア成功事例を知りたい方はこちら

image (2)

コンテンツ制作の基本的な考え方から、実際に活用している企業の成功事例まで、「オウンドメディア」がよくわかるミエルカブログの記事をまとめました。

MIERUCA(ミエルカ) SEO&コンテンツ作成ツール- コンテンツマーケティング・オウンドメディア集客なら
MIERUCA(ミエルカ)は「改善すべきページの抽出」 「競合との差分発掘」「定期的な順位計測」「コンテンツ想起」など、WEB集客につながるシステムをクラウドで一つにまとめ ...
https://mieru-ca.com/
【無料】ヒートマップ分析ツール - MIERUCA(ミエルカ)
ミエルカヒートマップは、スマホ時代に合わせたコンテンツ改善に便利な自動キャプチャ付き ...
https://mieru-ca.com/heatmap/

著者プロフィール

写真 ミエルカ研究所 所長
ミエルカ研究所は、人工知能と言語処理の力で、「言葉」の持つ可能性を追及、研究していくための研究所です。
コンテンツマーケティングKPI管理、言語レコメンドツール「ミエルカ」を提供するFaber Companyが母体となってます。

Print Friendly