MIERUCA（ミエルカ）の使命

昨今、コンテンツを活用したマーケティング手法がブームとなっていますが、果たしてそのコンテンツ群は“おもてなしの心”をもって創られているのでしょうか？

コピーした文章を貼り付けたり、書き換えたりしただけのコンテンツ。筆者の意見もなく取材もなく、ただ検索エンジンに認識させるためだけに文字を詰め込んだ読者不在のコンテンツは、誰を幸せにするのでしょう？

ここでは、私たちがWebマーケティングツール「MIERUCA（ミエルカ）」に込めた想いをお伝えします。

答えはいつも現場にある
～創業の想い～

2005年の創業以来、私たちはWebマーケティングの課題解決に数多く関わってきました。答え（解決策）はいつも、現場にありました。

思い起こせば、当社にとって最初の仕事は、結婚相談所の比較ポータルサイト制作でした。クライアント企業様に、コンテンツ企画から取材・執筆・デザインまですべてをお任せいただいたのです。しかし机上でどんなに考えても、利用する「お客様像」が浮かびません。

結婚相談所にはどんな人たちが登録しているのか？どんな不安や悩みを抱えているのか？どのようにマッチングがなされ、どのようにお見合い相手と出会うのか？

これらに対する現実的な答えを持たなかった私は、“お客様”の立場で結婚相談所を12カ所周り、サービスを体験しました。

その結果、外から見ているだけでは到底知ることのできない貴重な情報であふれたコンテンツサイトが完成。10年以上経った今でも、クライアント企業様から感謝の言葉をいただきます。

この原体験をきっかけに、
・「現場」に足を運ぶ
・「現物」を手に取る
・「現実」をこの目で見る
という三現主義の実践を、当社では大事にしています。

コンテンツを企画制作する際、ユーザーの検索意図の調査を効率化・短縮し、より精度の高い分析結果を得ていただくための機能を、ミエルカには多数搭載しています。それはほかでもなく、より多くの時間を現場での取材に割き、ユーザーに対する “おもてなしの心”をもってコンテンツを生み出していただくためです。ミエルカをご利用の皆様が、ユーザーに寄り添い、これまでにない新しい情報、価値の高い情報を発信するサポートをしたい。私たちはそう願っております。

職人技を広くあまねくご提供するために
～もう１つの使命～

当社ではマーケッターや技能者を「職人」と呼んでいます。創業10周年を迎えた2014年、次の10年を見据えて「職人とテクノロジーの融合」というスローガンを掲げました。

職人が現場からしか知り得なかった暗黙知やノウハウをテクノロジーに落とし込むことで、Web担当者の生産性を向上させたい。私たちはそんな想いを胸に、ミエルカの開発をスタートしました。国立大学法人豊橋技術科学大学との共同研究を皮切りに、明治大学、東京大学との産学連携で機能拡充を続け、コンテンツマーケティングに取り組む多くの企業様に導入いただいております。

2016年、当社は日本企業で唯一、アメリカ・ニューヨークで開催された世界最大級のSEO＆SEMイベント『SMX EAST』に出展。ミエルカについて講演しました。この日本で生まれた“職人技”を、海の向こうまで広くあまねく提供し、Webの本質的な価値を高めたい。ミエルカはこのような使命も背負っています。

今後も進化し続けるミエルカに、どうぞご期待ください。

株式会社Faber Company 代表取締役Founder
古澤暢央