LINE WORKSのプランごとの料金や機能、選び方を紹介

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LINE WORKS(LINEワークス)は、ビジネス向けのコミュニケーションプラットフォームです。チャットやビデオ会議、カレンダー、アドレス帳などの豊富な機能を備え、従業員間の円滑なコミュニケーションや業務効率化を支援します。LINEを使用する感覚で利用できることから、「ビジネス版LINE」とも呼ばれています。

LINE WORKSは3つの料金プランから選ぶことはできますが、どのプランが自分に合っているのか、どのオプション商品が必要なのか、迷ったことはありませんか?

この記事では、そんな疑問をお持ちの方に向けて、LINE WORKSの料金プラン、オプション商品について詳しく説明します。LINE WORKSの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

LINE WORKSとは

LINE WORKSは、チャット機能、掲示板やスケジュール機能など、ビジネスに必要な機能を備えたコミュニケーションツールです。LINEのような使い勝手で親しみやすいのも特徴です。

LINE WORKSの料金プラン

LINE WORKSには、フリー、スタンダード、アドバンスト3つの料金プランがあり、ニーズに合わせて選択できます。年間契約の場合、1ユーザーあたりの月額料金は次の通りです。

フリースタンダードアドバンスト
料金0円450円800円

以下では、それぞれの料金プランについて紹介します。

基本情報

LINE WORKSの料金プランをご紹介します。利用者のニーズに合わせて、最適なプランをお選びいただけます。

スクロールできます
フリースタンダードアドバンスト
メンバー数の
上限
100人まで制限なし制限なし
共有
ストレージ
合計5GB基本容量1TB+
1メンバーにつき1GB追加
基本容量100TB+
1メンバーにつき1GB追加
トーク
(チャット機能)
掲示板
(10個まで)

(300個まで)

(300個まで)
カレンダー
タスク
アンケート
アドレス帳
(500件まで)

(10万件まで)

(10万件まで)
メール
Driveオプション商品で
対応可能

上記の表でご覧いただける通り、LINE WORKSは基本的な機能としてトーク(チャット機能)や掲示板、カレンダー、アンケートなどを提供しています。

料金プランごとの大きな違いとして挙げられるのが、メンバー数の上限です。 フリープランでは最大100人まで利用可能ですが、有料プランにアップグレードすることで人数制限なしでご利用いただけます。

また、利用可能なストレージ容量もプランによって異なります。フリープランでは「総容量が5GB」までですが、スタンダードプランでは「基本容量1TB + 1メンバーにつき1GBの追加容量」、アドバンストプランでは「基本容量100TB + 1メンバーにつき1GBの追加容量」です。

さらに、アドバンストプランではDrive機能を利用できます。Drive機能は、ストレージ(ファイル保存場所)とは異なり、高度な共有設定が可能です。Driveを使用すると、特定の人たちとファイルを共有したり、反対にアクセスを制限したりすることが可能です。また、ファイルを同時に編集できるので、チームでのプロジェクト管理や情報共有をスムーズに行うことができます。

音声/ビデオ通話/画面共有

続いて、ビデオ通話関連の機能をみていきましょう。料金プランごとの違いとしては、有料プランではグループ音声/ビデオ通話の時間制限が撤廃されています。

フリースタンダードアドバンスト
個別の音声/
ビデオ通話
制限なし制限なし制限なし
グループ音声/
ビデオ通話
60分/4人まで制限なし/
200人まで
制限なし/
200人まで
画面共有

管理/セキュリティ機能

続いて、管理とセキュリティ機能について、料金プランごとに詳しくみていきましょう。

スクロールできます
フリースタンダードアドバンスト
管理と
セキュリティ
制限あり制限なし制限なし
ドメイン使用
統計機能
監査ログの
保存期間
2週間
(ダウンロード不可)
6ヶ月間
(ダウンロード可能)
6ヶ月間
(ダウンロード可能)
モニタリング
機能
トークトーク/メール/Drive
アーカイブ
(トーク)
(オプション商品で
対応可能)
(オプション商品で
対応可能)
アーカイブ
(メール)
(オプション商品で
対応可能)
シングル
サインオン(SSO)

ドメイン使用

LINE WORKSのドメイン使用は、組織内のメンバーが特定のメールアドレスを使用できる機能です。ビジネス用のカスタムメールアドレスを簡単に設定できます。

統計機能

統計機能は、LINE WORKSの利用状況を分析するためのツールです。チームのコミュニケーション量やデータを可視化できるため、追加ストレージなど要不要などを管理できます。

監査ログ

LINE WORKSでは、監査ログとしてシステムの利用履歴を記録できます。ユーザーアクティビティやファイルアクセスなどを追跡でき、不正アクセスの検出などセキュリティ向上に役立ちます。

モニタリング

モニタリング機能は、リアルタイムでLINE WORKSのメールやトーク内容を監視するツールです。組織のコンプライアンス・ポリシーに違反するようなやり取りを検知します。

シングルサインオン

LINE WORKSではシングルサインオン(SSO)を利用可能です。SSOはセキュリティを向上させるための認証方法の一つです。ユーザーは1つの認証情報で複数のサービスにアクセスでき、パスワードの管理が簡便化されます。

LINE WORKSオプション商品の料金

LINE WORKSでは、利用ニーズに合わせてより快適にサービスを利用するための、オプション商品(機能)の追加が可能です。

オプション商品は、有料版であるスタンダードプランとアドバンストプランのユーザー全員が利用できます。ただし、特定のメンバーだけに適用することはできません。

以下、オプション商品の種類は以下のとおりです。

  • Drive:¥100 / 1ユーザー/月 (年額契約)
  • アーカイブ(トーク): ¥300 / 1ユーザー/月 (年額契約
  • アーカイブ(メール):¥300 / 1ユーザー/月 (年額契約)
  • 追加ストレージ:追加分課金(1TB:12,000円/月~100TB:984,000円/月)
  • アドレス帳登録数拡張:追加分課金(250,000件まで:40,000円/月~5,000,000件まで:250,000円/月)

LINE WORKSの料金に関するよくある質問

ここまで料金プランごとの特徴をご説明してきましたが、「プランごとの特徴は分かったけど・・・どのプランにすれば良いか迷っている。」「もう詳しく少し知りたい!」という方に向けて、よくあるご質問を紹介します。

フリープランか有料プラン、どちらがいいですか?

フリープランには月額0円という魅力がありますが、メンバーの上限数が最大100人です。そのため、大人数での利用を考える場合には有料プランがおすすめです。人数制限の解消以外にも、有料プランは以下のように多くのメリットがあります。

  • 共有ストレージの増加:有料プランでは、より大容量の共有ストレージが提供されます。ファイルの保存や共有に便利です。
  • 音声通話とビデオ通話の効率化:有料プランでは、時間制限なく200名までのグループでの音声通話とビデオ通話が可能です。
  • 外部連絡先の登録数増加:有料プランでは、顧客や取引先などの外部連絡先を10万件まで登録することが可能ですので、ビジネス拡大にも対応できます。
  • セキュリティの向上:有料プランではセキュリティ機能が強化されており、組織のデータとコミュニケーションの安全性が確保されます。

スタンダードとアドバンストで迷っています。どちらがおすすめですか?

LINE WORKSでは2022年4月に料金プランが大幅に変更され、スタンダードプランに必要な機能が集約されました。この変更により、スタンダードプランが多くのニーズに対応できるようになったため、プランの選択に迷う場合はスタンダードプランを選ぶことをおすすめします。

スタンダードプランに含まれる基本的な機能を利用しながら、必要に応じてオプションを追加することで、プランのアップグレードの手間も省けます。

必要な時にすぐアップグレードできますか?

LINE WORKSのアップグレードは、管理者画面から簡単に行うことが可能です。大幅にメンバー数が増加するなど、新しいプランが必要になった場合にもすぐに対応できます。

ただし、アップグレード後の取り消しや、下位プランへのダウングレードはできませんので注意が必要です。したがって、アップグレードを行う前に、組織のニーズを十分に検討し、プランの選択を慎重に行うことが重要です。

LINE WORKSの音声ㆍビデオ通話には料金がかかりますか?

LINE WORKSの音声ㆍビデオ通話機能は、異なるキャリア間や海外からの利用も含め、無料で利用できます。

ただし、通話に使用されるデータ通信に関しては、利用者の通信プランやキャリアによって料金が発生する場合があります。そのため、定額無制限などの固定料金プランでの利用が推奨されています。データ通信料金やプランなどの詳細内容は、契約中の通信会社へ相談してください。

まとめ

LINE WORKSの機能や料金について詳しく紹介しました。LINE WORKSは、3つの料金プランが設定されており、オプション商品を追加することでニーズに合わせて機能をカスタマイズできます。

組織・チームのコミュニケーションツールをお探しの方は、ぜひLINE WORKSの導入を検討してみてください。

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