【導入事例あり】マネーフォワード クラウド勤怠の特徴・料金・口コミ評判を解説

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マネーフォワード クラウド勤怠は、クラウド型の勤怠管理システムです。マネーフォワード社の他の製品と高い互換性を持っているため、業種や企業の規模に関係なく、多くの企業で導入されています。

本記事では、マネーフォワード クラウド勤怠の主な機能、料金体系、他社サービスとの比較、ユーザーからの口コミや導入事例を詳しく解説します。(2024年11月時点での情報です。)

目次

マネーフォワード クラウド勤怠とは?

出典: マネーフォワード クラウド勤怠

マネーフォワード クラウド勤怠は、クラウド型の勤怠管理システムです。出退勤の打刻から働き方改革への対応まで、勤怠管理に関するあらゆる業務の効率化が可能です。

さらに、マネーフォワード社の他のサービスと連携することで、勤怠管理にとどまらず、バックオフィス全体の業務を最適化できます。

マネーフォワード クラウド勤怠の機能

マネーフォワード クラウド勤怠には、主に以下のような機能が搭載されています。

機能概要
日次勤怠・日付ごとに打刻の追加や編集ができる
・打刻や勤務パターンの一括編集も可能
勤怠確認・勤怠状況をリアルタイムで確認できる
・労働時間や遅刻回数と行った項目ごとの集計も可能
拠点別打刻集計・複数拠点で労働時間の管理や集計ができる
勤怠項目・企業独自の勤怠項目などを任意で作成できる
アラート通知・任意で設定した基準を超えた場合にメールやメッセージツールで通知を送れる
有給休暇の自動付与・事前にパターンを作成し、自動で有給休暇を付与できる
有給休暇管理・有給休暇の付与予定日や取得状況を一覧で確認できる
ワークフロー・各種申請をまとめて実施できる
・一覧表示や申請の検索も可能
異動予約・役職や部署が変わる従業員の異動内容を事前に入力しておくことで、指定日に自動で異動内容を反映できる
シフト管理・勤務パターンの作成や勤務時間などを柔軟に登録できる
・管理画面で変更した内容は、自動で勤怠集計画面に反映される
各種サービス連携・マネーフォワード社の別サービスや、他社の人事労務関連サービスと連携できる
操作権限設定・打刻の編集権限を従業員ごとに設定できる
インポート・従業員情報や勤怠情報を一括インポートできる
エクスポート・集計された勤怠データをCSVファイルで出力できる
・出力したデータを給与計算ソフトに取り込むことも可能

このように、マネーフォワード クラウド勤怠の機能は多岐にわたります。勤怠管理に必要な基本機能だけでなく、他のサービスとの連携や独自の細やかな機能が特徴的です。

マネーフォワード クラウド勤怠の特徴

マネーフォワード クラウド勤怠の特徴は以下のとおりです。

  • 操作が簡単
  • カスタマイズ性が高い
  • 他システムと連携しやすい
  • サポートが充実している

それぞれ解説します。

操作が簡単

マネーフォワード クラウド勤怠は、シンプルで使いやすい画面を採用しているのが特徴です。ITツールに不慣れな方でも簡単に操作できます。

毎日利用する勤怠管理システムは、操作のしやすさが重要です。なぜなら、操作性が良いことで、システムが定着しやすくなるからです。

複雑な操作画面の場合、たとえ便利な機能が多数搭載されていても、従業員が使いこなせず、システムが形骸化してしまう可能性があります。

マネーフォワード クラウド勤怠は、直感的に操作できるため、導入後の定着率が高く、業務の効率化に大いに貢献します。

カスタマイズ性が高い

マネーフォワードクラウド勤怠は、企業独自の勤怠ルールに合わせてシステムをカスタマイズできるのが魅力です。

例えば、従業員の雇用形態や勤務時間などは企業によって異なります。自社の都合に合わせてシステムを活用する場合、システム導入時や、勤務時間の集計時に多くの手間がかかってしまうでしょう。

マネーフォワード クラウド勤怠は、正社員に限らず、パート・アルバイトなどの雇用形態にも対応可能です。また、フレックスタイム制のような、企業独自の勤務体系にも柔軟に対応できます。導入時や勤務時間の集計時にかかる手間を大幅に削減し、よりスムーズに運用できるようになります。

他システムと連携しやすい

マネーフォワード クラウド勤怠は、他ツールとも容易に連携できます。例えば、人事労務領域では、同社の以下サービスと連携が可能です。

  • マネーフォワード クラウド給与
  • マネーフォワード クラウド人事管理
  • マネーフォワード クラウド社会保険
  • マネーフォワード クラウド年末調整
  • マネーフォワード クラウドマイナンバー

また、同社のサービスに限らず、以下のような他社サービスとも連携できます。

  • KING OF TIME
  • SmartHR
  • ジョブカン勤怠管理
  • オフィスステーション
  • Touch On Time
  • カオナビ
  • AKASHI
  • Payme

これらの他ツールと連携することで、勤怠管理だけでなく、関連する多くの業務の効率化が可能です。すでに他のツールを利用している場合は、データを連携することでスムーズに導入を開始できます​。

サポートが充実している

マネーフォワード クラウド勤怠は、充実したサポート体制も魅力です。チャットやメール、サポートサイトなど、多様な手法でシステム利用における課題解決のサポートをしています。

サポートの満足度は96.6%(※2023年11月時点 マネーフォワード社調べ)と高い数値になっており、ユーザーにとって大きな安心感を提供していることが分かります。
(出典:勤怠管理システム – マネーフォワード クラウド勤怠

同サービスのサポートを活用することで、初めてのシステム利用で慣れていない方でも、安心して導入・運用が可能です。

マネーフォワード クラウド勤怠の良い評判・口コミ

マネーフォワード クラウドは、操作性やカスタマイズ性、サポート体制に優れたツールであることを解説しました。それでは、実際に利用しているユーザーからはどのような評価を受けているのでしょうか。

ここでは、実際の口コミを元に、マネーフォワード クラウド勤怠の良い評判を紹介します。

操作しやすい

マネーフォワード クラウド勤怠には、操作性に関する良い口コミが多く見受けられました。

例えば、出勤・退勤ボタンは押しやすいうえにレスポンスが早く、スムーズに打刻ができるというメリットが挙げられています。

操作性の優れたマネーフォワード クラウド勤怠は、ITツールの利用に慣れていない方でも安心して利用できるでしょう。

スマホでも打刻ができる

マネーフォワード クラウド勤怠は、パソコンだけでなくスマホでも打刻できる点が便利だという口コミが多く見られます。

スマホを活用すれば、場所を問わず打刻ができるため、外回りの多い営業職やリモートワーク中の人であっても問題なく活用できます。

他ツールとの連携が容易

マネーフォワード クラウド勤怠は、人事労務や会計関連のソフトとスムーズに連携できる点が多くのユーザーから高く評価されています。

特に、人事労務の担当者は、勤怠管理以外にも多くの付随業務を抱えているため、関連するソフトを連携させることで業務の効率化が実現できます​。

さらに、マネーフォワード クラウド勤怠は、同社のサービスだけでなく、他社のツールとも容易に連携可能です。このため、すでに他社のツールを利用している企業でも、スムーズにシステムを切り替えられるため便利です。

マネーフォワード クラウド勤怠の悪い評判・口コミ

一方で、マネーフォワード クラウド勤怠には、芳しくない口コミも一部あるようです。事前に確認しておき、導入時にギャップを感じることがないようにしましょう。

押し間違えをしやすい

マネーフォワード クラウド勤怠では、打刻時にタイムラグが発生し、勤怠が二重に登録されるという口コミが見受けられます。このため、打刻修正に手間がかかり、使いにくいと感じるユーザーもいるようです​。

ただし、タイムラグの原因はしばしば通信環境に関連しているため、電波の良い場所で利用することをおすすめします。適切な環境で使用することで、打刻のタイムラグを減少させ、スムーズに勤怠管理が行えるでしょう。

アプリ版がない

マネーフォワード クラウド勤怠には、スマホアプリがないという口コミが寄せられていました。

​​他社ツールでは専用アプリが用意されている場合もありますが、マネーフォワード クラウド勤怠にアプリ版はありません。(※2024年10月時点)

しかし、ブラウザ版にはスマホでもログインできる機能があるため、スマホで打刻を行いたい場合でも問題なく活用できます。ユーザーは、スマホのブラウザを通じてログインし、打刻や勤怠管理を行うことができるため、利便性は保たれているといえるでしょう。

マネーフォワード クラウド勤怠の料金

マネーフォワード クラウド勤怠は、各プランの基本料金に加え、従量課金やオプション料金が発生する料金体系となっています。

プラン毎の料金は以下のとおりです。

スモールビジネスビジネスなし
主な利用企業の属性小規模事業者中小企業IPO準備・中堅〜上場企業
年額プランの基本料金(税抜)¥2,980/月¥4,980/月都度見積もり
月額プランの基本料金(税抜)¥3,980/月¥5,980/月都度見積もり
利用可能な人数3名まで
※4名以上の場合はビジネスプランの契約が必須
6名
※6名目以降は300円/名(税抜)で利用可能
都度見積もり
※価格は税抜き

上記のように、個人・中小企業・大企業向けなど、企業規模に合わせて最適なプランを選択できるのが魅力です。また、従量課金制であるため、利用人数分以上の料金は発生しません。

また、マネーフォワード クラウド勤怠では、1ヶ月の無料トライアルを実施しています。まずはお試しで導入し、使用感を確認するのがおすすめです。

マネーフォワード クラウド勤怠の導入事例

ここでは、マネーフォワード クラウド勤怠の導入事例として、以下の3社を紹介します。

  • メーカーズシャツ鎌倉株式会社
  • 株式会社進行設計
  • 株式会社グラッドキューブ

いずれも、バックオフィス業務の効率化に大きく寄与した事例であるため、ぜひ参考にしてください。

メーカーズシャツ鎌倉株式会社

メーカーズシャツ鎌倉株式会社は、高品質シャツの専門店を23店舗展開する企業です。

従来、同社では紙のタイムカードを使用して手作業で勤怠を管理していました。そのため、勤怠集計に多くの手間がかかり、特に給与計算期間中には残業や休日出勤が常態化している状況でした​。

この問題を解決するため、マネーフォワード クラウド勤怠を導入し、ペーパーレス化に踏み切りました。導入後、残業時間が10%削減され、経理の締め日を月末から22日に前倒しすることができるようになったとのことです​。

出典:クラウド勤怠で業務効率がアップし、残業時間を大幅に削減できました – 「マネーフォワード クラウド勤怠」導入事例

株式会社進行設計

株式会社進行設計は、超高層ビルなどの構造設計を手がける企業です。

同社では、タイムレコーダーでの勤怠管理における打刻忘れや、外回りをする社員の打刻修正に手間がかかっていました。

これらの課題を解決するために、マネーフォワード クラウド勤怠を導入し、勤怠管理業務の効率化を試みます。

その結果、勤怠管理業務の効率が大幅に向上し、従来は3日かかっていた作業が1日で終了するようになりました。また、コロナ禍に見舞われた際にも、スムーズにリモートワークへの移行が実現できたとのことです​。

出典:クラウド勤怠導入で業務効率化だけでなく、新しい働き方まで実現しました – 「マネーフォワード クラウド勤怠」導入事例

株式会社グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブは、デジタルマーケティングサービスを展開する大阪発のITベンチャー企業です。

同社では、他社の勤怠管理ツールを利用していたものの、一部手作業が発生するため、別ツールへのリプレイスを検討していました。

そこで、シンプルで分かりやすいUIが特徴のマネーフォワード クラウド勤怠に着目し、リプレイスを実施します。その結果、現場から「分かりやすい」と好評を得られたことに加え、バックオフィス業務の負担を削減させることができました。

出典:マネーフォワード クラウド勤怠に乗り換え、大幅な負担減に成功 – 「マネーフォワード クラウド勤怠」導入事例

マネーフォワード クラウド勤怠を活用し、日々の勤怠管理業務を効率化させよう! 

マネーフォワード クラウド勤怠は、高い操作性やカスタマイズ性、充実したサポート体制が特徴の勤怠管理システムです。

特に、マネーフォワード社のサービスや他の多くのサービスとの連携が可能で、勤怠管理だけでなく関連する業務全体を効率化することができます。

勤怠管理やバックオフィス周りの業務に負担を感じている企業は、マネーフォワード クラウド勤怠の導入を検討してみる価値があります

興味のある方は、ぜひ無料トライアルを試してみてはいかがでしょうか。

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