Google Workspaceのプランを変更する方法を紹介

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Google Workspaceは、Googleが提供するクラウドベースのグループウェアです。

Google Workspaceの支払いプランには「フレキシブルプラン」と「年間/定期プラン」の2種類があり、契約後もプラン変更が可能です。またGoogle Workspaceにはサービスプランを表す4種類の「エディション」があり、こちらも契約後に変更できます。

この記事では、Google Workspaceの支払いプランやエディションを変更する方法、プラン変更によくある質問を解説しています。契約後の変更をご検討の際は、ぜひ参考にしてください。

目次

Google Workspaceの支払いプランを変更する方法

まずはGoogle Workspaceの支払いプランを変更する方法から見ていきましょう。

2種類の支払いプラン

Google Workspaceの支払いプランには、「フレキシブルプラン」と「年間/定期プラン」の2種類があります。

「フレキシブルプラン」は、アカウント数に応じた利用料金を月ごとに支払うプランです。アカウントを柔軟に削除、追加でき、月ごとのアカウント数に対して請求されます。アカウントを削除しても解約料は発生しないため、ユーザー数を自由に増減できる点がメリットです。

対する「年間/定期プラン」は、年単位の利用を前提としたプランです。料金は購入したライセンス数によって設定されます。ユーザー数が増加した場合はライセンスを追加購入することになり、月額料金は増加します。ただしユーザー数が減った場合でも、ライセンス数の削減は契約期間の終了時にしか変更できません。契約の更新前に解約した場合は、残契約分の料金を「契約キャンセル料」として支払う必要があります。

4つのエディションごとの各料金は次のとおりです。1ユーザーあたりの料金は、「フレキシブルプラン」の方が高く設定されていることがわかります。

スクロールできます
Business
Starter
Business
Standard
Business
Plus
Enterprise
フレキシブル
プラン
¥816¥1,632¥2,448要問合せ
年間/定期
プラン
¥680¥1,360¥2,040要問合せ

※1ユーザーあたりの月額料金

どちらのプランが良いかどうかは、利用用途や人数によって異なるため自社のニーズに合わせて選択しましょう。

支払いプランを年払いから月払いへ変更する方法

支払いプランの変更は、Google管理コンソールから切り替え可能です。ただし代理店経由で契約した場合には、代理店に問い合わせる必要があります。

以下では「年間/定期プラン」から「フレキシブルプラン」へ変更する手順を解説します。

  1. Google管理コンソールに管理者アカウントでログイン
  2. メニューから「お支払い」「サブスクリプション」を選択
  3. 「プランの更新」にアクセスし、更新日を確認
  4. 「更新設定の変更」から「フレキシブルプランに切り替える」を選択

「年間/定期プラン」を利用している場合、次回の更新日に「フレキシブルプラン」への変更が有効となります。ここで紹介した手順を踏んでもすぐに反映されず、年間契約の残存期間分の料金は支払う必要がある点に注意しましょう。

Google Workspaceのプラン(エディション)を変更する方法

Google Workspaceでは、さまざまなプラン(エディション)が提供されており、いつでも変更可能です。ここでは、Google Workspaceが提供する4つのエディションと、変更方法を紹介します。

4種類のプラン(エディション)

スクロールできます
Business
Starter
Business
Standard
Business
Plus
Enterprise
料金(1ユーザー
あたり)
¥680¥1,360¥2,040要問合せ
ストレージ容量30GB2TB5TB5TB
(追加可能)
ビデオ会議の
参加人数
〜100人〜150人〜500人〜1000人
ノイズキャンセル×
カレンダー
スケジュールの
予約ページ
×
広告なし
Gmail利用

※年間/定期プランの料金

Google Workspaceには「Business Starter」「Business Standard」「Business Plus」「Enterprise」の4つのプラン(エディション)があります。以下の表では、各プラン(エディション)のおすすめのケースを紹介します。

エディションおすすめのケース
Business
Starter
利用するユーザー数が300以下
ビジネス向けの独自ドメインが必要
大容量ファイルをあまり使用しない
Business
Standard
利用するユーザー数が300以下
検索機能(Cloud Search)を導入したい
ビデオ会議を録画してドライブに保存したい
Business
Plus
利用するユーザー数が300以下
ビデオ会議を録画してドライブに保存したい
高度なセキュリティを導入したい
Enterprise利用するユーザー数が300以上
高度なセキュリティを導入したい
大容量のクラウドストレージを使いたい

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プラン(エディション)を変更する方法

続いて、Google Workspaceのプラン(エディション)を変更する方法を紹介します。代理店経由で契約した場合は、代理店に問い合わせて変更の手続きを取ってもらいましょう。

【Google Workspaceプラン(エディション)の変更方法】

  1. Google管理コンソールに管理者アカウントでログイン
  2. 「お支払い」から「その他のサービスを利用する」を選択
  3. 変更したいエディションの横に表示された「切り替える」をクリック

プラン(エディション)をダウングレードする場合、「年間/定期プラン」では切り替えができません。「Google Workspaceの支払いプランを変更する方法」で解説した手順で「フレキシブルプラン」に変更してから、ダウングレードする必要があります。

プラン(エディション)のダウングレードについて、次の注意点があります。

  • 一部の機能が使えなくなるケースがある
  • 一部のユーザーのみエディションを変更することはできない

ダウングレードした場合、一部の機能が使えなくなることもあります。51日以内に再度アップグレードすると利用可能になるため、必要に応じて切り替えましょう。

また基本的に一部のユーザーのみプラン(エディション)を変更することはできません。変更はすべてのユーザーに適用されることを覚えておきましょう。

Google Workspaceのプラン変更に関するよくある質問

次に、Google Workspaceのプラン変更に関するよくある質問と回答を紹介します。

「フレキシブルプラン」と「年間/定期プラン」のメリット・デメリットを教えてください

Google Workspaceの「フレキシブルプラン」と「年間/定期プラン」のメリット・デメリットを、以下の表で見てみましょう。

メリットデメリット
フレキシブル
プラン
ユーザーアカウント数をいつでも追加、削除可能
いつでも解約でき、解約金は発生しない
年間/定期プランに比べて料金が割高
請求書が毎月届くため、毎月経理作業をしなければならない手間がある
年間/定期
プラン
フレキシブルプランより料金が割安
請求書の処理は年に1回だけであるため、管理に手間がかからない
契約途中の返金がない(解約した場合、残額を支払う)
契約更新までライセンス数を減らせない
1年分のプラン料金を前払いする必要がある

Google Workspaceを安く利用するにはどの支払いプランが良いですか?

どの支払いプランが安くなるかは、組織の規模やユーザー数の変動、どのエディションを選択するかなど、さまざまな要素を含めて考える必要があります。

以下の表ではプランごとのおすすめの企業を紹介しているので、プラン選びの参考にしてみてください。

フレキシブルプランがおすすめの企業年間/定期プランがおすすめの企業
【ユーザー数の変動がある企業】
シーズンごとに従業員数が変動する場合、フレキシブルプランなら特定の期間だけ追加ユーザー分の料金を支払い、繁忙期が終わるとライセンス数を削除できる
【規模が拡大中で、従業員数が多い企業】
フレキシブルプランより安く利用でき、ユーザー数の増加に応じてライセンスを追加できる。ユーザー数の削除は更新時しかできないため、成長中の企業におすすめ

自社契約または代理店経由の契約では、どちらが安く利用できますか?

Google Workspaceに契約する際、公式サイトから直接申し込むよりも、代理店経由で契約する方が安くなるケースもあります。代理店によっては、「公式料金から10%割引」といったキャンペーンが提供されているからです。

代理店で契約すると、導入支援や移行計画のアドバイスがもらえるなど、サポート内容が充実している点もメリットです。ただし追加でサポート料金が必要になる場合もあるので、代理店に事前確認することをおすすめします。

まとめ

今回はGoogle Workspaceが提供するプランや変更方法について詳しく解説しました。

Google Workspaceの支払いプランを選ぶ際には、利用目的や組織の規模、エディションの費用などを考慮した上で選択することが大切です。ユーザー数の変動が多い組織には「フレキシブルプラン」を、規模が大きく拡大の見込みがある組織には「年間/定期プラン」がおすすめです。

またGoogle Workspaceの公式サイトだけでなく代理店の情報もチェックし、自社にとってベストな契約方法を選びましょう。

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