勤怠管理システムおすすめ20選を徹底比較!無料で使えるツールも紹介

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勤怠管理業務の効率化を推進するうえで、欠かせないのが勤怠管理システムです。近年は多様な勤怠管理システムが各社からリリースされており、どのサービスを選べば良いのかわからないと悩んでいる方もいるかもしれません。

製品導入を進めるうえでは、主要な製品の機能について理解を深めつつ、自社に必要な勤怠管理システムはどのようなものであるかを把握しておくことが大切です。

この記事ではこれから勤怠管理システムを導入する方に向けて、優先的に導入を検討したいシステムを、導入目的別に紹介します。

勤怠管理システムの選び方や、無料で導入可能なシステムについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

2024年最新・勤怠管理システム厳選8社比較表 

目次

勤怠管理システムとは

勤怠管理システムは、出勤や退勤、休憩時間などの打刻を効率的に管理できるサービスです。日々の打刻作業を効率化できるだけでなく、打刻データが自動でシステムに記録されるため、管理者の業務負担削減につながります。

勤怠管理業務には、定期的な集計作業や有給日数の管理、シフトの作成など、担当者の負担が大きい作業労働が数多くあります。

自社に適した勤怠管理システムを導入することで、これらの作業負担をまとめて解消できます。管理者の生産性向上や残業の削減などにつながることもメリットの一つです

またクラウド型の勤怠管理システムでは、ネット環境さえあればオフィス以外の場所でも打刻やシフト申請などが行えます。このことで、企業のリモートワーク・フレックスタイム制導入促進、有給取得の促進などにも貢献します。

さらに勤怠管理業務をシステム化することでペーパーレス化され、紙や印刷費用が削減されたり、業務効率がアップすることで人件費が削減されたりなど、費用面でのメリットも大きいです。

前提|企業規模や業種によって選ぶべき勤怠管理システムは異なる

勤怠管理システムはとにかく種類が多いです。自社の環境や必要に応じてある程度製品を絞り込んだうえで、サービスを選定することをおすすめします。

まずは企業規模・業種ごとに大別される以下3つのタイプから、自社に該当するものを選びましょう。

企業規模・業種ごとの3つのタイプ

これら3つのタイプを知っておくことで、比較すべき勤怠管理システムを絞り込むことができ、製品を選びやすくなります。

中小企業にはシンプルな機能のシステムがおすすめ

従業員数が数百人以下の中小企業の場合、搭載機能がシンプルにまとめられている勤怠管理システムの導入がおすすめです。

中小企業は大企業に比べて事業や拠点数が少なく、就業規則が複雑ではありません。そのため、スタンダードな機能さえ使用できれば十分に勤怠管理業務を効率化できるでしょう。

スタンダードな機能に絞って勤怠管理システムを導入する場合、比較的導入・運用コストを安価に抑えられるのもメリットの一つです。

高度な機能を導入する場合、オプション料金が発生したり、ツールの使い方を覚えるのに時間がかかったりすることから、コストパフォーマンスが悪化する恐れがあります。

シンプルな機能の勤怠管理システムの導入は、これまでデジタルツールを活用してこなかった企業でも安心して導入できます。操作を覚えるのが簡単なので、導入早々から現場で高い利便性を発揮してくれるはずです。

大企業にはカスタマイズ性の高いシステムがおすすめ

大企業で新たに勤怠管理システムを導入する場合、すでに導入している勤怠管理システムからの移行というケースが多いかと思います。

その際ポイントとなるのは、これまで使っていた勤怠管理システムでは得られなかった機能の実装や、これまで不便を感じていた部分の穴埋めとなる製品の導入です。

そのため、大企業ではできるだけ自社のニーズに細かく応えられる、カスタマイズ性に優れた勤怠管理システムを導入すると良いでしょう。

現場の問題解決に直結する、柔軟性に優れたシステムの導入によって、導入効果を早期に実感することが期待できます。複雑な就業規則を採用している場合も、このようなカスタマイズ性が高く多機能なシステムであれば、導入効果を最大限発揮してくれるでしょう。

特殊な事情がある業界は業界特化のシステムがおすすめ

多くの拠点を有していたり、接客サービスを主体とする事業形態であったりする場合は、自社の業界に特化した勤怠管理システムの導入がおすすめです。

近年は多くの勤怠管理システムが登場していますが、中には特定の業界ニーズに特化した製品も複数存在します。自社の業界で強みを発揮する製品や、豊富な業界実績のある製品を導入することで、高い導入効果を期待できます。

業界特化の勤怠管理システムは、ICカードや生体認証などの特殊な打刻方式に特化しているのが特徴です。

また、夜勤を踏まえたシフトの自動作成機能を備えていたりなど、痒いところに手が届く機能が豊富です。これらの製品を活用すれば業務の抜本的な課題解決を進められます。

勤怠管理システム比較用チェックリスト10項目

勤怠管理システムの導入を検討する際、以下の表を参考にしながら自社に適したサービスを探してみましょう。

1.クラウド型かオンプレミス型か?クラウド型は初期費用が安く導入も簡単。オンプレミスは自社特化のカスタマイズがしやすい。
2. 打刻機能の使用感は?打刻機能が自社にとって使いやすいものであるのがベスト。スマホ打刻やICカード打刻など、複数機能を確認。
3. 必要な集計機能は備わっている?自社の就業規則と相性の良い自動集計機能の有無は要確認。
4. 操作画面の見やすさは?操作画面が見やすい・使いやすいほど現場での導入はスムーズに。
5. 申請機能は必要?不要?有給申請など、自社のルールに応じて各種申請機能の有無を確認する。
6. シフト作成機能は使える?自動シフト作成機能があると大幅に管理者の工数は削減できる。
7. 予算内で導入できる?費用対効果を最大化するには、予算内のシステム導入を心がける。
8. サポート体制は?電話対応やメール対応、導入前後の支援の有無を必要に応じて確保する。
9. 他製品との連携は可能?導入済み、導入予定のツールと連携できる勤怠管理システムが便利。
10. 法改正に対応している?自動で法改正に対応できるシステムなら負担やミスの削減につながる。

それぞれ詳しく見ていきます。

1. 提供方法はクラウド型・オンプレミス型のどちらが良いか

システム選びの際、まず確認したいのはクラウド型かオンプレミス型かどちらの勤怠管理システムが良いかという点です。現在はクラウド型のサービスが主流になりつつあります。

クラウド型の勤怠管理システムは、自社でサーバーを保有する必要がなくインターネット環境で手軽に導入・運用できる製品です。初期費用を安く抑えられるのに加え、インターネットが接続できる場所ならどこでもシステムを使えるので、多様な働き方の促進につながります。

ただし自社特化のカスタマイズを行うことが難しかったり、オフライン環境では利用機能が制限されたりする点には注意が必要です。

一方のオンプレミス型勤怠管理システムは、自社に専用のサーバーやパッケージソフトを保有して導入するタイプの製品です。高度なカスタマイズが行いやすく、独自性の高い就業形態や事業を営んでいる場合はこちらの導入も検討してみましょう。

その反面、自社のITリソースを確保する必要があるため、クラウド型に比べて初期費用は高くなりやすいです。セキュリティ対策や最新版へのアップデートが自社運用となるため、運用の負担がかかるデメリットもあります。

▼オンプレミス型とクラウド型の比較

種類メリットデメリット
クラウド型・インターネット環境があれば導入・運用できる
・初期費用を安く抑えられる
・カスタマイズ性に劣る
・オフライン環境では利用制限がある
オンプレミス型・カスタマイズ性が高い
・オフライン環境でも使用できる
・初期費用が比較的高価
・運用の負担がかかる

2. 打刻機能の操作性はどうか

打刻機能の操作性は、勤怠管理システムにおいて非常に重要なポイントです。

打刻機能が使いづらいと感じる製品を導入すると、打刻ミスや打刻忘れが頻発してしまい適切な勤怠管理が行えなくなるからです。使いやすい打刻機能の有無を確認する上では、まず自社の働き方を振り返ってみることをおすすめします。

例えばリモートワークの導入を推進している場合、スマホやPCから打刻ができる機能を備えたシステムなら使い勝手が良いでしょう。

オフィスや店舗に出勤する場合、交通系ICカードで打刻ができる勤怠管理システムを導入すると、手軽かつ交通費計算の手間の削減にもつながります。

3. 必要な集計機能が備わっているか

労働時間や休憩時間などの基本的な集計業務は、勤怠管理システムなら自動で計算してくれます。ポイントとしては自動集計機能の使いやすさや、自社の就業形態に合わせて細かく集計を行えるかどうかです。

特にシフト制などを導入していて、従業員がいつどれくらい働いているのかが感覚的にわかりづらい現場では、勤怠管理が煩雑化しやすいです。このような場合も、環境に対応した勤怠管理システムを導入すれば大いに活躍するでしょう。

また、有給残日数や残業時間の計算についても正確に行える勤怠管理システムを選ぶのがポイントです。これらは従業員の負担を分散するうえで重要で、労働基準法などによって厳しく管理することが求められているため、コンプライアンス違反の回避につながります。

4. 操作画面は見やすいか

操作画面の見やすさは企業によって異なるため、本格導入の前に勤怠管理システムの操作性を確認する時間を設けましょう。操作性に優れた勤怠管理システムの導入は、速やかな勤怠管理システムの活用を実現するうえで欠かせないポイントです。

機能性に富んでいるシステムはその分使いこなすのが困難な場合があります。高度なシステムを使いこなすには高度なITリテラシーが求められるため、従業員の能力に見合ったシステム選びもポイントの一つです。

特にこれまでデジタルツールをあまり活用してこなかった現場では、多機能なシステムは相性が悪いといえます。初めてのツール導入の場合、機能がシンプルで画面が直感的に設計されたものを選ぶことが大切です。

5. 申請機能は必要か

勤怠管理システムには、休暇申請などの各種申請手続きをまとめて実施できる製品も存在します。

申請手続きをシステム上で行えると、対面での手続きが必要ないため手間がかからず、ペーパーレスを後押しできるのがポイントです。申請機能があると便利なのは確かですが、一方で少人数の組織には不必要な可能性もあります。

大規模な組織なら申請機能があると便利ですが、数人の従業員を抱えているだけなら対面の方が迅速な場合もあります。予算の都合も踏まえて、費用対効果が最も高くなる方法を選べるのが理想です。

6. シフト作成機能が必要か

シフト作成は、これまで従業員に自身の都合を申請してもらい、それを参考にしながら管理者が手動で作成するというのが一般的でした。

勤怠管理システムを導入すると、これらの手続きをほぼすべてシステム上で自動化できます。シフト申請機能を使えば従業員が手元のスマホやPCから希望のシフトを送信し、送信内容を元にシステムが自動でシフトを組み上げてくれるというものです。

シフト作成は、勤怠管理者の業務の中で特に負担が大きい業務とされ、残業発生の要因となっていました。シフト作成業務が発生する場合、必ず自動作成機能が搭載可能な勤怠管理システムを選びましょう。

7. 費用は予算内に収まるか

勤怠管理システムは便利な機能が揃うため積極的に導入を検討したいサービスです。ただし、十分な費用対効果が得られるかの視点も外せません。

どれだけ便利なシステムであっても、導入コストがあまりに大きくなってしまうと、そのコストを回収するために多大な時間を必要とします。比較的短期間でリターンが得られるシステムとなるよう、キャッシュフローを予測したうえでシステム選びを実施することが大切です。

最近では小規模事業者向けに安価で使えるサービスや、無料で利用できる勤怠管理システムも存在します。予算と機能を天秤にかけながら、最適な製品選びに時間をかけましょう。

8. サポート体制が整っているか

勤怠管理システムの導入前後で、どれくらいのサポートが受けられるかも検討事項の一つとなります。

勤怠管理システムの導入が初めての場合、どのように導入を進めていくのかが不透明なことがあるでしょう。また、どうやって機能を使えば良いのかがわからず、パフォーマンスが遅々として上がらないということもあります。

そこで充実のサポート体制が整った製品を選ぶと、導入前後に電話やメール、チャットなどでサポートを受けられるので、スムーズかつ少ない負担で導入できます。

サポートの内容は、基本的に提供事業者によって異なります。自社のシステム導入に自信がない場合は、サポートが充実している事業者の製品を導入するという選び方も良いでしょう。

9. 他のサービスと連携できるか

勤怠管理システムは単体での運用も効果的ですが、可能であれば他の製品との連携ができるものを選ぶことで相乗効果を発揮します。人事労務関連のシステムを勤怠管理システムとは別途運用している場合、データの流し込みができるかなどの互換性を確認しておくと便利です。

せっかく導入したシステムが互換性を持っていないと、効率良くDX化を進められなくなることもあります。見落としがちですが、システム間の相性にも注意を払うことをおすすめします。

最近では勤怠管理システムの提供事業者が、互換性を有した関連業務向けのシステムを別途展開しているケースも増えています。包括的なDX化を検討している場合、姉妹製品のバリエーションが豊富なものを選ぶのも良いでしょう。

10. 法改正に対応しているか

労働基準法の改正や働き方改革法案の施行がきっかけで、勤怠管理システム導入を検討し始めた企業は少なくないでしょう。法改正は今後も不定期に行われる可能性があり、その度に勤怠管理システムを刷新するというのは、手間がかかります。

勤怠管理システムを選ぶ際には、法改正が行われたときに新たな法律に対応できるよう自動でアップデートされ、管理者が手動で仕組みを変更する必要のない製品を優先的に選ぶと良いです。

法改正へ柔軟に対応できるシステムがあれば、法令違反のリスクを回避できますし、従業員の働きやすい環境づくりを後押しできるでしょう。

中小企業におすすめの勤怠管理システム5選

中小企業での運用を検討している場合、以下の5つの勤怠管理システムから導入製品を検討してみましょう。選定をスムーズに進められるよう、特徴を以下の表でまとめました。

スクロールできます
提供形態打刻機能集計機能操作画面申請機能シフト作成機能費用目安サポート連携機能法改正対応
KING OF TIMEクラウドICカードや静脈認証など豊富搭載。帳票出力に対応直感性の高い操作性有給取得申請対応搭載初期費用無料+300円/月〜無料・有料選択可能各社主要サービスと連携可能対応
ジンジャー勤怠クラウドPCやスマホ、ICカード打刻に対応集計機能搭載直感性の高い操作性有給取得申請対応搭載初期費用+300円/月〜
 
※詳しくは要問い合わせ
サポートツールや相談窓口が利用可能ジンジャーシリーズ製品と連携可能対応
楽楽勤怠クラウド各種打刻に対応。位置情報と連携可能集計機能搭載直感性の高い操作性有給取得申請対応搭載3万円/月〜導入時より専任のサポート利用可能楽楽シリーズ製品との連携可能対応
VG Cloudクラウド各業界に対応できる豊富な打刻機能集計機能搭載直感性の高い操作性有給取得申請対応搭載経験豊富なSEによるサポート対応各種関連製品と連携可能対応
freee勤怠管理PlusクラウドICカードや指紋認証打刻に対応集計機能搭載直感性の高い操作性有給取得申請対応搭載初期費用無料+300円/月〜freeeシリーズ製品との連携可能対応

※:要問合せ

1.   KING OF TIME(ヒューマンテクノロジーズ)

(出典:KING OF TIME

KING OF TIMEは、月額300円から気軽に導入可能な人気の高い勤怠管理システムです。331万人を超えるユーザーを抱え、多岐にわたる業種での導入が進められるよう豊富な打刻機能を備えています。

有給休暇の付与から消化までの管理機能をはじめとする多様な機能性は、これまで属人化していた社内の独自のルールにもフレキシブルに対応できます。

また、従来型の紙を使った打刻の使用感を踏襲したユーザビリティが確保され、初めてデジタルツールを導入するという方でも安心のサービスです。

導入前後のサポート体制も万全で、ヘルプデスクでサポートしてもらえるだけでなく、利用者向けのシステム活用セミナーが頻繁に開催されています。

無料の導入サポートだけでは導入が不安な場合は、設定から従業員向けマニュアル作成、他システムとの連携などを完全に代行してくれるサービスもあります。

<ポイント>

  • 月額300円と安価な価格設定
  • 独自ルールに対応できる多機能さ
  • 紙の勤怠管理を踏襲した使いやすさ
  • 利用者向けの無料オンラインセミナー
  • 導入・教育・システム連携などの代行支援

これまでの勤怠管理方法を大きく変えることなく、手軽にシステムをフル活用したい方にはKING OF TIMEがおすすめです!

2. ジンジャー勤怠(jinjer)

(出典:ジンジャー勤怠

ジンジャー勤怠はPCやスマホ、タブレットなどからの利用に対応する人事業務全般の効率化に強い勤怠管理システムです。

PC版がメインですが、スマホアプリも豊富な機能を備えているため、管理者はもちろん一般従業員もストレスなくサービスを利用できます。

また、スマホ操作ができるメリットとして従業員一人ひとりに専用で使えるパソコンがない職場での導入のしやすさもあります。多様な業種に標準対応しているのに加え、リモートワークやフレックスタイム制にも対応しているため、働き方改革を小規模から後押ししてくれるのが特徴です。

1つのID/パスワードで同じ系列のすベてのアプリにログイン可能で、アカウント管理の利便性も備えています。API連携機能を使えばジンジャー以外のシステムとの同期ができるため、Excelに手動でCSVをアップロードするなどの手作業を限りなく削減可能です。

<ポイント>

  • PC・スマホ・タブレットに対応
  • 管理者と従業員の双方に便利な機能
  • リモートワーク・フレックスタイム制に対応
  • 共通のIDパスワードで同系列アプリの使用可能
  • API連携で外部システムと同期可能

一人一台のパソコンを支給していない職場で、他のシステムとの連携を積極的に行いたい場合はジンジャー勤怠を検討しましょう!

3. 楽楽勤怠(ラクス)

(出典:楽楽勤怠

面倒な勤怠管理をより楽なものにできる体験を、中小企業に提供できるサービスが楽楽勤怠です。

勤務表から各種申請手続きや申請状況の確認が1クリックで行える利便性が魅力の一つ。また、自動アラート機能を活用することで確認漏れを回避することもでき、管理者の負担を軽減してくれます。

残業時間や有給残日数は自動で管理してくれるため、個別の就業状況をリアルタイムかつ正確に管理できる製品です。

また、工数管理機能も実装されています。プロジェクトごとに設定した工数と実働時間を比較できる機能です。工数管理機能は「GRANDIT SaaS」を連携でき、楽楽勤怠の勤怠データから進捗管理や原価計算も可能になります。

<ポイント>

  • 各種申請が1クリックで可能
  • 自動アラート機能による確認漏れ回避
  • 外部連携で工数管理データから原価計算が可能

工数管理から原価計算まで一括で行いたい場合は楽楽勤怠がおすすめです。

4. VG Cloud(アマノ)

(出典:Time & Air Amano|VG Cloud

働き方改革につながる高品質な勤怠管理機能を、手軽な価格で提供するのがVG Cloudです。タイムレコーダーで有名なアマノ株式会社の製品で、勤怠管理分野の企業としては老舗です。

中小企業における豊富な導入実績に加え、導入に際しては労務に精通した担当エンジニアがヒアリングから実装まで、本稼働に至るまでのプロセスをしっかりとサポートしてくれます。導入後の保守サービスが充実している点や、日本全国に拠点を構えている点も高い評価を集め、信頼性を重視する企業におすすめしたいサービスです。

入力画面はExcelと似ており、システムへの移行後も入力作業の操作性が同等のままである部分も魅力となっています。

<ポイント>

  • 老舗企業のシステム
  • 労務に精通したエンジニアによる導入支援
  • 日本全国の拠点
  • Excelに似た操作性

信頼性やネームバリューを重視する企業はVG Cloudを選ぶと良いでしょう。

5. freee勤怠管理Plus(freee)

(出典:freee勤怠管理Plus

freee勤怠管理Plusは、リモートワークからシフト制まで、幅広い就業形態に対応している勤怠管理システムです。基本料金無料で使えるため費用面での導入ハードルが低いでしょう。

デジタルツールに苦手意識がある方でも使いやすい操作画面を備え、既存の紙を使った形式のシステム運用から脱却する第一歩を後押ししてくれるサービスといえます。

運営企業のフリー株式会社が『スモールビジネスを、世界の主役に。』というミッションを掲げているとおり、小規模企業でも価格面・機能面の双方で導入しやすいシステムです。

人事労務に対応した関連製品も豊富なので、併用によってさらに優れたDX効果を得られる点も魅力の一つです。

<ポイント>

  • 多様な就業形態への対応
  • 基本料金が無料
  • 小規模企業への導入が想定された機能設計
  • 姉妹サービスとの連携

freee勤怠管理Plusはスモールスタートで勤怠管理のDX化を図りたい企業にぴったりです。

大企業におすすめの勤怠管理システム5選

大企業の導入にも対応する勤怠管理システムの中で評価が高いのは、以下の5つの製品です。大人数でも問題なく運用可能な柔軟性が評価されています。

スクロールできます
提供形態打刻機能集計機能操作画面申請機能シフト作成機能費用目安サポート連携機能法改正対応
マネーフォワードクラウド勤怠クラウド従来形式の打刻からPC・スマホ打刻まで対応自動集計機能搭載直感的な操作性休暇・残業申請可能搭載1,280円/月〜
 ※企業向けプラン
サポート窓口やサポートサイトを利用可能マネーフォワードシリーズ製品との連携に対応対応
ジョブカン勤怠管理クラウド豊富な打刻形式と打刻忘れ防止機能を搭載自動集計機能搭載直感的な操作性休暇・残業申請可能搭載初期費用無料+2,000円/月〜導入支援サポートを利用可能ジョブカンシリーズ製品との連携に対応対応
AKASHIクラウドPC、スマホ、タブレット、ICカードなどに対応自動集計機能搭載直感的な操作性休暇・残業申請可能取得申請対応搭載初期費用無料+200円/月チャットやメールによる導入サポートを利用可能マネーフォワードシリーズ製品との連携に対応対応
キンコンクラウド交通系ICカードをはじめとする打刻機能を搭載自動集計機能搭載直感的な操作性休暇・残業申請可能搭載初期費用無料+220円/月〜サポートセンターの利用が可能SlackやLINEなどのビジネスチャットツールと連携可能対応
キンタイミライオンプレミス各種打刻機能を搭載自動集計機能搭載直感的な操作性休暇・残業申請可能搭載導入時のコンサルティングサービスあり豊富な関連サービスとの連携可能対応

※:要問合せ

1. マネーフォワードクラウド勤怠(マネーフォワード)

(出典:マネーフォワードクラウド勤怠

マネーフォワードクラウド勤怠は集計管理業務の効率化に強い機能を備えた、大企業での運用に対応する勤怠管理システムです。

従来の打刻機を使った打刻に加え、PCやスマホを使った打刻を行えるため、拠点ごとに異なる打刻運用が必要な場合に活躍します。

在宅勤務の回数からお弁当の注文回数に至るまで組織に応じた任意項目を設定でき、これらを自動で集計できます。また、集計データは姉妹サービスの給与計算ソフトと自動で連携できるため、手間を省いて正確な労務管理が実現するでしょう。

さらにマネーフォワードクラウド勤怠の特徴的な機能として、異動履歴管理があります。異動履歴を活用して、感覚に頼らない組織編成の検討や人事異動に伴う各種承認担当者の変更などが可能になります。

<ポイント>

  • 従来の打刻機・PC・スマホによる打刻に対応
  • 任意項目の自動集計機能
  • 給与計算ソフトとの連携
  • 異動履歴機能

マネーフォワードクラウド勤怠は独自の集計項目が多い企業や、勤怠管理からタレントマネジメントまでシステム化したい企業は要チェックのサービスです!

2.ジョブカン勤怠管理(DONUTS)

ジョブカン勤怠管理は、勤怠管理システムの中でも人気の高い製品の一つです。法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」の年間ランキング2023では、勤怠管理・就業管理部門でNo.1に輝きました。

(出典:ジョブカンの5サービスが「ITトレンド」年間ランキング2023で1位を獲得|ジョブカン

(出典:ITトレンド年間ランキング2023勤怠管理システム・就業管理システム|ITトレンド

管理画面のカスタマイズによる誰でも簡単に使える操作性で、導入のしやすさが評判を呼 び、大企業や中小企業を問わず多くの企業で利用されています。

集計データはいつでも抽出ができ、休暇申請や承認もオンラインで完結できるなど、ペーパーレスな環境を迅速に構築するうえで活躍する勤怠管理システムです。働き方改革関連法への対応体制も整っており、コンプライアンス違反を未然に回避できます。

ジョブカン勤怠管理の魅力の一つに打刻方法の多様さがあります。専用機器を用いるものからPC・スマホで完結するものまで、トータルで8種類の打刻方法から選択可能です。

特にSlackやLINEアプリからの打刻に対応しているため、打刻者としては使用頻度が高いアプリから手軽に打刻でき、かつ打刻忘れを防げます。無駄に使用ツールが増えないところもメリットです。

また、英語・韓国語・スペイン語・タイ語・中国語・ベトナム語に対応しており、多国籍な従業員が所属する職場でも活躍します。海外での利用も可能なので、国外にも拠点がある企業は同システムで国内外の勤怠管理が可能です。

<ポイント>

  • 2023年のITトレンド年間ランキング(勤怠管理・就業管理 部門)No.1の実績
  • 管理画面のカスタマイズ性
  • オンラインで完結する申請・承認業務
  • Slack・LINEを含む8種類の打刻方法
  • 多言語対応

実績重視かつ海外を含む多種多様な拠点での利用を想定している企業は、ジョブカン勤怠管理が第一候補でしょう。

3. AKASHI(ソニービズネットワークス)

(出典:AKASHI

AKASHIは簡単操作で高い満足度を実現している勤怠管理システムです。

少人数から大人数まで導入組織を選ばない汎用性の高さを備えており、国内で他業種に採用されてきました。また、変形労働制を含めた豊富な就業形態へ同時に対応しているため、働き方が多様化している職場でも導入可能です。

機能の種類別に3段階の料金設定で、自社に必要な機能だけを最低限の費用で使えるため、コスト面での無駄がありません。初期費用は無料で、打刻機能のみの最も安価なプランでは月額200円から利用できるなど、コストパフォーマンスの高さも強みの一つです。

30日間無料で利用できるトライアルサービスも設け、時間をかけて組織に馴染ませるゆとりを確保できます。

AKASHIのプレミアムプランには「カフェテリアプラン」と呼ばれるポイント制の福利厚生を管理できる機能があります。Web上で福利厚生や各種手当の申請・承認ができ「福利厚生は使いたいけど申請が面倒」という従業員のニーズにも応えられるでしょう。

<ポイント>

  • 満足度、使いやすさに定評
  • 機能の充実度に基づく3段階の料金設定
  • 初期費用無料
  • 30日間のトライアル期間
  • 福利厚生の管理機能

必要な機能に絞って、その分に必要な金額のみでシステムを導入したい企業にはAKASHIがおすすめです!

4.キンコン(ソウルウェア)

(出典:キンコン

キンコンは勤怠管理に加えて交通費精算をメイン機能とする勤怠管理システムです。

従業員の手持ちのICカードを使って打刻を実施でき、交通費の管理もそのまま行えるため、経費精算や給与計算の自動化に役立ちます。

勤怠管理システムの基本機能の充実度もさることながら、ICカードによる交通費精算機能も特徴的です。具体的には、Googleカレンダー・Microsoft 365 Outlookカレンダー・サイボウズ Garoonと連携し、これらのカレンダーに登録した訪問予定を自動で交通費精算画面に表示させられます。

自動集計機能を使って、管理者の集計負担を大幅に削減することができるだけでなく、法改正にも自動で対応するので、少数の管理者で多くの従業員を賄えます。

SlackやLINE WORKS、サイボウズ社のkintoneなどと連携できるため、すでにDX化を推進中の企業であっても導入しやすいシステムです。

<ポイント>

  • 交通系ICカードで打刻可能
  • 交通費の自動精算機能
  • 他社のDX化ツールとの連携

キンコンは従業員の外出が多く交通費精算に課題のある企業は検討すべきシステムといえます。

5.キンタイミライ(ネオレックス)

(出典:キンタイミライ

キンタイミライは複雑な組織形態を有する企業でも柔軟なカスタマイズを行うことで、企業の課題解決を進めることができる勤怠管理システムです。主に従業員数3,000人以上の大企業に選ばれています。

カスタマイズ次第で外国人労働者の週28時間労働の管理やアルコールチェック機器との連携、デジタコ連携、夜勤の設定など、業種特有のあらゆる問題に対応できます。

iPadを使った簡単打刻機能があり、画面の操作性についても直感的な使いやすさを確保しています。QRコードでの打刻が可能なところも便利な点です。

他の勤怠管理システムと同様に残業や休暇の申請もデジタルで完結でき、担当者と従業員のコミュニケーションの円滑化やリモート化を推進できる製品です。

<ポイント>

  • 従業員数が多い企業への豊富な導入実績
  • 業界特有の事情に対応できるカスタマイズ性
  • iPadによる打刻対応
  • QRコード打刻対応

予算に余裕がありシステムをどこまでも自社用に特化させたい企業はキンタイミライを検討しましょう。

業界特化で使える勤怠管理システム5選

特定の事業形態に特化した、専門性の高い勤怠管理システムの中で人気の製品としては、以下の5つが挙げられます。それぞれの特徴を理解し、自社の領域に合わせた導入を進めましょう。

スクロールできます
提供形態打刻機能集計機能操作画面申請機能シフト作成機能費用目安サポート連携機能法改正対応対応業界
コレクトタイムナビオンプレミス静脈認証センサーを使った打刻機能を搭載就業時間の自動集計に対応PCやタブレットのほか、専用BOXでの導入が可能デジタルシフト申請に対応申請内容に基づく自動作成機能を実装端末代+設定費用10万円+基本料金5,000円/月+1人あたりの月額料金200円~導入前後のサポートとセミナーを提供シリーズ製品との連携に対応対応製造業
勤怠ドライバークラウドデジタコやICカード、スマホでの打刻に対応自動集計・給与計算が可能勤怠情報を元にした労働時間を表示可能勤怠スケジュールの柔軟な調整可能導入サポートが利用可能デジタコ連携に対応対応物流
Fooding Journalクラウド生体認証による打刻に対応タブレット操作に対応勤務時間や給与を加味したシフト作成機能を利用可能導入費用+初期費用
※詳しくは要問い合わせ
災害時のバックアップ体制完備主要な給与計算システムと連携可能対応飲食
MAIDO SYSTEMクラウドiPadやスマホでの打刻に対応自動集計機能搭載タブレットとスマホに最適化された画面操作シフト申請対応可能人件費予算の予測機能を使いながら作成可能1,980円/月〜電話サポートに対応ワンストップで各種業務と連携して対応可能対応飲食
ADVANCE勤怠クラウドクラウド・オンプレミス豊富な打刻方法に対応自動集計機能搭載見やすい画面表示有給申請に対応シフト調整を簡素化できる機能を搭載各種データ連携に対応対応医療

※:要問合せ

1.   コレクトタイムナビ(ユニテックシステム)

(出展:コレクトタイムナビ

コレクトタイムナビは、製造業に特化した勤怠管理機能を提供するサービスです。毎日の打刻を正確かつ便利に行えるよう手のひら静脈認証機能を導入可能で、集計作業の簡略化に貢献します。

製造や物流の現場は日々雇用形態の異なる大人数の従業員が出入りすることが多いです。一人ひとりの出退勤に目を配れない状況であっても、静脈認証を用いることで不正打刻や打刻ミスを削減できます。

従業員の出勤状況はリアルタイムで把握できるうえ、シフトの申請と作成もシステム上で自動化されるため、管理者の大幅な負担削減が可能です。また、独自の認証システムは耐衝撃・防塵性能に優れ、負荷の大きな作業が発生する現場でも安心して利用できるでしょう。

<ポイント>

  • 製造業・物流業向け
  • 静脈認証機能
  • 耐衝撃・防塵性能

コレクトタイムナビは、従業員数が多い工場や物流倉庫の現場に導入する場合に検討する価値があるでしょう。

2.   勤怠ドライバー(ロジ勤怠システム)

(出典:勤怠ドライバー

勤怠ドライバーは主にトラックドライバーの勤怠管理に特化した勤怠管理システムです。

運送業経営者が開発したシステムなだけあって、運送業の「2024年問題」にも万全な対策が取られています。

効率的かつ正確な勤怠管理で業務の効率化、法改正への対応を兼ね備えており、ドライバーの労働時間短縮による人手不足解消に一役買うでしょう。

また、運送業特有の複雑な給与計算を自動で行える機能に加え、デジタコ連携で管理者のデータ運用の負担も削減されます。専任担当者による導入・運用サポートも受けられるので、初めてのDXでも安心のシステムといえます。

<ポイント>

  • 運送業向け
  • 「2024年問題」に対応
  • デジタコ連携
  • 導入サポート

運送業で2024年問題への対応を何から始めれば良いかわからない企業は、ひとまず勤怠ドライバーを導入してみましょう。

3.   Fooding Journal(プロス)

(出典:Fooding Journal

Fooding Journalは飲食店特化の勤怠管理システムです。飲食業界で豊富な導入実績を誇っています。

従業員の声を元に作られた、飲食に最適化されたユーザビリティを実現している点が強みで、導入後の高いパフォーマンスが期待できる製品です。

PCがなくともタブレットだけで運用を進められるので、事務スペースが限られている飲食店でも安心して利用できる点も見逃せません。不正打刻を回避できる指紋認証システムも実装可能で、セキュリティにも優れます。

また、Fooding Journalは勤怠管理だけでなく損益管理や売上管理、原価管理などの機能も実装されており、店舗周りの管理業務を一元化できる点でも優れています。

<ポイント>

  • 飲食業界向け
  • タブレット運用で省スペース
  • 指紋認証
  • 勤怠以外の管理機能

Fooding JournalはこれからDX化を始めたい飲食店で、勤怠を確実に管理したい事業者におすすめといえます。

4.   MAIDO SYSTEM(まいどソリューションズ)

(出典:MAIDO SYSTEM

MAIDO SYSTEMは、月額1,980円から利用可能な飲食店特化の勤怠管理システムです。勤怠管理を含め、POSシステムや売上管理など、飲食店に必要な12種類のシステムがオールインワンで搭載されています。

クラウドベースのタイムカードを備えているので、タイムレコーダーを別途設置する必要がなく、省スペースでデジタルツール運用を推進できるのが強みです。

最短5分でアカウントを登録し、すぐに基本機能を使い始められるスピード導入にも対応します。また、初期費用は無料かつ2ヶ月間の無料トライアル期間があり、導入初期の費用面での負担も抑えられます。

<ポイント>

  • 飲食店向け
  • 勤怠管理を含む12種類の管理機能搭載
  • 低コストで導入・運用が可能

MAIDO SYSTEMはDX化を推進したいが、費用がネックになっている飲食店は検討する価値があるシステムです。

5.   ADVANCE勤怠クラウド Hospital Edition(関彰商事)

(出典:ADVANCE勤怠クラウド

ADVANCE勤怠クラウド Hospital Editionは、病院施設向けに必要な各種機能を搭載した勤怠管理システムです。

看護師はもちろん、一般職員も含めた、多様な就業形態が混在していてもワンストップで勤怠管理が行える利便性の高さが特徴で、各種申請も一括で行えます。

導入形態はクラウドがメインですが、オンプレミスでの導入にも対応しているため組織の都合に合わせた運用が可能です。

また、施設基準で最も重要と言われる「入院基本料等の施設基準に係る届出書添付書類(様式9)」の出力にも対応しています。

<ポイント>

  • 病院施設向け
  • 看護師・一般職員など多様な就業形態に対応
  • クラウド・オンプレミスの2つの提供形式
  • 様式9の出力に対応

ADVANCE勤怠クラウドは病院の勤怠管理システムを選ぶときには選択肢に入れておきたいツールです。

無料で使える勤怠管理システム5選

勤怠管理システム導入の足かせとなりやすい予算面での問題をクリアできるのが、以下の5つの製品です。以下で無料で使えるサービスを、ピックアップして解説します。

スクロールできます
提供形態無料条件打刻機能集計機能操作画面申請機能シフト作成機能サポート連携機能法改正対応
ハーモス勤怠クラウド30人以下/一部機能制限ありスマホやICカード打刻に対応自動集計機能搭載シンプルな操作性休暇・残業申請に対応シフト管理機能搭載メールサポート・マニュアルに対応SlackやLINEとの連携可能対応
オツトメ!クラウド完全無料シンプルな操作性CSV連携に対応対応
Teasyクラウド5人まで/機能制限なしWeb打刻やGPS取得に対応個人の出退勤情報を可視化シンプルな操作性5段階の申請承認ワークフローを組み込み可能シフト勤務登録可能順次アシスト機能を実装予定Slack連携に対応対応
スマレジ・タイムカードクラウド30人まで/勤怠管理機能のみアプリやWebから打刻可能自動集計機能搭載スマホ・タブレット対応の利便性確保オンラインで申請承認を完結簡単シフト作成機能を搭載チャットサポートからコールセンターまで対応外部サービスとの連携可能対応
フリーウェイタイムレコーダークラウド10人までPCやICカードで打刻可能刻機能を搭載自動集計機能搭載シンプルな操作性申請承認機能なしシフト管理機能なし無料マニュアルを完備対応

※:要問合せ

1.   ハーモス勤怠(IEYASU)

(出典:ハーモス勤怠 by IEYASU

ハーモス勤怠は30名以下の従業員であれば無料で利用ができる勤怠管理システムです。

従業員数が30名を超えた場合でも、月額1ユーザーあたり100円からという安価な価格設定で、急激に従業員が増えない限りはコストの心配が少ないでしょう。

人事労務の専門化との共同開発により、専門ノウハウが詰まった使用感を実現しています。日々の打刻管理の業務負担削減に加えて、勤怠実績をレポートやグラフによって可視化できる点も特徴です。

精査されたベンチャー企業に必要な機能が備わっているため、創業年数が若い企業にとって使いやすいシステムとなっています。 また、アカウントを作成した日からすぐに勤怠管理機能が使えるという導入のスピード感も魅力です。

<ポイント>

  • 従業員30人まで無料
  • 30人を超えた場合は1ユーザーあたり100円/月
  • アカウント作成日から利用可

ハーモス勤怠はサポートの手厚さよりもコストとスピード重視の企業に適しています。

2.   オツトメ!(ネクストライブ)

(出典:オツトメ!

オツトメ!はすべての機能を完全無料で利用できるサービスです。リリースから10年の歴史を誇り、2,000社以上の導入実績があります。

メールアドレスを登録するだけですぐに使用を開始でき、人数制限や面倒な設定作業も必要ありません。シンプルで使いやすい操作性を確保し、初めてのツール導入という場合でもすぐに使いこなすことができるでしょう。

オツトメ!自体の管理機能は無料は多くありませんが、外部ツールとの連携に対応しているため、うまく利用すれば相乗効果で業務効率化を加速させられます。

<ポイント>

  • すべての機能が完全無料
  • シンプルな機能
  • 外部ツールとの連携可

オツトメ!はとにかく無料で打刻をペーパーレス化したい企業におすすめです。

3.   Teasy(Fullon)

(出典:Teasy

Teasyは5人までの利用であれば無料で利用ができる勤怠管理システムです。少人数での利用を検討しているが、導入・運用コストの増大が気になる方におすすめできます。

打刻者ファーストで設計されており、従業員にとって利便性が高いシステムです。具体的には、カラフルでゲームのようなデザインや打刻時にオリジナルのメッセージを表示させられるなど、面倒な打刻が楽しくなるような工夫がされています。

これにより従業員自身が自分の勤怠状況を把握しやすくなり、リモートワーク環境でも残業ゼロを目指せる勤怠管理システムといえます。

無料とはいえ有料プランとの機能格差はなく、高度なデザイン性で日々の管理業務を支援してくれる利便性を備えている製品です。

<ポイント>

  • 5人まで無料
  • 打刻者の利便性の高さ
  • 有料プランと同様の機能

Teasyは残業の多さが課題で、管理者よりも打刻者の使いやすさにこだわりたい企業におすすめです。

4.   スマレジ・タイムカード(スマレジ)

(出典:スマレジ・タイムカード

スマレジ・タイムカードは勤怠管理機能の利用だけであれば30名まで無料で使える勤怠管理システムです。

4段階の価格設定で、機能の多さに伴って価格が上がっていきます。シンプルな画面設計と端末を選ばない打刻機能を備え、管理者や従業員の負担削減に努めます。

無料プラン・有料プランのすべてのプランでチャットとメールでのサポートが受けられ、ヘルプサイトも閲覧可能です。

まずは無料プランから始めてみて、使用感が良ければ有料プランに移行することもできます。便利なシフト作成機能や給与計算システムの利用も可能になるため、本格的な人事労務管理のDX化を推進したい場合もツール移行の負担なく進められるでしょう。

また、セキュリティ対策にも長けており、有料プランではシステム上でマイナンバーの管理も可能です。

<ポイント>

  • 30人まで無料
  • チャットとメールのサポート
  • 万全なセキュリティ対策

スマレジ・タイムカードは、ゆくゆくは多機能な有料プランも検討している企業の選択肢の一つになるでしょう。

5.   フリーウェイタイムレコーダー(フリーウェイジャパン)

(出典:フリーウェイタイムレコーダー

フリーウェイタイムレコーダーは、10人までの利用であれば永久無料で利用可能な勤怠管理システムです。11人以上は月額1,980円で利用可能です。

有料プランの場合1人あたり月額200円などのサービスと比べると見かけ上は高価ですが、人数ごとの従量課金制ではないため、人数が増えれば増えるほど1人あたりの単価がお得になります。

打刻方法はICカード打刻やスマホ打刻、GPS打刻に対応しており、無料プランでも自動集計機能や表作成の機能が使えます。ただし、フレックスタイム制への対応など高度な細かい機能は実装されていません。

無料版申し込みのあとはすぐにIDとパスワードが発行され利用を開始できるので、セットアップ負担を最小限に抑えられます。

<ポイント>

  • 10人まで無料
  • 11人以上は利用人数に関わらず一律1,980円
  • 自動収集・自動表作成機能

機能フリータイムウェイレコーダーは今後人数が増える予定の成長中の企業がお得に使える勤怠管理システムです。

クラウド型勤怠管理システムのシェアランキング

調査機関である富士キメラ総研発表の「ソフトウェアビジネス新市場 2022年版」によると、クラウド型勤怠管理システムベンダーの市場シェアトップは以下のようになっています。

▼クラウド型勤怠管理システムシェアランキング

  1. ヒューマンテクノロジーズ(KING OF TIME):26.7%
  2. DONUTS(ジョブカン勤怠管理):20.9%
  3. オービックビジネスコンサルタント(奉行シリーズ):10.2%

いずれのベンダーも国内企業で、日本の商習慣への理解が深い企業への信頼が厚い分野であることがわかる結果です。

また、「KING OF TIME」や「ジョブカン勤怠管理」は中小企業への導入に強いのが特徴です。それでいて大企業向けにサービスを展開しているという柔軟性の高さが評価され、このような結果になっていると考えられます。

(参考文献:ソフトウェアビジネス新市場 2022年版|富士キメラ総研)

勤怠管理システムで自社の課題を解決しよう

この記事では、勤怠管理システムの選び方や、主要製品の特徴を比較しながら紹介しました。

勤怠管理システムには豊富な種類がありますが、ポイントを押さえながら選定することにより、その負担を軽減することができます。

まずは自社でどのような課題を抱えているのかを確認のうえ、課題解決につながる製品を選んでみることが大切です。近年は事業者の規模や業態、予算に応じて細かいニーズに応えてくれる勤怠管理システムが揃っています。

今回紹介した主要製品や業界シェアを参考にしながら、自社に適した勤怠管理システムを選びましょう。

2024年最新・勤怠管理システム厳選8社比較表 

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