コンバージョン率(CVR)とは?業界ごとの目安や改善方法、事例まで徹底解説 高巻 聡 2023.06.12 2024/11/18 CRO CROCVR改善サイト改善ヒートマップ コンバージョン率(CVR)とは? コンバージョン率(CVR)の計算方法 業界別コンバージョン率(CVR)の目安 コンバージョン率(CVR)が低い時に考えられる要因 コンバージョン率(CVR)の改善方法 コンバージョン率(CVR)改善に必要なツール コンバージョン率(CVR)改善事例 コンバージョン率(CVR)とは、Webサイトや広告、メールマガジンなどを訪問したユーザーのうち、 事前に設定した目標(コンバージョン)を達成したユーザーの割合 を示す指標のことです。本記事では、コンバージョン率(CVR)の意味や計算方法から、業界ごとの目安、改善方法、必要なツール、事例まで徹底解説します。 ヒートマップ無料トライアルはこちらから コンバージョン率(CVR)とは? コンバージョン率(CVR、conversion rateの略)とは、Webサイトや広告、メールマガジンなどを訪問したユーザーのうち、 事前に設定した目標(コンバージョン)を達成したユーザーの割合を示す指標のことです。CVRと省略して使われることも多くあります。 例えば、ECサイトであれば「商品購入」、資料請求サイトであれば「資料ダウンロード」、問い合わせフォームを持つサイトであれば「フォーム送信」といった行動をコンバージョンとして設定するのが一般的です。 コンバージョン率(CVR)の重要性 コンバージョン率(CVR)は、Webマーケティングの成果を測る上で非常に重要な指標です。なぜなら、コンバージョン率(CVR)の数値は、サイトへのアクセスのうち、どのくらいを収益に繋げられているかを示しているからです。 もしコンバージョン率(CVR)が低かった場合は、サイトのデザインやコンテンツ、マーケティング戦略などに、改善の余地があることを示しています。コンバージョン率(CVR)を改善する施策を行うことは、収益をあげることにもつながるため、定期的にコンバージョン率(CVR)を確認し、必要に応じて施策を行うことが大切です。 コンバージョンの種類とコンバージョン率(CVR)の関係 実はコンバージョンは、その性質から、大きく分けて「最終コンバージョン」と「中間コンバージョン」の2種類に分けられます。 最終コンバージョンとは、ECサイトにおける「商品購入」や、資料請求サイトにおける「資料請求完了」など、そのサイトの最終的な目標となるコンバージョンを指します。 一方、中間コンバージョンは、最終コンバージョンに至るまでの過程となる、より小さなコンバージョンのことを指します。例えばECサイトでは、「会員登録」「商品のお気に入り登録」「カート投入」などが中間コンバージョンにあたります。 例えばECサイトにおいて、中間コンバージョンである「カート投入」のコンバージョン率(CVR)は高いものの、最終コンバージョンである「商品購入」のコンバージョン率(CVR)が低い場合は、カート投入から購入までの間の導線に問題があることがわかります。 一方、中間コンバージョンである「カート投入」のコンバージョン率(CVR)と、最終コンバージョンである「商品購入」のコンバージョン率(CVR)にあまり差がない場合は、カート投入を増やすための施策が重要になってきます。 このように、最終コンバージョン率と中間コンバージョン率の値を比較することで、サイトのどこを改善すべきなのか、見当がつきやすくなります。コンバージョン率(CVR)を確認する際は、最終コンバージョン率と中間コンバージョン率を分けて確認し、その差などからサイトを分析するのがおすすめです。 中間コンバージョンについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。 CVRとCPAは全く異なる値なので注意が必要 なお、コンバージョン率(CVR)と間違えやすい言葉に、CPAがあります。これはコンバージョン単価のことで、広告で発生した1回のコンバージョンあたり、どのくらいの費用がかかったかを示すものです。コンバージョン率(CVR)とは性質の異なる値であるため注意が必要です。 コンバージョン率(CVR)の計算方法 コンバージョン率(CVR)は、以下の計算式で算出します。 【コンバージョン率(CVR) = (コンバージョン数÷アクセス数) × 100%】 例えば、10,000人のアクセスがあり、そのうち100人が商品を購入した場合のコンバージョン率(CVR)は、(100 ÷ 10,000) × 100% = 1%となります。 母数となるアクセス数は、セッション数、ユーザー数の2種類がよく使われます。どちらの数値を使用した方が良いのかは、商材や業界によって異なります。 一般的に、食品や雑貨のようなリピート購入や、同一サイトからの購入が複数回発生しやすい商材に関しては、セッション数を確認した方が良いと言われています。逆に、不動産のように、1ユーザーにつき1回の購入で終わるような商材に関しては、セッション数と併せてユーザー数も確認すると良いと言われています。 業界別コンバージョン率(CVR)の目安 コンバージョン率(CVR)の目安は、業界やビジネスモデルによって大きく異なります。以下に、LocaliQ社がWordStreamというメディアで発表した、2024年5月時点での各業界の、リスティング広告(Search)とディスプレイ広告(GDN)のコンバージョン率(CVR)を紹介します。海外のデータなので、あくまで参考程度にみていただければと思います。 出典:Mark Irvine, (May 13, 2024), Google Ads Benchmarks for YOUR Industry [Updated!], WebSteam by LocaliQ https://www.wordstream.com/blog/ws/2016/02/29/google-adwords-industry-benchmarks コンバージョン率(CVR)が低い時に考えられる要因 コンバージョン率(CVR)が低い理由は、ページによって様々です。この章では、コンバージョン率(CVR)が低い際によくみられる要因について解説します。 ターゲットや商品特性と集客方法の不一致 コンバージョン率が低い場合、ページ内だけではなく、ページへの流入の部分に課題があることも少なくありません。 例えば、利用者のほとんどが若者であるSNSに、高齢者向けの商品の広告を出しても、興味を持ってもらえることはほとんどありません。また、アパレルのように、ビジュアルでの訴求が必要な商品の広告に、リスティング広告のようなテキスト型の広告を採用しても、あまり効果は出ないと考えられます。 ページ内の施策を考えるまえに、現在行っている集客方法が、ターゲットや商品の特性に適しているのかを、一度確認すべきです。 ページ冒頭の離脱 ファーストビュー(以降FV)でユーザーが求めている要件を満たせなかった場合や期待に添えなかった場合、また内容がうまく伝わらなかった場合は、冒頭の離脱が起きやすくなります。FVが訴求ポイントを満たしているか、設定しているペルソナにコンバージョンを促せる内容になっているかを確認しましょう。 CTAの設置位置や個数 せっかくCTAを設置しても、見えづらい位置に配置されていたり、ページ最下部にしかCTAがなかったりすると、ユーザーは見落としたり、CTAにたどり着く前に離脱してしまったりといった現象が起こり、結果的にコンバージョンに繋がらなくなってしまいます。ユーザーが見落とさないよう、CTAをページ上部にも設置することや、ユーザーがCTAを認識しやすい状態にしておくことがコンバージョン率(CVR)の改善に繋がります。 見えやすい位置にCTAを配置できているかどうか、離脱する前にCTAを置けているかどうかは、ヒートマップを使って確かめるのがおすすめです。 ヒートマップ無料トライアルはこちらから コンバージョン率(CVR)の改善方法 ここからは、コンバージョン率(CVR)を改善する際に重要な観点や、実際の改善方法について解説していきます。 コンバージョン率(CVR)の改善とは?CRO、LPO、EFOとの違い コンバージョン率(CVR)の改善とは、ページのデザインや掲載する内容を変えることで、より多くのページ訪問者にコンバージョンしてもらえるようにすることです。 なお、似た言葉として、CRO、LPO、EFOがあります。 CROは、日本語で言うと「コンバージョン率最適化」です。意味としてはコンバージョン率(CVR)の改善と同じですが、CROはページ内だけでなく、サイト全体でコンバージョン率(CVR)を改善する、という文脈で使われることが多いです。 LPOは、「ランディングページ最適化」を意味します。広告の受け皿であるLP(ランディングページ)のコンバージョン率(CVR)を改善する施策のことです。 EFOは、「エントリーフォーム最適化」を意味し、入力フォームのコンバージョン率(CVR)を最適化することを指します。 CROもLPOもEFOも、基本的には全てコンバージョン率(CVR)改善と同じ意味ですが、改善対象がサイト全体なのか、LPなのか、フォームなのかという違いがあります。 【施策を行う前に】目標コンバージョン率を設定する 目標となるコンバージョン率(CVR)を設定することで、計画的にサイトやLPを改善することができます。闇雲にコンバージョン率(CVR)の改善に取り組むのではなく、 現状の課題や目指すべき数値を明確化するために、目標となるコンバージョン率(CVR)を設定することが重要です。 目標コンバージョン率(CVR)を設定するステップは以下の通りです。 ①【現状分析】現在のコンバージョン率(CVR)、アクセス数、顧客獲得単価などを分析する ②【競合調査】同業他社のコンバージョン率(CVR)や、業界平均値を調査する ③【目標値の設定】現状分析や競合調査を踏まえ、現実的かつ挑戦的な目標値を設定する ④【KPI(中間目標)の設定】目標コンバージョン率(CVR)を達成するために、具体的な施策とその効果を測定するためのKPI(中間目標)を設定する 【まずはここから!】コンバージョン率(CVR)をあげるために絶対欠かせない施策3選 コンバージョンの改善では、「CTA」「フォーム」「導線」の3つが大きなカギです。まずはこの3つの観点から改善を行っていくことをおすすめします。それぞれ、どのような施策があるか、解説していきます。 ①CTAの改善 ・FV内やFVの直下など、見つけやすい場所に配置する ・サイズを大きくしたり、テキストを太字にしたりなど、見つけやすいデザインにする ・「無料でお届け!」「即日発行!」など、ボタンをクリックするメリットを記載する ・「あと3日!」「この記事を見ていただいている方限定!」など、制限を設ける ②フォームの改善 ・入力開始したユーザー数と送信完了したユーザー数に乖離がある場合は、フォームの入力項目を減らす、入力完了までの段階を示すデザインを導入するなどの改善を検討 ・ユーザー数の乖離がない場合は、フォームに到達するまでの導線の改善を検討 ③導線の改善 ・コンバージョンポイントがあるページへ遷移するボタンやリンクテキストを、目立ちやすい・見つけやすいデザインに最適化する ・FV内やFV直下、ヘッダー、フッター、ポップアップなど、見つけやすい場所に配置する 【ヒートマップを使う場合】コンバージョン率(CVR)をあげるための施策3選 ①熟読率の高いセクションをFV直下に持ってくる FV直下での離脱を抑えることにつながり、ページ下部へと読み進めてもらいやすくなります。 ②熟読率の高いところにCTAボタンを設置 ユーザーが注目しているところにCTAボタンを設置することで、CTAボタンが目に入りやすくなり、CVを促すことに繋がります。 ③クリック率の低いCTAボタンは、優先的に文言の変更を検討 前章でも、CTAボタンの文言の変更を施策としてあげましたが、ヒートマップを使っている場合は、特にクリックの多いものから順に変更していくと効果が出やすいです。 【ここもチェック!】ユーザーエクスペリエンスの最適化 ①サイトの使いやすさやデザインの修正 ユーザーがストレスなくサイトを閲覧し、目的を達成できるように、 サイトの使いやすさ を改善することは非常に重要です。具体的には、以下のポイントに注意しましょう。 (1)ページ表示速度の改善 表示速度が遅いと、ユーザーはストレスを感じて離脱してしまう可能性があります。例えば、画像の重さを軽くするなどの対策が効果的です。 (2)スマホ対応 今や、多くのユーザーがスマートフォンでWebサイトを閲覧しています。 スマートフォンでも快適に閲覧できるよう、レスポンシブデザインに対応させましょう。また、スマートフォンではどうしてもページの縦幅が長くなります。ページに載せる情報を厳選し、縦幅が長くなりすぎないようにしましょう。 (3)ナビゲーションの分かりやすさ ユーザーが求める情報に迷わずたどり着けるよう、分かりやすいナビゲーションを設置しましょう。ユーザーのストレスが減り、途中でコンバージョンを諦めるユーザーを減らすことに繋がります。 ②コンテンツの見直し ユーザーの心を動かし、行動を促すためには、 質の高いコンテンツ が不可欠です。また、求めている情報がコンテンツ内にあれば、ユーザーの「結局知りたかったことが知れなかった」というストレスも減ります。具体的には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。 (1)分かりやすい文章 専門用語を避け、誰にでも理解できる分かりやすい文章を心がけましょう。また記事コンテンツの場合は、専門用語を説明するセクションを設けるのも良いでしょう。 (2)メリットの明確化 特にLPの場合、ユーザーがその商品やサービスを利用することで、どんなメリットを提供できるのかを明示すると良いでしょう。コンバージョン意欲を高めることができます。 (3)魅力的な見出しやキャッチコピー ユーザーの興味関心を引き、読み進めたくなるような魅力的な見出しやキャッチコピーをつけましょう。離脱を防ぎ、CTAボタンのある場所までユーザーを誘導することに繋がります。 ③流入数の増加や集客方法の最適化 Web広告を出稿していたり、SEOコンテンツを作成・運用している場合は、 広告の最適化を行い、流入を増やすことで、費用対効果を高めることが重要です。具体的には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。 (1)キーワードの見直し ターゲットに合ったキーワードで広告配信・コンテンツ施策を行えているか、あるいはキーワードの意図とマッチした内容になっているかなどを、定期的に見直すことが重要です。 (2)広告文・タイトルの改善 ユーザーのクリックを促すような広告文やタイトルになっているか、定期的に見直しましょう。特にSEOコンテンツの場合は、「20〇〇年最新」のような時期の記述を定期的に更新するなど、注意が必要です。 (3)集客方法の見直し ターゲットの性質や属性などを改めて確認し、集客方法が本当に適しているのかを検討しなおすのも大切です。高齢者向けの商品なのに、SNS広告に出稿していたり、地域密着型のサービスなのに、全国に向けて広告を出稿していたりする場合は、すぐに修正を行いましょう。 ④ターゲットの絞り込みと見直し 誰に商品やサービスを届けたいのかを明確にするターゲティングは、マーケティングの基本中の基本です。ターゲットを絞り込むことで、より効果的な広告配信やコンテンツマーケティングが可能になります。 CVRが上がらない場合は、その商品やサービスなどが、本当にそのターゲットに適しているのかを見直したり、ターゲットへの理解を改めて1から深めたりすることも効果的です。 分析とテストを通して、施策が適切かどうかを確認する アクセス解析を通してサイトを分析 アクセス解析を行い、以下の様なデータを取得することで、サイトの現状を把握し、目標とするコンバージョン率までどのくらい差があるのかを確認することができます。 【アクセス数】 サイト全体のアクセス数や、ページごとのアクセス数を把握しましょう。サイト全体の中で、どのページがコンバージョンの支障になっているのかを特定できたり、あるいはコンバージョンをもっと増やすためのカギとなる導線がどこなのかを発見できたりします。 【ユーザー属性】 訪問者の年齢層、性別、地域などの属性を把握しましょう。実際にそのサイトやページを訪れているユーザーの属性を確かめることで、キーワードやユーザー行動の理解を深めることができ、それをページに反映させれば、さらに高いコンバージョン率(CVR)を獲得することもできます。 【行動フロー・コンバージョン経路】 ユーザーがサイト内でどのような行動を取っているのかを把握することも大切です。ユーザーがどのページからコンバージョンに至ったのかや、どこでページから離脱したのかなどを把握できるため、ページの改善施策を立てる重要なヒントになります。 なお、こうした数値は、KPIを立てる際にも役立ちます。アクセス解析ツールを導入すれば簡単に把握することができるので、ぜひツールの導入を検討してみてください。 ABテスト(A/Bテスト)の活用 サイトのデザインやコンテンツを改善する際には、 ABテスト(A/Bテスト)を実施し、どちらのバージョンがより効果的かを検証することが重要になってきます。 A/Bテストとは、2つのパターンを用意し、どちらのパターンがより高い効果を上げるかを検証する方法です。例えば、ボタンの色や配置、広告文などを変更して、コンバージョン率(CVR)の変化を比較します。 施策を立てたら、必ず ABテスト(A/Bテスト)を実施し、その施策が本当に効果があるのかを確認すると良いでしょう。 コンバージョン率(CVR)改善のためのポイント:ユーザー行動の分析と改善は常に行う コンバージョン率(CVR)改善のための手段はたくさんありますが、確実な正解は存在しません。ユーザー行動の分析と改善を、コツコツと続けることが重要です。 コンバージョン率(CVR)改善に必要なツール コンバージョン率(CVR)の改善は、ツールを導入することで工数を削減したり、施策を立てやすくなったりします。この章では、コンバージョン率(CVR)の改善でよく使われるツールをご紹介します。 現状把握に使える!アクセス解析ツール 目標となるコンバージョン率(CVR)を達成するために、まずは現在のコンバージョン率(CVR)を把握する必要があります。また、コンバージョン率(CVR)を算出するためには、コンバージョン数の他に、アクセス数やユーザー数も必要です。 アクセス解析ツールを導入すれば、こうした数値を自動で計測してくれるため、簡単に把握することができます。 代表的なツールはGoogle Analytics4です。無料で利用でき、サイト内でどのページを改善すべきなのかを把握することができます。ただし、専門用語が多かったり、データから施策を立てるのが難しかったりと、初心者にはハードルが高いツールでもあります。 ミエルカSEOでは、GoogleAnalytics4のデータを、初心者の方でもわかりやすいように表示させたり、それぞれのページにおいて、集客面を改善した方が良いのか、コンバージョン率(CVR)を改善した方が良いのかといった、改善の方針を自動で提案する機能を搭載しています。ご興味のある方は、ぜひ無料トライアルにお申し込みください。 ミエルカSEOの無料トライアルはこちらから 改善施策が立てやすくなる!ヒートマップツール 前述したように、コンバージョン率(CVR)の改善には、熟読率や離脱率、クリック率を確認することが必要です。GA4でも一部のデータは確認できますが、実際のページにおいてどこが熟読されたり、どこがクリックされているのかは確認できません。またGA4だけでは、サイト内のどのページを改善すべきかはわかっても、そのページのどの要素を改善すべきなのか、というところまではわかりません。 ヒートマップツールであれば、実際のページに重ね合わせる形でデータを確認できるので、コンバージョン率(CVR)改善の初心者でも使いやすく、施策を立てるヒントを得ることができます。 ヒートマップ無料トライアルはこちらから ABテスト(A/Bテスト)ツール ヒートマップツールを使って立てた施策は、必ずABテスト(A/Bテスト)で一部ユーザーにテスト適用し、本当に効果があるのかどうかを検証することが必要です。良かれと思ってページを変えたら、実は改悪してしまっていた、ということは結構多く、万が一そうした状況に陥ってしまった場合、サイトの収益の減少に繋がってしまいます。それを防ぐためにも、一部ユーザーにテスト適用することができるABテスト(A/Bテスト)ツールの導入をおすすめします。 ミエルカヒートマップは、ヒートマップとABテスト(A/Bテスト)機能の両方を備えています。また、一部のプランでは、GA4と連携することで、サイト内で改善すべきページを自動で抽出する機能もついてきます。ぜひ、この機会に無料トライアルをお申し込みください。 ABテスト無料トライアルはこちらから コンバージョン率(CVR)改善事例 【BtoC】申込数が1.83倍に!株式会社RITA-STYLE様 「人生を変えるほど痩せるプライベートジム」を営業理念にする株式会社RITA-STYLE様は、九州地方を中心にパーソナルジムを展開する企業さまです(2020年3月7日、東京都渋谷区にもOPEN)。 以前は、ジムの料金に関するコンテンツをページの下の方に設置していましたが、弊社ツールを導入しヒートマップデータを確認されたところ、この料金エリアが非常によく熟読されていることが判明し、「料金コンテンツの下にCTAを置いてみる」という改善案が生まれました。 実際に料金表の下にCTAを設置したところ、パーソナルジムの無料カウンセリング申込み数が1.83倍に急増。ページのコンバージョン率(CVR)を大きく改善できました。 熟読率の高いエリアにCTAボタンを置く、という施策は、コンバージョン率(CVR)改善施策の中では初歩的な部類に入ります。しかし、初歩的な施策であっても、これだけコンバージョン率(CVR)は変わります。まだコンバージョン率(CVR)改善を行っていない企業はすぐに取り組むべきだと言えるでしょう。 もっと詳しく知りたい方はこちら まとめ コンバージョン率(CVR)は、Webマーケティングの成功を測る上で欠かせない指標です。しかし、コンバージョン率(CVR)の改善は、一朝一夕にできるものではありません。継続的にサイトの改善に取り組み、分析を繰り返すことで、徐々に成果に繋がることを理解しておくべきだと言えるでしょう。 ミエルカヒートマップでは、コンバージョン率(CVR)改善のために必要な、サイト内で改善すべきページを探す機能から、ヒートマップ機能、ABテスト(A/Bテスト)機能まで、全て搭載しています。ご興味のある方は、まずはこの機会に無料トライアルをお申し込みください。 ヒートマップ無料トライアルはこちらから 編集者情報 高巻 聡 日本体育大学卒。 大学卒業後、人材育成業及び通信業の営業職を経てFaber Companyへ入社。同社ではセールスを担当。 休日に友人と一献を傾けるのが最近のトレンド。 この記事をシェアする