コンバージョン率(CVR)とは?業界平均や改善方法・事例を解説 高巻 聡 2023.06.12 2026/9/29 CRO CROCVR改善サイト改善ヒートマップ コンバージョン率(CVR)とは? コンバージョン率(CVR)の計算方法 業界別コンバージョン率(CVR)の平均・目安 コンバージョン率(CVR)が低い時に考えられる要因 コンバージョン率(CVR)の改善方法 コンバージョン率(CVR)改善に必要なツール コンバージョン率(CVR)改善事例 コンバージョン率(CVR)とは、Webサイトや広告、メールマガジンなどを訪問したユーザーのうち、 事前に設定した目標(コンバージョン)を達成したユーザーの割合 を示す指標のことです。本記事では、コンバージョン率(CVR)の意味や計算方法から、業界ごとの平均・目安、改善方法、必要なツール、事例まで徹底解説します。 ヒートマップ無料トライアルはこちらから コンバージョン率(CVR)とは? コンバージョン率(CVR、conversion rateの略)とは、Webサイトや広告、メールマガジンなどを訪問したユーザーのうち、商品購入や問い合わせなど、あらかじめ設定した成果(コンバージョン)に至ったユーザーの割合を示す指標です。CVRと省略して使われることも多くあります。 何をコンバージョンとするかは、Webサイトの目的やビジネスモデルによって異なり、代表的な物は以下のようなものがあります。 ECサイト:商品の購入 BtoBサイト:問い合わせ、資料請求、見積もり依頼 サービスサイト:会員登録、無料体験、申し込み メディアサイト:資料ダウンロード、メールマガジン登録 イベントサイト:セミナーやイベントへの申し込み CVRを見る際には、単に数値の高低だけを見るのではなく、「何をコンバージョンとして設定しているのか」を確認することが重要です。 例えば、Webサイトへのアクセスが10,000件あり、そのうち100件の問い合わせが発生した場合、問い合わせをコンバージョンとしたCVRは1%です。 一方、同じWebサイトで「資料請求」をコンバージョンとして計測し、500件の資料請求が発生していればCVRは5%になります。この場合、CVRだけを見ると資料請求のほうが高くなりますが、問い合わせと資料請求ではユーザーに求める行動やハードルが異なるため、単純に数値を比較することはできません。 このように、CVRを評価・比較する際は、どの行動をコンバージョンとしているのかをそろえたうえで確認することが大切です。 コンバージョン率(CVR)の重要性 コンバージョン率(CVR)は、Webマーケティングの成果を測る上で非常に重要な指標です。なぜなら、コンバージョン率(CVR)の数値は、サイトへのアクセスのうち、どのくらいを収益に繋げられているかを示しているからです。 アクセス数が増えていても、商品購入や問い合わせなどにつながる割合が低ければ、Webサイトが十分に成果を生み出せているとはいえません。CVRを確認することで、アクセス数だけでは見えにくいWebサイトの成果や改善余地を把握できます。 コンバージョン率(CVR)が低かった場合は、サイトのデザインやコンテンツ、マーケティング戦略などに、改善の余地があることを示しています。コンバージョン率(CVR)を改善する施策を行うことは、収益をあげることにもつながるため、定期的にコンバージョン率(CVR)を確認し、必要に応じて施策を行うことが大切です。 コンバージョンの種類とコンバージョン率(CVR)の関係 コンバージョンは、その性質から大きく「最終コンバージョン」と「中間コンバージョン」の2種類に分けられます。 最終コンバージョンとは、ECサイトにおける「商品購入」や、資料請求サイトにおける「資料請求完了」など、そのサイトの最終的な目標となるコンバージョンを指します。 一方、中間コンバージョンは、最終コンバージョンに至るまでの途中の行動を指します。 ECサイトにおいて、中間コンバージョンである「カート投入」のコンバージョン率(CVR)は高いものの、最終コンバージョンである「商品購入」のコンバージョン率(CVR)が低い場合は、カート投入から購入までの間の導線に問題があることがわかります。 一方、中間コンバージョンである「カート投入」のコンバージョン率(CVR)と、最終コンバージョンである「商品購入」のコンバージョン率(CVR)にあまり差がない場合は、カート投入を増やすための施策が重要になってきます。 このように、最終コンバージョン率と中間コンバージョン率の値を比較することで、サイトのどこを改善すべきなのか、見当がつきやすくなります。コンバージョン率(CVR)を確認する際は、最終コンバージョン率と中間コンバージョン率を分けて確認し、その差などからサイトを分析するのがおすすめです。 中間コンバージョンについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。 CVRとCTR・CPAの違い コンバージョン率(CVR)と混同しやすい指標に、「CTR」と「CPA」があります。それぞれ測定する対象が異なるため、違いを理解しておきましょう。 指標 意味 概要 CVR コンバージョン率 Webサイトへの訪問や広告のクリックなどのうち、コンバージョンに至った割合 CTR クリック率 広告や検索結果などが表示された回数のうち、クリックされた割合 CPA 獲得単価 1件のコンバージョンを獲得するためにかかった費用 CVR・CTR・CPAは、それぞれ確認できる内容が異なるため、単独ではなく組み合わせて確認することが重要です。 例えば、広告のCTRが高くてもCVRが低い場合、広告ではユーザーの興味を引けているものの、遷移先のページで商品購入や問い合わせなどにつながっていないことがわかります。反対に、CTRが低い場合は、広告文や訴求内容がユーザーの興味を十分に引けていない可能性があります。また、CPAはコンバージョン1件あたりの獲得費用を示すため、CVRが改善すれば、同じ広告費でもCPAを抑えられる可能性があります。 このように、CTRで「集客」、CVRで「成果へのつながりやすさ」、CPAで「獲得効率」を確認することで、広告配信からコンバージョンまでのどこに課題があるのかを把握しやすくなります。 コンバージョン率(CVR)の改善とは?CRO、LPO、EFOとの違い コンバージョン率(CVR)の改善とは、ページのデザインや掲載する内容を変えることで、より多くのページ訪問者にコンバージョンしてもらえるようにすることです。 なお、似た言葉として、CRO、LPO、EFOがあります。 CROは、日本語で言うと「コンバージョン率最適化」です。意味としてはコンバージョン率(CVR)の改善と同じですが、CROはページ内だけでなく、サイト全体でコンバージョン率(CVR)を改善する、という文脈で使われることが多いです。 LPOは、「ランディングページ最適化」を意味します。広告の受け皿であるLP(ランディングページ)のコンバージョン率(CVR)を改善する施策のことです。 EFOは、「エントリーフォーム最適化」を意味し、入力フォームのコンバージョン率(CVR)を最適化することを指します。 CROもLPOもEFOも、基本的には全てコンバージョン率(CVR)改善と同じ意味ですが、改善対象がサイト全体なのか、LPなのか、フォームなのかという違いがあります。 コンバージョン率(CVR)の計算方法 コンバージョン率(CVR)は、以下の計算式で算出します。 【コンバージョン率(CVR) = (コンバージョン数÷アクセス数) × 100%】 例えば、10,000人のアクセスがあり、そのうち100人が商品を購入した場合のCVRは以下のように計算できます。 【100 ÷ 10,000 × 100 = 1%】 この場合、Webサイトへのアクセスのうち1%が問い合わせにつながったことになります。CVRの計算で使用する主な数値は、「コンバージョン数」「セッション数」「ユーザー数」の3つです。 指標 意味 コンバージョン数 商品購入や問い合わせ、資料請求など、設定した目標を達成した数 セッション数 Webサイトへの訪問回数。同じユーザーが複数回訪問した場合、それぞれの訪問がカウントされる ユーザー数 Webサイトを訪問したユーザーの数。同じユーザーが複数回訪問しても、基本的には1ユーザーとしてカウントされる CVRの計算にはセッション数とユーザー数のどちらを使う? 母数となるアクセス数は、セッション数、ユーザー数の2種類がよく使われます。どちらの数値を使用した方が良いのかは、商材や業界によって異なります。 例えば、ECサイトのように同じユーザーが繰り返し訪問し、複数回購入することが想定される場合は、セッション数を母数としてCVRを確認する方法があります。一方、不動産の問い合わせやBtoBサービスの資料請求など、1人のユーザーが何度もコンバージョンすることが少ない場合は、ユーザー数を母数とすることで、訪問したユーザーのうちどの程度が成果につながったかを把握しやすくなります。 また、特定の広告や流入経路の成果を確認したい場合は、対象となる流入に絞ってCVRを算出することもできます。例えば、SNS広告の成果を確認する場合は、SNS広告経由のアクセス数とコンバージョン数を用いてCVRを算出します。 このように、CVRは目的に応じて使用する母数や対象範囲が異なります。複数のCVRを比較する際は、同じ条件で算出された数値かどうかを確認することが重要です。 業界別コンバージョン率(CVR)の平均・目安 コンバージョン率(CVR)の平均値は、業界やビジネスモデルによって大きく異なります。以下に記載しているのは、LocaliQ社がWordStreamというメディアで発表した、2024年5月時点での各業界の、リスティング広告(Search)とディスプレイ広告(GDN)のコンバージョン率の平均です。海外のデータなので、あくまで参考程度にみていただければと思います。 ※表の中の英文・および数値は引用元にあるものをそのまま記載、日本語訳は筆者による Industry 業界 Average CVR 平均CVR(検索広告) Average CVR 平均CVR(GDN) Advocacy 行政・公的機関 1.96% 1.00% Auto 自動車 6.03% 1.19% B2B BtoB 3.04% 0.80% Consumer Services BtoC 6.64% 0.98% Dating & Personals 出会い・結婚相談 9.64% 3.34% E-Commerce EC 2.81% 0.59% Education 教育 3.39% 0.50% Employment Services 人材 5.13% 1.57% Finance & Insurance 金融・保険 5.10% 1.19% Health & Medical 健康・医療 3.36% 0.82% Home Goods インテリア 2.70% 0.43% Industrial Services 産業サービス 3.37% 0.94% Legal 法律 6.98% 1.84% Real Estate 不動産 2.47% 0.80% Technology IT 2.92% 0.86% Travel & Hospitality 旅行・ホスピタリティ 3.55% 0.51% 出典:Mark Irvine, (May 13, 2024), Google Ads Benchmarks for YOUR Industry [Updated!], WebSteam by LocaliQ https://www.wordstream.com/blog/ws/2016/02/29/google-adwords-industry-benchmarks ここで注意したいのは、CVRは業界だけでなく、「商品購入」「問い合わせ」「資料請求」など、何をコンバージョンとして設定するかによっても大きく異なる点です。 例えば、同じBtoBサービスでも、「資料請求」と「問い合わせ」ではユーザーが行動するまでのハードルが異なるため、単純にCVRを比較することはできません。また、自然検索や広告、SNSなどの流入経路、商品・サービスの価格帯、ターゲット、ユーザーの検討段階などによってもCVRは変動します。 そのため、業界平均はあくまで参考値のひとつとして捉えましょう。平均値だけで自社のCVRの良し悪しを判断するのではなく、自社の過去のCVRや同じ条件で計測した数値と比較し、推移を確認することが重要です。 コンバージョン率(CVR)が低い時に考えられる要因 コンバージョン率(CVR)が低い場合、ページのデザインやCTAだけでなく、集客方法やコンテンツ、コンバージョンまでの導線など、さまざまな要因が考えられます。 CVRを改善するためには、まず「どこに課題があるのか」を特定することが重要です。ここでは、CVRが低い場合に考えられる主な要因を紹介します。 ターゲットや商品特性と集客方法があっていない コンバージョン率が低い場合、ページ内だけではなく、ページへの流入の部分に課題があることも少なくありません。 商品・サービスと流入ユーザーの属性が合っていなかったり、広告やSEOで対策しているキーワードとユーザーの検索意図にずれがあったりすると、アクセス数が増えてもコンバージョンにはつながりにくくなります。 例えば、以下のようなケースが考えられます。 若年層向けの商品に、年齢層の高いユーザーからの流入が多い BtoBサービスに、個人ユーザーからの流入が多い 広告やSEOで対策しているキーワードと、ユーザーの検索意図が合っていない 商品・サービスの対象地域外からのアクセスが多い ページ内の改善を行う前に、どのようなユーザーが、どの広告やキーワード、流入経路から訪れているのかを確認し、ターゲットや商品特性と集客方法が合っているかを見直しましょう。 コンバージョンまでの導線が分かりにくい ユーザーが商品・サービスに興味を持っていても、問い合わせや購入までの導線が複雑だと、途中で離脱してしまう可能性があります。 例えば、以下のようなケースが考えられます。 問い合わせフォームや購入ページへのリンクが見つけにくい コンバージョンまでに何ページも遷移する必要がある 次にどのページへ進めばよいのか分かりにくい 商品ページから購入・問い合わせページへの導線がない ユーザーが迷わずコンバージョンまで進めるよう、ページ間の導線やナビゲーション、CTAの配置などを確認しましょう。 入力フォームで離脱している 問い合わせや申し込みフォームまで到達していても、フォームの使いにくさが原因でコンバージョンに至らないケースがあります。 例えば、以下のようなケースが考えられます。 入力項目が多く、入力に時間がかかる 必須項目と任意項目が分かりにくい 入力エラーの箇所や修正方法が分かりにくい スマートフォンで入力しにくい 入力完了までに何ステップあるのか分からない フォームへの到達数に対して送信完了数が少ない場合は、入力項目や入力方法などを確認し、ユーザーにとって負担の少ないフォームになっているかを見直しましょう。 このように入力フォームを改善し、ユーザーが入力を完了しやすくする施策は「EFO(Entry Form Optimization:入力フォーム最適化)」と呼ばれます。 コンバージョン率(CVR)の改善方法 ここからは、コンバージョン率(CVR)を改善する際に重要な観点や、実際の改善方法について解説していきます。 【施策を行う前に】目標コンバージョン率を設定する 目標となるコンバージョン率(CVR)を設定することで、計画的にサイトやLPを改善することができます。闇雲にコンバージョン率(CVR)の改善に取り組むのではなく、 現状の課題や目指すべき数値を明確化するために、目標となるコンバージョン率(CVR)を設定することが重要です。 目標コンバージョン率(CVR)を設定するステップは以下の通りです。 ①【現状分析】現在のコンバージョン率(CVR)、アクセス数、顧客獲得単価などを分析する ②【競合調査】同業他社のコンバージョン率(CVR)や、業界平均値を調査する ③【目標値の設定】現状分析や競合調査を踏まえ、現実的かつ挑戦的な目標値を設定する ④【KPI(中間目標)の設定】目標コンバージョン率(CVR)を達成するために、具体的な施策とその効果を測定するためのKPI(中間目標)を設定する 【まずはここから!】コンバージョン率(CVR)をあげるために絶対欠かせない施策3選 コンバージョンの改善では、「CTA」「フォーム」「導線」の3つが大きなカギです。まずはこの3つの観点から改善を行っていくことをおすすめします。それぞれ、どのような施策があるか、解説していきます。 ①CTAの改善 ・FV内やFVの直下など、見つけやすい場所に配置する ・サイズを大きくしたり、テキストを太字にしたりなど、見つけやすいデザインにする ・「無料でお届け!」「即日発行!」など、ボタンをクリックするメリットを記載する ・「あと3日!」「この記事を見ていただいている方限定!」など、制限を設ける ②フォームの改善 ・入力開始したユーザー数と送信完了したユーザー数に乖離がある場合は、フォームの入力項目を減らす、入力完了までの段階を示すデザインを導入するなどの改善を検討 ・ユーザー数の乖離がない場合は、フォームに到達するまでの導線の改善を検討 ③導線の改善 ・コンバージョンポイントがあるページへ遷移するボタンやリンクテキストを、目立ちやすい・見つけやすいデザインに最適化する ・FV内やFV直下、ヘッダー、フッター、ポップアップなど、見つけやすい場所に配置する 【ヒートマップを使う場合】コンバージョン率(CVR)をあげるための施策3選 ①熟読率の高いセクションをFV直下に持ってくる FV直下での離脱を抑えることにつながり、ページ下部へと読み進めてもらいやすくなります。 ②熟読率の高いところにCTAボタンを設置 ユーザーが注目しているところにCTAボタンを設置することで、CTAボタンが目に入りやすくなり、CVを促すことに繋がります。 ③クリック率の低いCTAボタンは、優先的に文言の変更を検討 前章でも、CTAボタンの文言の変更を施策としてあげましたが、ヒートマップを使っている場合は、特にクリックの多いものから順に変更していくと効果が出やすいです。 【ここもチェック!】ユーザーエクスペリエンスの最適化 ①サイトの使いやすさやデザインの修正 ユーザーがストレスなくサイトを閲覧し、目的を達成できるように、 サイトの使いやすさ を改善することは非常に重要です。具体的には、以下のポイントに注意しましょう。 (1)ページ表示速度の改善 表示速度が遅いと、ユーザーはストレスを感じて離脱してしまう可能性があります。例えば、画像の重さを軽くするなどの対策が効果的です。 (2)スマホ対応 今や、多くのユーザーがスマートフォンでWebサイトを閲覧しています。 スマートフォンでも快適に閲覧できるよう、レスポンシブデザインに対応させましょう。また、スマートフォンではどうしてもページの縦幅が長くなります。ページに載せる情報を厳選し、縦幅が長くなりすぎないようにしましょう。 (3)ナビゲーションの分かりやすさ ユーザーが求める情報に迷わずたどり着けるよう、分かりやすいナビゲーションを設置しましょう。ユーザーのストレスが減り、途中でコンバージョンを諦めるユーザーを減らすことに繋がります。 ②コンテンツの見直し ユーザーの心を動かし、行動を促すためには、 質の高いコンテンツ が不可欠です。また、求めている情報がコンテンツ内にあれば、ユーザーの「結局知りたかったことが知れなかった」というストレスも減ります。具体的には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。 (1)分かりやすい文章 専門用語を避け、誰にでも理解できる分かりやすい文章を心がけましょう。また記事コンテンツの場合は、専門用語を説明するセクションを設けるのも良いでしょう。 (2)メリットの明確化 特にLPの場合、ユーザーがその商品やサービスを利用することで、どんなメリットを提供できるのかを明示すると良いでしょう。コンバージョン意欲を高めることができます。 (3)魅力的な見出しやキャッチコピー ユーザーの興味関心を引き、読み進めたくなるような魅力的な見出しやキャッチコピーをつけましょう。離脱を防ぎ、CTAボタンのある場所までユーザーを誘導することに繋がります。 ③流入数の増加や集客方法の最適化 Web広告を出稿していたり、SEOコンテンツを作成・運用している場合は、 広告の最適化を行い、流入を増やすことで、費用対効果を高めることが重要です。具体的には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。 (1)キーワードの見直し ターゲットに合ったキーワードで広告配信・コンテンツ施策を行えているか、あるいはキーワードの意図とマッチした内容になっているかなどを、定期的に見直すことが重要です。 (2)広告文・タイトルの改善 ユーザーのクリックを促すような広告文やタイトルになっているか、定期的に見直しましょう。特にSEOコンテンツの場合は、「20〇〇年最新」のような時期の記述を定期的に更新するなど、注意が必要です。 (3)集客方法の見直し ターゲットの性質や属性などを改めて確認し、集客方法が本当に適しているのかを検討しなおすのも大切です。高齢者向けの商品なのに、SNS広告に出稿していたり、地域密着型のサービスなのに、全国に向けて広告を出稿していたりする場合は、すぐに修正を行いましょう。 ④ターゲットの絞り込みと見直し 誰に商品やサービスを届けたいのかを明確にするターゲティングは、マーケティングの基本中の基本です。ターゲットを絞り込むことで、より効果的な広告配信やコンテンツマーケティングが可能になります。 CVRが上がらない場合は、その商品やサービスなどが、本当にそのターゲットに適しているのかを見直したり、ターゲットへの理解を改めて1から深めたりすることも効果的です。 分析とテストを通して、施策が適切かどうかを確認する アクセス解析を通してサイトを分析 アクセス解析を行い、以下の様なデータを取得することで、サイトの現状を把握し、目標とするコンバージョン率までどのくらい差があるのかを確認することができます。 【アクセス数】 サイト全体のアクセス数や、ページごとのアクセス数を把握しましょう。サイト全体の中で、どのページがコンバージョンの支障になっているのかを特定できたり、あるいはコンバージョンをもっと増やすためのカギとなる導線がどこなのかを発見できたりします。 【ユーザー属性】 訪問者の年齢層、性別、地域などの属性を把握しましょう。実際にそのサイトやページを訪れているユーザーの属性を確かめることで、キーワードやユーザー行動の理解を深めることができ、それをページに反映させれば、さらに高いコンバージョン率(CVR)を獲得することもできます。 【行動フロー・コンバージョン経路】 ユーザーがサイト内でどのような行動を取っているのかを把握することも大切です。ユーザーがどのページからコンバージョンに至ったのかや、どこでページから離脱したのかなどを把握できるため、ページの改善施策を立てる重要なヒントになります。 なお、こうした数値は、KPIを立てる際にも役立ちます。アクセス解析ツールを導入すれば簡単に把握することができるので、ぜひツールの導入を検討してみてください。 ABテスト(A/Bテスト)の活用 サイトのデザインやコンテンツを改善する際には、 ABテスト(A/Bテスト)を実施し、どちらのバージョンがより効果的かを検証することが重要になってきます。 A/Bテストとは、2つのパターンを用意し、どちらのパターンがより高い効果を上げるかを検証する方法です。例えば、ボタンの色や配置、広告文などを変更して、コンバージョン率(CVR)の変化を比較します。 施策を立てたら、必ず ABテスト(A/Bテスト)を実施し、その施策が本当に効果があるのかを確認すると良いでしょう。 コンバージョン率(CVR)改善のためのポイント:ユーザー行動の分析と改善は常に行う コンバージョン率(CVR)改善のための手段はたくさんありますが、確実な正解は存在しません。ユーザー行動の分析と改善を、コツコツと続けることが重要です。 コンバージョン率(CVR)改善に必要なツール コンバージョン率(CVR)の改善は、ツールを導入することで工数を削減したり、施策を立てやすくなったりします。この章では、コンバージョン率(CVR)の改善でよく使われるツールをご紹介します。 現状把握に使える!アクセス解析ツール 目標となるコンバージョン率(CVR)を達成するために、まずは現在のコンバージョン率(CVR)を把握する必要があります。また、コンバージョン率(CVR)を算出するためには、コンバージョン数の他に、アクセス数やユーザー数も必要です。 アクセス解析ツールを導入すれば、こうした数値を自動で計測してくれるため、簡単に把握することができます。 代表的なツールはGoogle Analytics4です。無料で利用でき、サイト内でどのページを改善すべきなのかを把握することができます。ただし、専門用語が多かったり、データから施策を立てるのが難しかったりと、初心者にはハードルが高いツールでもあります。 ミエルカSEOでは、GoogleAnalytics4のデータを、初心者の方でもわかりやすいように表示させたり、それぞれのページにおいて、集客面を改善した方が良いのか、コンバージョン率(CVR)を改善した方が良いのかといった、改善の方針を自動で提案する機能を搭載しています。ご興味のある方は、ぜひ無料トライアルにお申し込みください。 ミエルカSEOの無料トライアルはこちらから 改善施策が立てやすくなる!ヒートマップツール 前述したように、コンバージョン率(CVR)の改善には、熟読率や離脱率、クリック率を確認することが必要です。GA4でも一部のデータは確認できますが、実際のページにおいてどこが熟読されたり、どこがクリックされているのかは確認できません。またGA4だけでは、サイト内のどのページを改善すべきかはわかっても、そのページのどの要素を改善すべきなのか、というところまではわかりません。 ヒートマップツールであれば、実際のページに重ね合わせる形でデータを確認できるので、コンバージョン率(CVR)改善の初心者でも使いやすく、施策を立てるヒントを得ることができます。 ヒートマップ無料トライアルはこちらから ABテスト(A/Bテスト)ツール ヒートマップツールを使って立てた施策は、必ずABテスト(A/Bテスト)で一部ユーザーにテスト適用し、本当に効果があるのかどうかを検証することが必要です。良かれと思ってページを変えたら、実は改悪してしまっていた、ということは結構多く、万が一そうした状況に陥ってしまった場合、サイトの収益の減少に繋がってしまいます。それを防ぐためにも、一部ユーザーにテスト適用することができるABテスト(A/Bテスト)ツールの導入をおすすめします。 ミエルカヒートマップは、ヒートマップとABテスト(A/Bテスト)機能の両方を備えています。また、一部のプランでは、GA4と連携することで、サイト内で改善すべきページを自動で抽出する機能もついてきます。ぜひ、この機会に無料トライアルをお申し込みください。 ABテスト無料トライアルはこちらから コンバージョン率(CVR)改善事例 【BtoC】申込数が1.83倍に!株式会社RITA-STYLE様 「人生を変えるほど痩せるプライベートジム」を営業理念にする株式会社RITA-STYLE様は、九州地方を中心にパーソナルジムを展開する企業さまです(2020年3月7日、東京都渋谷区にもOPEN)。 以前は、ジムの料金に関するコンテンツをページの下の方に設置していましたが、弊社ツールを導入しヒートマップデータを確認されたところ、この料金エリアが非常によく熟読されていることが判明し、「料金コンテンツの下にCTAを置いてみる」という改善案が生まれました。 実際に料金表の下にCTAを設置したところ、パーソナルジムの無料カウンセリング申込み数が1.83倍に急増。ページのコンバージョン率(CVR)を大きく改善できました。 熟読率の高いエリアにCTAボタンを置く、という施策は、コンバージョン率(CVR)改善施策の中では初歩的な部類に入ります。しかし、初歩的な施策であっても、これだけコンバージョン率(CVR)は変わります。まだコンバージョン率(CVR)改善を行っていない企業はすぐに取り組むべきだと言えるでしょう。 もっと詳しく知りたい方はこちら まとめ コンバージョン率(CVR)は、Webマーケティングの成功を測る上で欠かせない指標です。しかし、コンバージョン率(CVR)の改善は、一朝一夕にできるものではありません。継続的にサイトの改善に取り組み、分析を繰り返すことで、徐々に成果に繋がることを理解しておくべきだと言えるでしょう。 ミエルカヒートマップでは、コンバージョン率(CVR)改善のために必要な、サイト内で改善すべきページを探す機能から、ヒートマップ機能、ABテスト(A/Bテスト)機能まで、全て搭載しています。ご興味のある方は、まずはこの機会に無料トライアルをお申し込みください。 ヒートマップ無料トライアルはこちらから 編集者情報 高巻 聡 日本体育大学卒。 大学卒業後、人材育成業及び通信業の営業職を経てFaber Companyへ入社。同社ではセールスを担当。 休日に友人と一献を傾けるのが最近のトレンド。 監修者情報 Faber Company SEOコンサルタント/岡 章浩 2019年に株式会社Faber Companyに入社。SEOは10年以上携わっており、コンサルタントとしての分析・運用実績を多数持つ。Faber Companyでは、ミエルカのカスタマーサクセス、SEOのコンサルティング業務に従事。 この記事をシェアする