【ゼロからGEO】Vol.1 まずはAIでブランド露出があるか調べてみよう

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白砂ゆき子 著者:Webマーケティング シニアコンサルタント/白砂ゆき子
月岡克博 監修者:Faber Company 執行役員(エグゼクティブマーケティングディレクター)/月岡克博

AI検索への対策に取り組みたいと思っても、まず何を確認し、どこから手を付ければよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで本メディア「AI×SEO」では、新連載「ゼロからGEO」をスタート。

「ゼロからGEO」では、GEO初心者の方に向けて、ミエルカシリーズを使いながらAI検索の現状把握から課題発見、改善、効果検証までを実践していきます。

※ GEOの基本解説はこちらの記事:GEO対策とは? 具体的な8つの打ち手・事例を解説

AI検索への出現は大きく分けて2種類

AI検索で自社の情報がユーザーの目に触れる場面は、大きく2つに分けられます。

1つ目は、Google検索結果に表示されるAIです。
「AI Overviews(AIによる概要 ※略してAIO)」 と「AI Mode(AIモード)」の連続導線になっています。

通常の検索結果の上部などにAIによる要約文「AI Overviews」が表示され、その中で自社サイトの情報が引用・参照されることがあります。さらに、「AI Overviews」に追加質問すると、「AI Mode(AIモード)」へ続く導線となっています。

※くわしい記事:Google検索「AI Overviews」とは?機能や影響・SGEとの違い

2つ目は、ChatGPTやGemini、ClaudeなどのAI検索です。ユーザーが質問するとAIが回答を生成し、その中で企業名やサービス名が紹介されたり、自社サイトが情報源として引用されたりします。

どちらもAI経由で自社の情報が届けられるという点では共通していますが、表示される仕組みや確認方法は異なります。まずはそれぞれで、自社がどの程度出現しているのかを把握するところから始めましょう。

STEP1.表示・紹介されたいクエリ・プロンプトを決める

AI検索への出現状況を調べる前に、まずは「誰が、どのような悩みを持ったときに自社の情報を表示したいのか」を決める必要があります。

その目的から、AI Overviewsで確認する検索クエリや、ChatGPTなどのAI検索で確認するプロンプトを考えていきましょう。

今回の「ゼロから始めるGEO」では、「GEOに取り組みたいけれど、何をすればよいかわからない」「自社のAI検索対策について相談したい」人にミエルカGEOやGEOコンサルティングを知ってもらうことを目的に設定します。
 ♦︎ミエルカGEO:https://mieru-ca.com/geo/
 ♦︎ミエルカGEOコンサルティング:https://mieru-ca.com/solution/ai-seo/
たとえば、今までの検索では「GEO対策」「GEOコンサル」などのクエリ(キーワード)、AI検索では「GEO対策は何から始めればいい?」「GEO対策を支援してくれる会社を教えて」といったプロンプトが候補になります。

検索クエリについては、すでにミエルカSEOの順位モニタリングに対象キーワードを登録しているため、今回はそのデータを活用します。一方、AI検索ではユーザーの質問の仕方が多様です。そのためミエルカGEOを使ってモニタリングするプロンプトを作成していきます。

STEP2.対策クエリでAIOへの出現があるか調べる

次に、AIO(AI Overviews)への表示状況を調べていきます。

詳細を確認したい場合は、上記の画像で赤く囲っている紫色のダイヤマークをクリックするか、サイトレポート>GEOレポート>AIOレポートから「KW別のAIO出現状況」を確認してください。

絞り込みを行い、GEOに関連するクエリにて、表示や引用があるかの状況を把握します。
AIOはすべての検索ユーザーに同じ内容を表示するわけではないので、あくまで傾向として捉えましょう。

STEP3.AI検索結果で紹介されるかを確認する

ミエルカSEOにもある「サイトレポート」の「順位計測キーワード」に登録しているキーワードの中から、「GEOに取り組みたいけれど、何をすればよいかわからない」「自社のAI検索対策について相談したい」など、GEO周りの悩みに関連するキーワードを10個選んで入力します。

すべて入力し終えたら、「プロンプト生成」をクリックしてください。ターゲットが相談しそうな内容のプロンプトが自動で生成されます。気になる部分があれば、編集して修正しましょう。

紹介対象となるサービス名などのテキストや、対象サイト(ドメイン単位)を入力し、「調査スタート」をクリックします。

調査結果からは、各プロンプトにおける「どのAIチャットで言及されているか」を確認できます。

自社サイトに加えて、自社以外のドメインがどの程度引用されているかも確認できます。

「LLMリサーチ」はピンポイントで「今、調査して表示されるか」を調べる機能です。

しかしGEO施策をやっていくなら定期的なモニタリングが欠かせません。1回調査して出たから良いというわけではないので、定期的に計測できる「AI検索シェアモニタリング」へも設定し、分析できるデータを取得しておきましょう。

定期モニタリングについては、次回解説していきます。

※機能に関するくわしい記事:
・LLMリサーチ(ChatGPT・Gemini・Claude・Google AIモードでの自社・競合の露出を幅広く可視化)
・AI検索シェアモニタリング(ブランド露出の定点観測を、目的とフェーズに合わせ効率的に運用可能に)

STEP4. STEP2~3の結果を見て「足りない情報」を考える

STEP2・3では、AIOや各種AI検索結果において、自社のサービスやサイトがどの程度表示・引用されているかを確認しました。

ここで大切なのは、出現しているかどうかを見るだけで終わらせず、「どのクエリやプロンプトでは表示されているのか」「反対に、どのような質問では表示されていないのか」を見比べることです。

表示されていない場合は、その質問に答えるための情報が自社サイトに不足していないか、サービスの特徴や強みが十分に伝わる形で整理されているかを確認してみましょう。競合サイトが引用されている場合は、どのような情報が評価されているのかを見比べることも、改善のヒントになります。

まずは現状を把握し、足りない情報を見つけることがGEO対策の第一歩です。

白砂
白砂

次回のVol.2以降では、AI検索のモニタリング方法や、今回の調査結果をもとに、どこをどのように改善していくかを考えていきます。次回もお楽しみに!

本記事の著者
白砂ゆき子
白砂ゆき子
Webマーケティング シニアコンサルタント
監修者
月岡克博
月岡克博
Faber Company 執行役員(エグゼクティブマーケティングディレクター)