ミエルカTOP ミエルカジャーナル ニュース 【開催レポート】MIERUCA USER MEET UP 2025 in OSAKA を開催しました
ニュース

【開催レポート】MIERUCA USER MEET UP 2025 in OSAKA を開催しました

公開日:2025.12.25

みなさんこんにちは!ミエルカマーケティング担当の澤山です。

2025年12月17日(水)、大阪・本町にて「MIERUCA USER MEET UP 2025 ~10th Anniversary~ in OSAKA」を開催しました。今回はその様子をレポートします!

9月に東京で開催したユーザー会に続き、今回は関西圏のユーザーのみなさまにも直接お会いできる機会として、大阪開催を企画しました。当日は約30名の方にご参加いただき、基調講演・ユーザー事例セッション・ワークショップを通して、ブランディング、SEO、CRO、AI検索(GEO)まで実務に直結する学びと交流の時間となりました。

基調講演:ブランドとは何かを、あらためて考える

最初のセッションは、ダイキン工業株式会社 片山 義丈氏による基調講演からスタートしました。

冒頭「ブランドとは何か?」の問いがありました。SEOの領域でもブランドの重要性について語られることが増えました。片山氏の実務家の視点から、ブランドとWebサイト、SEOの関係性についてのお話はユーザーの皆さまに深く響くお話だったと思います。

会場では、うなずきながらメモを取る参加者の姿も多く見られ、ブランドを「自分ごと」として考えるきっかけとなるセッションとなりました。

ユーザーセッション:リアルな取り組みを共有

ユーザー事例セッションでは、2社にご登壇いただきました。

プラスチック製品を手がけるメーカーで生活用品などを扱うECサイトを運営するリス株式会社より小澤氏・山田氏にはSEOとCROに取組みを、アパレルブランドaimerfeel(エメフィール)を展開するソックコウベ株式会社の冨田氏にABテストやCROの取組みを、それぞれご紹介いただきました。

メーカーECサイトのSEO&CRO施策のリアル|リス株式会社

メーカーECサイトのSEOとCRO施策の事例をそれぞれ紹介いただきました。

SEO施策では、サイト内のカテゴリ設計を見直すことで、これまで取りこぼしていたキーワードでの上位表示につながったこと事例を、CRO施策ではカート内の導線改善を行うことで、CVRが向上した事例が紹介されました。

また、自社内に十分なノウハウやリソースがない中で、施策設計から実行までをFaber Companyに一貫して任せられたことが、改善を進めるうえで大きな支えになったという話もありました。

ユーザー行動分析がチームの”当たり前”に|ソックコウベ株式会社

ソックコウベ株式会社 冨田氏からは、アパレルブランド「aimerfeel(エメフィール)」のEC運営において、ヒートマップ分析を活用して特集ページの”型”を作ってきた話を中心に、改善を続けてきた取り組みが紹介されました。

また現在は、ヒートマップの定例ミーティングにデザイナーや企画担当者も含めたチーム全員で参加する形に変更。改善点をその場で共有できることで、改修スピードや制作に対するモチベーションの向上につながっているとのことでした。

分析結果を次の企画や制作に反映できる点も、大きな成果として挙げられていました。

ワークショップ:AI検索時代の新指標を考える 〜ミエルカSEO新機能体験〜

後半は、参加型のワークショップを実施しました。

今回のワークショップでは、ミエルカSEOの新機能「LLMモニタリング」を実際に操作しながら、「AI検索における評価指標は何にすべきか」というテーマについて、参加者のみなさまと一緒に考えていきました。

ChatGPT や Gemini などの LLM を対象に、ブランド名がどのように露出しているのかや、自社・競合サイトのURLがどのように引用されているのかを確認。競合ブランドの露出状況を定点的に見ていく視点についても、実際の画面を見ながら体験していただきました。

「AI検索について以前から気になっていた」「実際に触りながら考えられて、有益な時間だった」といったコメントもいただき、参加者のみなさまと同じテーマについて考え、直接感想を聞くことができたことは、私自身にとっても嬉しく、印象に残る時間となりました。

今回のユーザー会を振り返って

ご参加いただいたみなさま、そして登壇・ご協力いただいたユーザーのみなさまに、心より感謝申し上げます。当日、「大阪でユーザー会をやってくれるのはミエルカさんくらいだよ」「また来年もぜひやってほしい!」といったお声を直接いただけたことが、運営として本当に嬉しく、胸がいっぱいになりました。

また、イベント後の懇親会の中で、ユーザーのみなさま同士が自然に会話を交わし、つながっていく様子を見られたこと、そして直接お話しできた時間も大きな活力となりました。

今後もユーザーのみなさまと共に学び、前に進んでいける場を大切にしながら、よりよいプロダクトと価値をお届けしていきたいと考えています。またみなさまとお会いできることを心から楽しみにしています。

本記事の著者
澤山汐美
澤山汐美
IMCグループ マーケティングチーム
この著者の記事をもっとみるarrow-right

関連記事