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SEO未経験者2人で始めた BtoB コンテンツでリード獲得32%増!

ヤマトフィナンシャル株式会社 2020.02.04 2021/3/24

  • 施策前に比べ検索流入が232%に改善、一般キーワード (社名を含む指名検索を除く) での流入も2%から43%に増加
  • サイト上でのリード獲得 (資料請求など) が32%増加

ミエルカ導入時の課題

当社はヤマトホールディングス傘下で、通販・企業間取引の決済代行サービスを提供しています。

数年前までは代引き決済の代行が当社の基幹商品であり、お得意様の企業や店舗のご担当者には、ヤマトのセールスドライバーが対面営業するというのが主流でした。

ところが、店舗を持たないEC事業者様が急増し、支払方法の主流がクレジットカード決済へと急激にシフト。気づいたときには競合サービスに追い抜かれていました。

世の中に遅れること20年、ようやく「ECと親和性の高いWebのプロモーションを強化しなければ」となったのですが、実際に「クレジットカード決済」で検索してみると、出てくるのは競合他社のコンテンツばかり。

「何とかして検索エンジンからの集客を増やさなければ」と、2カ月で8つのSEO会社とお会いしました。

「すべてのコンテンツ制作を受託します」というご提案も多かったのですが、「継続的な改善が必要な施策なのだから、完全外注ではノウハウが自社に資産として残せない」と考えました。

ミエルカに決めた理由は、「分析ツールに加え、レクチャーによってコンテンツ制作の内製化を支援します」というご提案が一番しっくりきたからです。

ミエルカの活用方法とその効果

ミエルカ導入当初、SEO未経験だった担当者2人は3カ月間 週1でレクチャーを受けました。

まず、コンテンツ企画の基礎となる「ペルソナ設計シート」を作り、ペルソナごとにどんなキーワードで検索するのか洗い出しをしました。

そして、ミエルカの分析機能にかけて、それぞれの検索意図を読み解いていきました。

「すぐに」とはいきませんでしたが、手探りながら少しずつ「誰に何を伝えたらいいのか」が見えてきました。

正直、コンテンツでどこまで検索流入が増やせるかは予想もつきませんでしたが、レクチャーを受けながら内製化に向け毎月5本のコンテンツをアップしていきました。

「2%しかない一般ワードからの流入割合を、せめて10%までもっていこう」というのがサイト全体の目標でした。

ユーザーニーズをミエルカが分析した図
「ECサイト」と「ネットショップ」の周辺にあるユーザーニーズをミエルカが分析した図。円の大きさはニーズの多さ、距離の近さはニーズの一致度を示している。これを見比べると、ユーザーの検索意図の傾向に違いのあることが分かる

こうして2017年の年始からコンテンツを投入し始めると、4月には検索上位に表示されるものが出始めました。

「クレジットカード決済とは」や「通販サイトの作り方」など、当社のサービスに直結するキーワードで検索1位を取れたことが良い流れを生んでくれました。

1年を過ぎた2018年2月には、検索流入が施策前の232%になり、一般キーワードでの流入が2%から43%に増えていました。

サイトからの資料請求などのリード獲得数も32%アップ、この実績を広告費換算すると、約70万円の価値をコンテンツが生み出していることになります。

しかも出稿をやめた途端に流入がなくなってしまう広告とは違い、 継続的な流入を生み出し続ける「資産」としての価値もコンテンツの魅力ですね。

この成果をもって、インサイドセールスと連携して最終コンバージョンへ導く施策のフェーズへ進むことになりました。

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企業プロフィール

  • 社名
    ヤマトフィナンシャル株式会社
  • 事業内容
    決済代行業、集金代行業、問屋業、割賦販売斡旋行及び代行業、債務保証業、計算事務代行業、支払代行業、貨物利用運送事業など
    「ネットECのキホン」
  • サイト
    https://www.yamatofinancial.jp/learning/index.html
  • 導入時期
    2016年11月
  • 担当
    営業戦略部 窪田 様、秦 様、木村 様

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