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【レポート】外部リソースの活用事例!ミエルカユーザー会

更新日:2021.11.16 公開日:2021.06.10

2021年5月27日(木)、2021年3回目のミエルカユーザー会が開催されました。今回は「外部リソースの活用」について、インターノウス株式会社 平尾氏とGMOメイクショップ株式会社武田氏にお話しいただきました。今回のイベントの進行は、ミエルカユーザーの株式会社MOTA柳澤氏。優秀な外部人材との出会い方や組織作りなど、“使える”ノウハウ満載だったイベントの模様をレポートします!

PVがV字回復!外部マーケターの即戦力 x 柔軟性で実現する完全リモートメディアチームの作り方|インターノウス株式会社 平尾 氏

インターノウス株式会社平尾氏に、理想のメディア運営実現を目指して、自社の状況とのギャップを埋めるため、外部人材活用に至ったプロセスとその成果についてお話しいただきました

プロフィール

平尾 美絵(ひらお みえ)

2017年よりフリーランス活動と並行し、インターノウスWEBマーケティングディレクターとして入社。自社メディア運営とWEBマーケティングを担当。

メディア運営の理想とギャップ


導入前の課題として、記事の品質をチェックをする担当者のリソースが不足し、公開されるまでの社内の確認フローが上手く回っていなかったそうです。
新たな人材獲得が喫緊の課題の中、直接雇用と外部パートナー2つの方向性で採用活動をされていました。外部人材を取り入れることは、これまで自社で経験がなかったため、今まで実績を元に、社内上申のためパフォーマンス比較表を作成し、ミエルカコネクトをご導入いただきました。

取り組みの成果と次なるチャレンジとは!?

メディアのPV数アップなど、目に見える成果が出たことはもちろんですが、コネクトマーケターのナレッジを社内に取り込むことで組織がこれまでより強化された点が印象的でした。
外部パートナーとしてジョインしたマーケターの背中を見ながら社内のメンバーも、いずれは同じレベルになって、自走できる環境づくりを目指すことが今後の目標とおっしゃられていました。

社外マーケターを信頼してミエルカコネクトを活用した事例|GMOメイクショップ株式会社 武田 氏

次は、GMOメイクショップ株式会社の武田氏に、SEOだけでなく自社が関連する業界についても知見があるマーケターとの出会い方についてお話しいただきました。

プロフィール

武田 聖也(たけだ せいや)

前職では新卒就活領域における、Webライティング・Webマーケティングを担当。現職ではネットショップ・ECサイト構築サービスMakeShopの契約数増加に向けマーケ体制整備から施策実行まで奮闘中。プライベートでは小説・映画などに触れ「ユーザー心理を理解する力」を磨くのが趣味。

外部パートナーへ仕事を依頼した背景

社内リソースは、他業務と兼務の人が多く、専任担当を確保することが出来なかったそう。SEOスキルと業界知識を両方備えた人材を専属で配置する社内調整に時間がかかりそうだったため、ミエルカコネクトをご導入いただきました。現在では、2名のコネクトマーケターが参画中。15名ほどの候補者の中から選出された2名ですが、武田氏が気を付けていた3つのポイントを紹介します。

外部パートナーとのやり取りで気遣っていた3つのポイント◎

✔マッチしそうな条件を具体的に決める
✔まずは順位だけを指標として見てもらう
✔業績やサービスの近況などを定例MTGで共有する

求める人材の条件は出来るだけ具体的にしておくことを大切にしており、今までどんなプロジェクトや成果を出してきたのかをレジュメや面談時に確認したとのこと。また、スキルだけでなく、一緒にプロジェクト推進する上で、コミュニケーションは円滑に取れるのかなど、相性の部分も大切とのことです。
外部マーケターには、初めから売上やCVをコミットしていただくわけでなく、まずは検索順位獲得をKPIに設定。ただ、検索順位だけを指標にして運用を始めると、記事単体での違和感はないが、全体では自社サービスの方針とズレることもあります。定期的に業績やサービス内容のすり合わせを行い、お互いの認識や方向性のギャップが生まれないように努めていたようです。
SEOだけでなく自社が関連する業界についても知見がある方を活用するメリットは、「他にはない独自性や深みのある記事を作れること」と武田氏は話し、自社サイトに欠かせない存在になっているとお話しされていました。
(記事例:ネットショップ開業(ECサイト開業)のための基礎知識と必要なもの加速するライブコマースとは?市場動向や事例、アプリを徹底解説

質疑応答&対談パート


MOTA株式会社の柳澤氏に進行していただき、視聴者の皆さんからの質問に応えていただきました。

プロフィール

柳澤 祐太(やなぎさわ ゆうた)

2009年~2012年、パワーテクロジー(現システムソフト)アルゴリズム分析担当。2012年~2014年、ジャパネットたかたにてインハウスSEO・集客担当。2014年11月よりMOTA(旧オートックワン)に参画。自社ブランディングからCVまでサイト全体の管理を担当。

Q1.記事執筆を外注する際の注意点は?

武田氏
自分自身がどの程度までできて、どの部分をお願いしたいのかを明確にしておかないとコミット力が弱まる印象があります。

平尾氏
採用時にテストライティングしていただき、実務より少し難易度が高いテーマに取り組んでもらいます。見極めをすることで、発注時になるべく差し戻しを減らすようにしています。

Q2.面談の時、この人SEO知っている!とわかる質問は?

柳澤氏
最近のSEOニュースについてや、普段勉強にしている参考にしているサイトを聞いたりします。怪しいサイトを参考にしていたら少し疑います。

武田氏
テクニックというかコツを3つくらい聞くようにしています。その中で、一つでも私が知らないことがあったら、おっ!ってなりますね。あと、SEOは仮説検証の繰り返しだと思うので、実体験に基いたコツを語っている方は強いと思ってます。

平尾氏
私もSEOニュースに関する話題を聞いたり、テストケースみたいに、その場でお題を出してみて、課題解決力とディスカッションする中で相性も判断しています。

Q3.記事クオリティが社内で求めているものとズレているときの修正方法は?

平尾氏
まず構成案を作ってもらって、ここでのクオリティに違和感がないかどうかを見極めるようにしていましたね。なので、記事まで仕上がった段階ではズレは少ないかもしれません。

武田氏
たとえば、記事にオリジナル画像があった方がいいってなったとき、社内で制作が可能なので、テキストレベルでもいいのでここにこんな画像が欲しいとか、ご提案頂くようにしてました。

Q4.外部パートナーとのコミュニケーションの仕方

平尾氏
前提、対話はマメに行っていました。用途に応じて、コミュニケーションツールを使い分けてますね。具体的には、雑談はslack、業務相談はdiscord、MTGはZoom、タスク管理はBacklogなど、メンバー皆が困って孤独にならないように心がけています。

武田氏
順位が上がったり、成果が出たなど、よい結果が出た時にすぐ連絡して感謝を伝えることですかね。

Q5.依頼している業務範囲や、事前に考慮すべきことは?

平尾氏
マルっとお願いしているわけでなく、最初は一緒に伴走して徐々に権限をお渡ししている感じです。

武田氏
自社内のルールを事前に把握しておくことですね。社内データをどこまで共有出来るのかだったり、予め確認しておく必要があると思います。

最後に

今回は外部リソースの活用事例から、自社にマッチしたマーケターとの出会い方や、外部パートナーを考慮した組織づくりについての学びがありました。新しい施策をすぐ実行したいと思っても、社内リソースを確保できなかったり、スキルが足りなかったりなど、多くのお悩みを聞きます。
ミエルカコネクトでは、SEO・コンテンツマーケティングに限らず、多種多様の得意領域をもつマーケターをご紹介できます。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
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今後もミエルカユーザー会では、皆さまの成功体験をシェアして参ります。登壇いただいた平尾氏、武田氏、柳澤氏、ご視聴いただいた多くのユーザーの皆様、誠にありがとうございました!今後も今回のような”使える”ノウハウ満載のユーザー会を開催していきますので、皆様のご参加をお待ちしております。
 
おわり

著者PROFILE

カスタマーサクセスチーム 
渡邊 雅俊(わたなべ まさとし)

大手インターネット広告代理店にて、広告運用に携わった後、Faber Companyにジョイン。カスタマーサクセスチームでお客様の課題解決、事業成長をサポートしている。今回のユーザー会の発起人。

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