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Webコンサルの費用相場や依頼内容、最適な選び方を徹底解説

更新日: 2024.12.26   公開日:2024.12.25
Webコンサルの費用相場や依頼内容、最適な選び方を徹底解説

「Webコンサルの相場ってどのくらい?」
「Webコンサルってどう選べば良いの?」

Webコンサルは「集客率が悪い」「売上につながっていない」など、様々なWeb上の問題を解決することができます。しかし、料金体系や相場がわからなくて相談しづらいと二の足を踏んでいる担当者も多いかもしれません。

そこで本記事では、Webコンサルのサービスの種類やそのメリット・デメリットと料金相場、さらに料金体系を解説します。また、効果的にWebコンサルを利用するために明確化しておきたい確認ポイントと費用対効果の高いWebコンサルの選び方を説明するのでぜひご覧ください。

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1.Webコンサルの主なサービスと費用相場

Webコンサルの主なサービスは以下の7つです。Webコンサルのサービスの作業内容、メリット・デメリット、料金とあわせて、どんな企業におすすめなのかを解説していきます。

なお、金額に関しては、会社に依頼する場合と個人に依頼する場合、依頼内容や規模・期間等によっても異なるため、あくまでも目安としてお考えください。

  • Webマーケティング:オンライン集客の指針を出してほしい
  • サイト分析・アクセス解析:Webサイトのパフォーマンスをデータで理解し改善点を具体化したい
  • SNS運用:SNSのフォロワーを増やし、自社について効果的に発信していきたい
  • Web広告運用:広告予算を最大限活用し、ターゲットに確実にリーチしたい
  • ECサイト:ネットショップの売り上げを伸ばしたい
  • SEO:検索エンジンで上位表示を目指し、自然流入を増やしたい
  • UI/UXデザイン:ユーザーが快適に使えるWebサイトやアプリを設計したい 

(1)Webマーケティング:30万円~100万円/月

サービス内容・Webマーケティング全般に関するコンサル
・市場調査・競合調査
・実行支援
費用相場・企業:30万円~100万円/月
・個人:5万円~30万円/月
費用例・食品製造業が新商品の認知度向上のため、Webマーケティング戦略のコンサルティングを依頼した場合:90万円(30万円×3カ月)
・IT企業がリード獲得数向上のためにWeb戦略の策定を依頼した場合:150万円(50万円×3ヶ月)
メリット・Web戦略の課題を抽出してくれたり、方向性を考えてくれる
・予算内で費用対効果が高い施策を提案してくれる
デメリット・目的や対象を絞って依頼しないと費用が高額になりがち
・成果はWebコンサルタントの質に左右される
こんな企業におすすめ・Webについてあまり知識やスキルがない企業
・Web戦略について具体的な方法がわからない企業
・Web担当者を用意できない企業
・費用対効果によって予算を確保できる企業

Webマーケティングコンサルは、企業のWebマーケティング全般に関するコンサルを行うサービスです。

クライアント企業を分析し、市場調査・競合調査を行った上で、目標・予算を踏まえてWebサイトやSNSなどの戦略設計や目標達成に必要な方法を提案してくれます。経営コンサルのWeb版と考えてよいでしょう。

そのため、Webコンサルは、「Webについてよくわからない」という企業や、「全般的に底上げしていきたい」という企業におすすめです。ただし、包括的に依頼するとなれば費用もそれに伴い高額になる傾向があります。そのため、Webマーケティングコンサルを利用する際には、予算内に収まるかどうかよく確認することが大切です。

Webマーケティングについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

☑︎参考:【2024年最新】Webマーケティングとは?基礎知識から施策の種類、担当者に求められるスキルまで徹底解説

(2)サイト分析・アクセス解析:20万円〜50万円/月

サービス内容・分析ツールを使ってサイトの現状や課題を明確化
・レポート作成・改善施策を提案
費用相場・企業:20万円〜50万円/月
・個人:5万円~20万円/月
費用例・アパレル企業がWebサイトの売上停滞を解消するためにアクセス解析を依頼した場合:240万円(20万円×12ヶ月)
・教育サービスを提供する企業がユーザーの動向を把握するために依頼した場合:90万円(30万円×3ヶ月)
メリット・自社Webサイトの問題点が明確化できる
・プロ目線で具体的に自社のWebサイトの問題点を指摘してもらえる
・」有効な改善策を具体的に提案してもらえる
・分析ツールの見方・活用法を学べる
デメリット・実行支援はない(自分で行う)
・コンサルタントによって質が変わる
こんな企業におすすめ・サイトのアクセス数や売上が伸び悩んでいる企業
・分析ツールや解析ツールの活用方法がわからない企業
・データの分析・解析のノウハウを蓄積したい企業

サイト解析・アクセス解析コンサルは、専用の分析ツール(Google Analytics・Google Search Console・ヒートマップ等)を利用して、膨大なアクセス数からWebサイトのアクセス傾向やサイトの価値などユーザーデータを分析し、Webサイトの現状や課題を明確化し改善施策を提案してくれるサービスです。

サイト解析・アクセス解析コンサルは、既に自社のWebサイトを持っていても、アクセス数はあるがリピート客が増えない、売上に繋がらないなど、集客力や収益力に問題がある場合に用いられることが多いです。

サービスの最大のメリットとして、分析ツールや解析ツールの使い方・レポート結果の見方、結果の反映方法等、Webの集客知識を自社に蓄積していけることが挙げられます。ただ、分析・提案は行ってくれるものの実施までは対応していないところが多いので注意が必要です。Web担当者がおらず実行まで依頼したい場合は、そこまでカバーしている会社を選びましょう。また、依頼先によって質が変わるため、依頼先選びも慎重に行いましょう。

アクセス解析については次の記事をご覧ください。

☑︎参考:【初心者向け】アクセス解析とは?確認すべき指標や分析方法、ツールまで徹底解説
☑︎参考:アクセス解析の費用相場を徹底解説!自社に合ったサービスの選び方とは

(3)SNS運用:20万円〜50万円/月

サービス内容・認知度アップ・ブランディングなど目的に合わせたSNS運用のアドバイス
費用相場・企業:20万円〜50万円/月
・個人:5万円〜10万円/月
費用例・認知度向上やコミュニケーション活性化を目的に公式SNSを立ち上げる際にコンサルを依頼した場合:60万円(20万円×3ヶ月)
・飲食チェーンが季節限定メニューの認知度向上を目的にSNSコンサルを依頼した場合:120万円(20万円×6ヶ月)
・Instagramを活用した集客強化のためSNSコンサルを依頼した場合:60万円(20万円×3ヶ月)
メリット・目的にあった適切で効果的なSNSの運用ができる
・炎上・トラブルを防げる
デメリット・自社のSNS利用の目的を得意分野とする会社に依頼しないと効果が半減
・アカウントがある間続けなければならない
・ノウハウや知見が社内に蓄積しない
こんな企業におすすめ・SNS利用が初めての企業
・SNSでブランディングや集客力アップを考えている企業
・SNSでの炎上やトラブルを避けたい企業

SNS運用コンサルは、XやInstagram、TikTokなどのSNSを活用したマーケティングのサポートをするサービスです。

多くの人が常に目を通しているSNSは影響力も高く、テレビや新聞・雑誌、企業Webサイト以上に企業の戦略において重要なメディアとなっています。ひとたびSNSでバズれば大きな話題となり、高い集客力や売上に繋げることができる一方、ネガティブな方向で注目を集めてしまった場合は、企業にとって致命的となることもあります。そのため、適切で効果的な運用を行うためのアドバイスを受けるために、SNS運用コンサルサービスを利用する企業が増えています。

SNSコンサルについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

☑︎参考:SNSコンサルとは?運用代行との違いや業務内容・費用相場・選ぶポイントも解説

(4)Web広告運用:20万円〜40万円/月

サービス内容・宣伝等に最適なWeb上での広告運用戦略の提案
・掲載媒体の選定
・効果測定
・データ抽出とレポート作成
費用相場・企業:20万円〜40万円/月
・個人:10万円〜20万円/月
費用例・小売業が新商品のプロモーションのためGoogle広告運用のコンサルを依頼した場合:90万円(30万円×3ヶ月)
・高級な宿泊施設が富裕層に向けたSNS広告運用のコンサルを依頼した場合:120万円(20万円×6ヶ月)
メリット・効果的にWeb広告を掲載できる
・クリエイティブ制作から運用も任せることができる
デメリット・コミュニケーションを上手に取らないと自社の意図しない形で広告が出稿される可能性がある
こんな企業におすすめ・Web広告を運用したいが何から始めるべきかわからない企業
・社内にWeb広告運用ができる人材がいない
・Web広告を既に利用しているが効果が上がらない企業

Web広告運用コンサルは、Web上での広告運用戦略を提案するだけでなく、掲載媒体の選定、クリエイティブ制作、運用、効果測定などを行うサービスです。広告運用の代行まで行うか、方針のアドバイスのみかについては依頼内容によって異なります。

広告運用の専門知識やノウハウが豊富であることから、自社のターゲット層が多く利用する媒体に重点的に広告を展開し、費用やリソースを節約しながら効果的にWeb上で広告を展開することができるようになります。

ただし、Web広告運用コンサルを利用したからと言って必ず成果が出るとは言えません。依頼する会社によって得意分野やノウハウに差があるため、自社の目標やターゲットにあった会社を依頼しましょう。

Web広告運用についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

☑︎参考:広告運用は外注すべきか?メリット・デメリットや外注先の選定ポイントも解説

(5)ECサイト:20万円~50万円/月

サービス内容・ECサイトの売上・集客力アップに向けた戦略の提案
・リソース不足の解消(業務代行:大企業向け)
費用相場・企業:20万円~50万円/月
・個人:5万円~10万円/月
費用例・食品メーカーがリピーターの確保を目指してECサイトコンサルを依頼した場合:180万円(30万円×6ヶ月)
・アパレルブランドが新たにECサイトを出店するためにECサイトコンサルを依頼した場合:100万円(50万円×2ヶ月)
メリット・自社のECサイトの問題点や改善点が明確化できる
・自社に専門知識やスキルのある人材がいなくても成果と時間を確保できる
デメリット・提案は行うが実行までは行わない
・ECサイト運用の知見が蓄積されない
こんな企業におすすめ・ECサイトを立ち上げようと思っている企業
・ECサイトの売上や集客力が不十分な企業
・ECサイト運営担当のリソースが足りない企業

ECサイトコンサルとは、ECサイトの効率的な運用方法や、集客率・売上改善のために分析・施策立案などを行うサービスです。自社でECサイトを持つべきか、楽天やAmazonなどのモールを使って集客すべきかなど、立上げ段階での悩みも相談可能です。

ECサイトコンサルは、商品提案や集客対策、リピーター対策、サイト構成の最適化などECサイトの基本的な運営方法や売上・集客力をアップさせる方法などEC事業者が持つ悩みに対して解決策を考え、提案を行います。プロの知見をすぐに取り入れられるのがメリットですが、任せきりにしてしまうと自社にECサイト運用に関する知見が蓄積されないため、自社で専任の担当者に一部の業務を任せると良いでしょう。

ECサイトに関しては次の記事もぜひご覧ください。

☑︎参考:ECコンサルおすすめ9選 | 選び方のポイントと費用相場を解説

(6)SEO:20万円〜100万円/月

サービス内容・検索エンジンで上位表示されるための効果的なSEO対策の提案
費用相場・企業:20万円〜100万円/月
・個人:5万円~20万円/月
費用例・人材会社が自然流入でサービス利用者を増やすことを目的にコンテンツ制作をするため、SEOコンサルを依頼した場合:120万円(20万円×6ヶ月)
・IT企業が特定キーワードでの上位表示を目指し、コンテンツ改善のSEOコンサルを依頼した場合:60万円(30万円×2ヶ月)
メリット・検索エンジンで上位表示される優良サイトを作ることができる
・Webサイトの認知度や集客力・売上アップに繋げられる
デメリット・SEOは長期的な分析と改善が求められるため、契約が長期になる
・トータル費用が高額になりやすい
こんな企業におすすめ・検索エンジンで自社Webサイトを上位表示させたい企業
・Webサイトのアクセス数・認知度が低い企業

SEOコンサルは、検索エンジンで上位表示されるために、Webサイトの現状分析や戦略立案などSEO対策全般を行うサービスです。

検索エンジンの評価基準に基づき、現在のWebサイトの強み・弱みを明確化した上で、ターゲット層が検索するキーワードの盛り込み、コンテンツやサイト構造やタグの最適化、被リンク・SNSとの連携など、内部・外部から魅力的なWebサイトに育てる戦略を提案してくれます。

SEO対策は、実施してからすぐに効果がでるものではなく、成果が出るまでにはある程度時間がかかります(約6ヶ月〜約1年程度)。そのため、予算はしっかり確保しておきましょう。

SEOコンサルについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

☑︎参考:SEO対策を業務委託のSEOコンサルタントに発注するメリットと注意点

(7)UI/UXデザイン:30万円~100万円程度/月

サービス内容・自社WebサイトのUI/UX面での問題点の指摘・改善策の提案
・ユーザビリティ・UI/UXに優れたWebサイトの制作
費用相場・30万円~100万円程度/月
費用例・ECサイトを運営するアパレル企業がECサイトからの購買数増加を目的にUI/UX改善を依頼した場合:90万円(30万円×3ヶ月)
メリット・ユーザーに好印象を与えられるWebサイトの制作・運営ができる
・ユーザビリティの高いWebサイトにすぐに改善できる
デメリット・費用が高額になりがち
こんな企業におすすめ・UI/UX改善に知見のある人材が自社にいない企業
・ユーザー視点でWebサイトの改善を進めたい企業

UI/UXデザインコンサルは、自社WebサイトのデザインやUI/UX面での問題点を分析し、改善策を提案するサービスです。

近年、ユーザーが快適に使えるようにWebサイトのデザインや構成を工夫するUI/UXデザインの重要度が高まっています。使いにくいWebサイトやほしい情報が入手しづらいWebサイトは、ユーザーのリピート率だけでなく企業の評価やイメージの低下にも繋がります。しかし、ユーザビリティを高めるUI/UXデザインをWebサイトに取り入れることでユーザーの満足度向上につなげることができます。

UI/UXデザインコンサルでは、専門的な知識やそれを具現化するスキルを持った専門家が、ユーザーのペルソナ設計・カスタマージャーニーを踏まえて、ユーザービリティ・ユーザー視点から見た自社Webサイトの問題点や改善点を提案してくれます。ただし、調査やリサーチも行うため費用が高額になる傾向があります。

2.Webコンサル費用の料金体系

コンサル費用の料金体系は大きく4つに分けられます。

月額報酬型Webコンサルサービスを定期的に受け、その対価を月額料金として支払う料金体系。
1ヶ月あたりいくらと決まっているため、予算内でWebコンサルを受けたい企業や、中長期的な施策が必要なWeb戦略を行いたい企業におすすめ。
プロジェクト型Webサイトのリニューアル、SNSのスタート、フォロワーの増加などプロジェクト単位で契約する料金体系。
プロジェクトの内容や規模、期間によって料金は変動する。中長期的な施策ではなく、単発でWebコンサルサービスを受けたい企業向け。
成果報酬型Webコンサルの提案や実行によって得られた成果に対して報酬を支払う料金体系。
「初期費用+成果報酬」、「基本料金+目標達成による成果報酬」のケースがある。設定した成果が出なければ料金は発生しないため、成果に応じて報酬を支払いたい企業におすすめ。
顧問契約型コンサル会社と契約し、顧問として毎月定額を支払い、分析や解析、課題の解決案等を受ける料金体系。
継続的なアドバイスやサポートを受けられるため、Web戦略に大きなウエイトを置いている企業に最適です。

Webコンサルの費用のほとんどは人件費であり、「時間単価×稼働時間」で算出されます。実績や経験、ノウハウを豊富に持つコンサルタントが担当すれば時間単価が上がり、当然費用も高くなります。時間単価が低い場合は、経験・スキルの少ないコンサルタントが担当すると考えられます。とはいえ、料金面だけを重視してコンサル会社を選ぶのは避けた方が良いでしょう。

3.Webコンサルを選ぶ前の確認ポイント

Webコンサルサービスを利用する前に、必ず確認しておきたいポイントが3つあります。

  • 自社が抱えている課題や目的を明確化する
  • コンサルタントに依頼する内容を明確化・具体化する
  • 予算・期間を明確化する

この3点を明確化しておかないと、いかにノウハウや実績豊富なコンサル会社であっても的確な改善策・効果を上げることが難しくなり、企業側が満足のいくサービスを受けることができなくなります。

(1)自社が抱えている課題や目的を明確化する

現状分析を行い課題を明確化するだけでなく、プロの力を借りて強化したいポイントが、Web上での認知度アップか、ブランディングか、集客力アップかなど。Web施策を進める目的も明確にしましょう。その際、具体的な目標(KGI・KPI)も併せて設定することが重要です。

問題点をできる限り明確にしておくことで、Webコンサルタントもより効果的な施策を提案できます。また、課題の明確化が出来ていない場合には、現状分析や課題の整理も依頼することも可能です。コンサルタントが課題の抽出から対応してくれる企業も多いですが、依頼範囲の大枠を事前に固めておくことで、不要な費用をかけずに済みますので、可能な範囲で事前に確認し、準備を整えましょう。

(2)コンサルタントに依頼する内容を明確化・具体化する

課題や目標が決まれば、依頼するWebコンサルサービスの種類も決まります。しかし、サービスの種類が同じであっても会社によってカバーしてくれる内容やオプションが異なります。

例えば、SNS運用コンサルの場合、SNS戦略の提案のみを提供するところもあれば、SNSの管理・運用まで行ってくれるところもあります。提案を受けて実行できる社内の人材の有無も踏まえて、どこまでの範囲でサービスを依頼するのか、明確化・具体化しておきましょう。

(3)予算・期間を明確化する

目標達成のためにいくら予算を持たせることができるか、どれくらいの期間でやってもらいたいかを決めておくことで、Webコンサルタントも予算内・期間内で行うことができる施策を提案しやすくなります。

自社がどれだけ費用が掛けられるのか、またどれだけの期間依頼するのかもはっきりとさせておきましょう。

4.費用対効果の高いWebコンサルの選び方

Webコンサルを利用する具体的な目的や目標や方法、掛けられる予算・期間が整理できたら、次に依頼するWebコンサルを選びます。その際に必ずチェックしたい4つのポイントについて解説するので、選ぶ際の参考にしてみてください。

  • コンサルの得意分野・実績で選ぶ
  • コンサルタントとの相性・コミュニケーションの質で選ぶ
  • 自社の予算とコンサル会社の料金体系で選ぶ
  • コンサルだけでなく実行まで依頼できる会社を選ぶ

(1)コンサルの得意分野・実績で選ぶ

Webコンサルを行う会社を選ぶ際は、対応領域・得意領域を必ず確認しましょう。実績が豊富であればあるほど確固としたノウハウ・スキルを持ち、より効果的なアドバイスを受けられるため、これまでどんな実績があるのか、どんな業種を多く取り扱っているかなどを十分にチェックしましょう。

(2)コンサルタントとの相性・コミュニケーションの質で選ぶ

Webコンサルタントとスムーズにコミュニケーションが取れるかどうかも重要なポイントです。

Webコンサルを依頼すると、担当者と何度もやり取りをすることになります。スムーズな連携を行うために、こちらの目的や目標数値などをしっかり理解しているだけでなく、自社や自社のサービス・商品への理解があること、そして報告やレスポンスがスムーズな担当者であることが不可欠です。また、ヒアリングの際の提案力も大事なチェックポイントです。

依頼した場合、そのコンサルタントが信頼できるパートナーとなりうるかしっかり確認しましょう。

(3)自社の予算とコンサル会社の料金体系で選ぶ

Webコンサルを選ぶ際には、自社の予算に見合った料金体系のサービスを提供している会社を選ぶことが重要です。どれだけ高品質なサービスであっても、予算を大幅に超える場合、長期的に活用するのは難しいでしょう。一方で、料金が安いからといって必ずしも最適な選択とは限りません。

また、広告運用の最低出稿金額が設定されていたり、最低契約期間が設定されているケースもあります。トラブルを避けるためにも、料金体系だけでなく、細かい部分の確認も怠らないようにしましょう。

(4)コンサルだけでなく実行まで依頼できる会社を選ぶ

自社にWeb業務を担える人材がいない企業は、コンサルだけでなく実行支援も行ってくれるコンサル会社を選びましょう。

コンサルサービスの中には、現状の分析や改善の提案のみを行い、実行までは対応していないものもあります。受けた提案を実行するスキルのある人材がいないと、提案を受けても具体的に改善できず、「絵に描いた餅」となって満足のいく効果を得られないケースも少なくありません。自社のリソースを考え、どこまでのサポートが必要なのかも含めて選びましょう。

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ミエルカコネクトは、マーケティング支援会社が運営する人材マッチングサービスです。

この記事では、Webコンサルの主な業務やそれぞれの費用相場について紹介しました。Webコンサルの外注を成功させるためには、適正な相場を理解し、きちんと効果の出る外注先に依頼することが重要です。とはいえ、外注先を選ぶには、得意領域・実績やコミュニケーションの取りやすさ、予算に見合った料金体系、実行支援も行ってくれる会社など、確認すべき点がたくさんあり、どこを選べば良いかわからない方も多いと思います。

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本記事の著者
奈良優作
奈良優作
コネクトマーケター
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