【事例有】EFOとは?CVR改善に繋がる驚きの効果と具体例をご紹介! 飯田 さゆり 2023.06.22 CRO CVR改善UXサイト改善 そもそもEFOとは?EFO施策のポイントフォームを最適化する5つのEFO施策具体例まとめ(効果測定にヒートマップ分析を使う) 広告を多数投下する以上の成果を得られる場合があるEFO。本コラムでは言葉の意味はわかるがやり方がわからないという方向けに、今日からすぐに取り組めるEFO施策の事例をご紹介します。 そもそもEFOとは? EFOとは、Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)の略です。入力フォームを“最適化”すること、つまり離脱率を下げCV(コンバージョン)を改善していく施策のことです。 入力フォームまで到達したユーザーのほとんどが最終的な申込みまで至っていないと言われます。そのため、離脱率を改善することは広告の最適化やLPO(ランディングページ最適化)と同じくらい申込み獲得数の拡大に大きなインパクトを与えることができます。ユーザーの入力の負担を抑え、待たせることなく申し込み完了へと誘導することが重要です。 EFO施策のポイント ユーザーが離脱しやすい箇所を発見する 入力にユーザーが煩わしさや不信感を抱くと離脱しやすくなります。未入力・入力途中・入力後のそれぞれの段階でヒートマップやEFOツールなどを使い、離脱の原因になっていそうな箇所を発見します。 入力フォームの問題点の仮説を立てて対策を決める 離脱しやすい箇所を発見したら、問題点の仮説を立てます。ある程度商品やサービスに興味を持ってフォームに訪れたにも関わらずユーザーが離脱してしまうのは、入力項目の多さが目に付くなどそこにストレスを感じるためです。入力項目を最小限に絞る、メールアドレスや電話番号などの区切りをなくすなど対策を決めます。 ABテストを実施し最良パターンを見つける 改善のポイントは何度も繰り返し検証することです。EFO施策を成功させるために「ABテスト」を実施し最良のパターンを見つけましょう。 ▶ ABテストのやり方や種類とは?仮説立てのコツとCVR改善事例つき フォームを最適化する5つのEFO施策具体例 入力のモチベーションを高める ユーザーの離脱はフォーム入力前の段階が多いと言われるため、入力のモチベーションを高める工夫が効果的です。たとえば「今なら30日間無料登録」「〇〇の秘訣ブックをプレゼント」など、入力する利点をわかりやすく訴求することは有効といえます。また、「登録は簡単1分」など、入力に手間がかからないことを事前に明記することもモチベーションを下げないポイントになります。 安全なフォームであることを証明する ユーザーは個人情報を入力するので少しでも安全性に疑問を感じると離脱につながります。入力フォームが安全であることを証明しましょう。例えば下記の方法があります。 ・SSL化・個人情報の取り扱い方法を示す 個人情報の取り扱いについての同意欄を設置するだけではなく、フォーム内で簡単に個人情報の扱い方を示すこともユーザーの信頼に繋がります。 入力する手間を減らす 必須項目は本当に必要なものに留める、任意項目は申し込みの阻害にならないように別の方法で取得する、メールアドレスや電話番号の区切りをなくして入力しやすいデザインやフォームにすることは有効といえます。 住所やメールアドレスの自動入力フォームを入れる 住所入力の項目では、ユーザーが入力した郵便番号から都道府県・市区町村を割り出し、自動で挿入するとユーザーの負担を減らし離脱率改善に繋がります。 メールアドレスも同様に、@以降に入るドメインを予測して一覧表示し、多くのユーザーが面倒に感じる入力の手間を省くことで離脱を防ぎます。 離脱防止ポップアップを目立たせる ユーザーが「ページを閉じる」または「ブラウザの戻るボタンを押す」などを実行した際に、ポップアップを表示して確認するのも有効です。 また、ポップアップを出すことは確認ページに対しても有効です。送信が完了したと誤解してページを閉じるという離脱を減らします。 まとめ(効果測定にヒートマップ分析を使う) ユーザーがアクションを起こす最後のページだからこそ、EFO施策はCVに直接的に影響する大事な施策といえます。ユーザーの行動を細かく分析しながら効果測定してCVを改善していきましょう。 ユーザー行動分析にはミエルカヒートマップがおすすめです。ユーザーによく読まれている箇所/読まれていない箇所、離脱の多い箇所、クリックが多く発生している箇所などを可視化し細かく分析できます。 ミエルカヒートマップは初心者の方でも無料で始められる分析ツールです。EFO施策にまだ取り掛かったことがない方も無料トライアルで簡単に始めることができます。 編集者情報 飯田 さゆり 大学卒業後、化粧品販売会社やWEB広告事業会社での営業を経てFaber Companyへ入社。現在、ミエルカ事業のカスタマーサクセスに従事。休日の過ごし方はゴルフやピクニック、美術館など。デジタルマーケティングの世界に魅了されています。 この記事をシェアする