【事例有】LPOとは?CV率改善につながる施策10選&おすすめツール 松井 優樹 2023.03.17 CRO CVR改善ヒートマップ LPOとは?LPOの施策10選初級LPO施策 4選中級LPO施策 3選上級LPO施策 3選LPO施策の評価方法まとめ LPOとはLP(ランディングページ)の最適化の意味でページに着地したユーザーが求めている内容に合わせて届ける情報や見せ方を工夫することでCV率を上げるマーケティング手法を指します。本コラムでは言葉の意味は分かるが行動に起こせない方向けにLPO施策を初級、中級、上級に分けて10選紹介すると共に施策の評価方法としてヒートマップツールの紹介をします。 LPOとは? LPOとは「Landing Page Optimization」の略称で、LP(ランディングページ)の最適化を意味します。LPとはWebサイトの中で訪問者が最初にアクセスして「着地」したページのことです。LPOとはページに着地したユーザーが求めている事に合わせて届ける情報や見せ方を工夫することで目標と定めるページのCVR(コンバージョンレート=目標達成率)を上げるマーケティング手法のことを指します。 LPOの施策10選 言葉の意味は分かるが「で、どうしたら良いの?」「何から始めれば良いの?」と考えてしまい、行動に起こせない方も多くいるのではないでしょうか?本コラムではそんな方におすすめのLPO施策を紹介していきます。施策レベルの基準は、著者が事業会社にてWebマーケを担当していた際の経験からレベル感をつけさせてもらいました。 それでは初級4選、中級3選、上級3選の順にご紹介させていただきます。 初級LPO施策 4選 初級LPO施策に関しては、思考の部分は時間かかりますが、方針が決まればすぐに行動に起こせる施策ばかりです。 1.キーメッセージ検証 ユーザーは訪問したページを読み進めるかどうかを3秒〜5秒の間で判断すると言われています。そのため、まずはファーストビュー(最初にWebページで目にする範囲)で工夫をする事でWebサイトへ留めるべく施策を紹介します。 サービスの商材とユーザーの属性によって、「具体的だがピンポイントな表現」や「抽象的だが広い表現」またはその中間など欲している情報や感情は人それぞれです。実際に定期的に来店いただいてるお客様に来店理由や満足度とその理由を聞いてみたりして何を求めているのか仮説立てして検証していきましょう。 ※参考カテゴリー:歯医者さんのWebサイト 2.コンテンツレイアウト検証 ここはサイトコンテンツ全般に言える事でもあるのですが、ファーストビューにおいてはユーザーが着地して3秒~5秒の間に「最低限伝えたい情報が伝わっているのか」あるいは「あえて少し情報を残すような言い回しで興味喚起をそそらせるのか」など配置を工夫し、どこまで伝えるのがベストか検証していきましょう。 ※参考カテゴリー:歯医者さんのWebサイト 3.コンテンツ情報量検証 皆さん自身の商材やサービスに自信があるからこそ、言いたい事が伝わっているか不安になり、ついついユーザーが求めている情報以上の事をサイト上で表現しようとします。ですがWebサイトを見に来ているユーザーは色んなシチュエーションの中でサイトを見ています。「どこまでを伝えるべきなのか」を検証していきましょう。 4.CTAボタン検証 CTA(Call to Actionの略)は「行動喚起」という意味です。CTAボタンとは、「商品の購入はこちら」や「お問い合わせはこちら」など書かれたボタンでコンバージョンにつながる誘導ボタンになります。ボタンの大きさを変えてみる、ボタンの色を変えてみる、ボタンに記載するテキストを変えてみる、ボタンの位置を変えてみるといった検証をしていきましょう。 ▼参考記事CTAとは?思わずクリックしたくなる3つの成功事例とすぐできる5つの改善施策 思わずクリックしたくなる成功事例を紹介しております。 「どの方法を選択していいかわからない….」「自分達のサイトでどの施策が合うか分からない…」という方は是非当社へお問合せください!壁打ち相手になりますよ! お問い合わせはこちら 中級LPO施策 3選 LPO施策初級を試されていく中で、更に施策の幅を聞かせたい方は外部ツールや調査会社など活用されてみてはいかがでしょうか。ここからは施策の実施にも費用が発生しますが、離脱率改善に繋がる可能性も高いので是非トライしてみましょう。 1.ポップアップ検証 ポップアップとは、「ポップアップウィンドウ」の略で、インターネットでWebサイトを閲覧する際、最前面に飛び出すように表示されるウィンドウのことです。CVにつながる適切な情報をお届けして離脱を防ぐ、ないしは次の行動への吸引力を強められるか検証していきましょう。 弊社ではWebサイトに訪問するユーザーの情報を解析し、その人に適したコンテンツを提供することでCVRを改善する「コンバージョンミエルカ」を提供しております。ノーコードで編集できる為、HTMLやプログラミングの知識がなくても簡単にパーソナライズ施策の実行が可能になります。月額1万円〜利用可能になるので、小規模なサイトでも高い費用対効果を実現できます。 無料アカウントを発行 2.動画埋め込み検証 1分の動画は、ウェブページ3,600枚分の情報量と同程度とされるほど、動画は文字や画像よりも多くの情報を届けられます。(※btrax調べ)LPに動画を埋め込むことで、通常の画像を活用したページよりもサイトに訪れたユーザーの目をひきやすくなります。動画が視聴されれば、ページの滞在時間も長くなり、さらに直帰率や離脱率を低減させる効果も期待できます。 3.フォーム一体型ページ検証 フォーム一体型LPとは、個人情報を入力するフォームまでを、LP内で完結させる手法です。通常のLPですと、個人情報を入力するページへと遷移する必要があります。遷移数が多くなると、購入完了までのステップ数も同時に多くなります。結果、ユーザーにストレスを与えてしまい、離脱する可能性があり、このような課題を解決できる手法になります。 フォーム一体型LPには「ページの遷移が減る」というメリットがあります。LPからCVまでの導線が多く、CVRで悩まれている方はこちらで検証してみましょう。 上級LPO施策 3選 初級、中級のLPO施策を実施しながらも上級はよりユーザーに自社のWebコンテンツの内容理解と共感を得てもらう為にシステム面やユーザーの声をサイトに反映させてみましょう。また、静止画だけのLPだけではなく、動画を埋め込んだLPでの検証もおすすめです。 1.サイト内検索機能検証 ファイナンス、建築、自動車やBtoB系などユーザーが求めている情報が多岐に渡る、更には情報量も多い商材においては、ファーストビューにおいてユーザーが悩んでしまうことがあります。検索窓を設けることによって、ユーザーの道筋ができますし、運営側もユーザーがどのようなキーワードを欲しているのか把握することができます。 ※こちらの機能はWebサイト運営に使用しているツールによって開発がそもそも対応していないケースもございます。 2.レビュー/UGC埋め込み検証 生活者のクチコミやUGC(User Generated Contents:ユーザー生成コンテンツ)は、ユーザーに信頼感や親近感を与え、購入を後押しします。ユーザーが購入を判断するのに十分なクチコミ・UGCをLP上に掲載しておくことで、外部クチコミサイト等への離脱を防ぎ、CVRの向上につながるでしょう。 ただし、単にクチコミやUGCを置いておくだけでは十分な効果が得られない可能性があります。どのようなクチコミ・UGCが最も見られているのか、CVに貢献するのかを検証してみましょう。 3.信頼/実績検証 商品やサービスを紹介する際に、企業側が発信する内容にユーザーは疑心暗鬼になることがあります。自社のセールスポイントがどのような基準で選ばれたのかをLPに掲載することで心理的安全性を訴求できるかを検証していきましょう。 LPO施策の評価方法 ヒートマップツール LPO施策を実施していく中で、「どのように施策を評価して良いか分からない…」というお悩みをよく聞きます。そのような場合ヒートマップツールを活用することをおすすめします。 ヒートマップツールはWebサイト内のユーザー行動を熟読率やスクロール率、クリック率の3つの観点で可視化できるツールになります。それぞれの観点を掛け合わせてユーザーのサイト内回遊行動の気づきを発掘る事ができます。 弊社では【ミエルカヒートマップ】というツールを提供しております。1700社以上のお客様にご利用いただいておりまして、現在無料トライアルも実施中です。各種機能を一度試してみたいという方は是非一度トライアルからお申込みしてみてください。 簡単30秒!今すぐ無料ではじめる また、事例も取り上げておりますので、興味ある方は見てみてください。 ▼アテンションヒートマップを活用した事例はこちら【注文数が143%に!】株式会社利他フーズの松下様に活用方法をお聞きしました ▼スクロールヒートマップを活用した事例はこちら【代理店必見】株式会社キーワードマーケティング様のヒートマップ活用方法を紹介! 【CVR150%改善!】ユーザーの気持ちを考え抜く。後藤ブランド株式会社様の改善事例 各種機能を一度試してみたいという方はお気軽にトライアルからお申込みしてみてください。設定方法など分からない点がありましたらお気軽にご連絡下さいませ。 お問い合わせはこちら まとめ LPOとはランディングページ最適化を言います。ランディングページはユーザーが最初に着地したページの事で、LPOでは最初に着地してから「閲覧」~「誘導」までのステップにおいて改善が期待されるマーケティング施策になります。施策を15選紹介しましたのでご自身のWebサイトに合うもので一度試されてみてはいかがでしょうか?ヒートマップツールを使う事で各種施策の評価を視覚的にも把握し次の打ち手に繋げられます。 編集者情報 松井 優樹 成城大学経済学部卒。 トランス・コスモス株式会社にて越境EC関連の店長業務に従事。その後楽天株式会社にてフリマアプリのWebプロモーションを担当。愛知トヨタ自動車にてディーラーのWeb領域全般を管理する経験を経てFaber Companyへ。 趣味はサウナと旅行。 この記事をシェアする