「MIERUCA(ミエルカ)」ご利用中のお客様の「交流の場」として開催しているミエルカユーザー会。「関西でもやってほしい」というリクエストにお応えして、初めての大阪ユーザー会を2018年12月14日に開催いたしました!今回「私のミエルカ活用術」をテーマにご登壇いただいたのは3社のユーザー様です。「Give and Give」の会となるよう、約20名のオーディエンスのみなさまにも質問や感想をお寄せいただき、双方にとって実りの多い会となりました。
実践につなげる!ユーザーの検索体験を高めるミエルカ活用法(FaberCompany・月岡)
弊社のエグゼクティブ・マーケティング・ディレクター、月岡克博による基調講演では、コンテンツSEOにおいて今後ますます重要になる「ユーザーの検索体験最適化(Search Experience Opptimization)」について解説。また「すぐに使える」ミエルカの活用法をご紹介させていただきました。 まずは月岡自身がある商品の使用方法を検索したとき、公式サイトにたどり着くことなく情報収集が完結したことを例に挙げました。このようなケースで、実際にユーザーの悩みに答えるコンテンツを用意しておくために、ミエルカで何ができるのか。月岡おすすめのミエルカの機能TOP3をご紹介いたしました。 第3位は「改善ページ特定(偏差値)」です。サイト内のページの状況を一目で把握できるだけでなく、AIで改善など他の機能にもジャンプすることができる便利な機能です。 第2位は「競合タイトル見出し調査」でした。対策KWのSERPsの分析の際に使う機能です。競合サイトの分析を通して新規テーマの発掘に役立てることが可能です。 そして栄えある第1位は「インテンショングルーピング」! この機能ではサジェストKW同士の検索意図の近さを視覚的に把握することが可能です。「コンテンツのカタマリ判断がはかどる!」と月岡は話していました。ぜひ皆様も調査してみてください!
ミエルカを活用した平等なチームビルディング/マネジメント(株式会社AmidA・森様)
続いて、ユーザー企業様にご登壇いただきました。 お1人目のプレゼンターは株式会社AmidAの森様です。森様は印鑑のネット通販サイト「ハンコヤドットコム」のマーケティングを担当されています。森様にはマネージャーの視点からのミエルカ活用法をご紹介いただきました。 森様が統括されているマーケティング事業部では体制の変更があり、SEOチームを新規立ち上げすることになったそうです。しかし集められた3人のメンバーは社歴もSEO経験歴も様々で、マネジメントの際に2つの課題がありました。
1.コンテンツ作成の際に主観が入りやすい
2.アウトプットの質にバラつきが出る
どちらもスキルや経験度合いの差による課題であり、チームに閉塞感が生まれてしまうことも予想されました。しかし、その課題を解決したのがミエルカだったそうです。 「ミエルカのアウトプットを基準とすることで、主観と主観のぶつかり合いが起こることなくコンテンツ作成・リライトの切り口を設定することができ、スムーズにチームビルディングができた」と森様。 実際にミエルカのアウトプットを利用して3、4営業日でコーディングまで行った「戸籍謄本 取り方」というコンテンツが、翌月には「戸籍謄本」のビッグワード単体でも1ページ目に上がり、2019年1月4日現在、検索1位かつ強調スニペットでも表示されています!
ミエルカ活用したらMAU1.8倍、遷移率2.2倍に(akippa株式会社・猪原様)
次にお話しいただいたのはakippa株式会社の猪原様です。駐車場シェアリングサービスの認知を深めるためのオウンドメディア「アキチャン」の運営上の実務でミエルカを使われていらっしゃいます。 ミエルカを導入後、「梅田 駐車場」で1位、「京セラドーム アクセス」で2位に表示されるようになっただけでなく、MAUが60万を超え、遷移率は2.2倍にアップという大成功をされました! 猪原さまはこの成功の理由を2つ挙げてくださいました。
1.ミエルカを活用した
猪原様はミエルカ式構成案作成法に沿って、新規コンテンツを作成されています。ミエルカの調査結果をもとにユーザーの検索意図を深掘りし、ユーザーの悩みに答えることで検索結果上位に表示される優良コンテンツを作成することができているそうです。 また改善ページ特定(偏差値)を活用し、要因を調査、仮説を立てて記事改善をしているとのことでした。「新規コンテンツの作成から効果測定、既存コンテンツの改善まですべてのフェーズでミエルカを活用している」との解説、大変うれしく思いました!
ミエルカを使っておけば間違いない(クックビズ株式会社・高田様)
最後のプレゼンターはクックビズ株式会社の高田様です。飲食人材のプロによる”食”の総合メディア「クックビズ総研」というオウンドメディアでミエルカをご活用いただいています。 高田様はクックビズ入社直後からSEO設計に携わる機会が何度もあり、コンテンツSEOに対する意欲が高まっていったそうです。そんな折にFaber Companyの現関西支社長・脇野兼大に出会い、「SEOに対する価値観」に共感いただいたことでミエルカを導入されました。 高田様はキーワード調査機能・分析機能のほか、ヒートマップもご活用いただいています。ランディングの指標となるページのユーザー行動をチェックし、UIの改善に活用されているということでした。 また高田様はKW抽出~構成案作成までのフローをスプレッドシートですべて管理することで、非常に効率的にコンテンツ制作を進めているそうです。「ミエルカを活用した上で、さらに工夫をしていくことで効率的にコンテンツを作成できる」とおっしゃっていました。
同じ境遇だからこその悩みを共有
プレゼンテーションが終わった後は懇親会にてユーザー企業様同士が活発にコミュニケーションをとられていました。 お悩み相談やノウハウの共有など、同じ境遇だからこそ理解できる、話せることがあります。今後もお客様同士の仲間づくりの場を提供できるよう、大阪でのユーザー会もぜひ開催したいと考えております。次回もお楽しみに! おわり
著者PROFILE
早稲田大学 文化構想学部卒業、卒論は短編集。2018年に新卒4期生としてFaber Companyに入社、自分の手でお客様を幸せにしたい!という強い希望でカスタマーサクセスチームに配属。すっぱいものを食べると汗をかく。