広告×LP×ヒートマップで売上4倍・利益率5倍。採用LPの改善PDCAを実現した求人広告代理店
2026.04.15
求人広告代理店として35年の実績を持つ、株式会社アクセス。
「すべての支援先企業の採用目標を達成する」というゴールに向け、求人メディアへの出稿にとどまらず、Google広告と応募LP(ランディングページ)を組み合わせた採用支援にも取り組んでいる。
その実現を支えるツールの1つが、ミエルカヒートマップだ。LP上の求職者の行動を可視化し改善につなげる、広告×LPの運用支援を本格化。導入から約1年半で、同支援の企業数・売上は約4倍に、利益率は約5倍という成長に寄与した。
「求人一筋30年以上のノウハウ」と「ヒートマップによるユーザー行動の可視化」を組み合わせることで、どのような価値が生まれたのか。同社の営業部 マネージャーである中村氏、カスタマーサクセスの是永氏に話を伺った。
- 広告×LPによる採用支援において、他社との差別化ポイントがなかった
- LP上でのユーザーの閲覧・離脱行動を可視化できず、根拠のある改善提案ができていなかった
- LP制作担当者と広告運用担当者の間で、改善ポイントを共有できていなかった
- 導入から1年半で、支援先企業数・売上が約4倍、利益率5倍
- 広告×LP改善のメニューを付加価値サービスとして提供できるようになった
- ヒートマップのデータをもとに、根拠ある提案が可能になった
- 蓄積した支援事例を営業で活用。新規顧客の獲得に貢献
広告×LP運用の採用支援にヒートマップを活用
株式会社アクセスは、35年の実績を持つ求人広告代理店だ。愛知と東京に拠点を置く。
「年間7,000名採用」を目標に掲げ、Indeedゴールドパートナーとして求人広告を扱うほか、人材採用コンサルティングや人材紹介業、RPO(採用代行)など、幅広い採用支援事業を展開している。とくに、「人の入れ替わりが多い」「季節要因の大きい学生アルバイトが多い」といった採用ニーズを抱える、物流業、警備業、飲食業、小売業の採用支援に強みを持つ。
近年、求人広告は、紙媒体からIndeedなどの「運用型求人広告」へと急速にシフト。求職者の反応を見ながら、広告を改善できるようになっている。

中村氏:
「この2、3年で、求人広告は『出稿して終わり』から、求職者の反応を見て改善していく運用型へと、一気に切り替わりました。
たとえばIndeedは、表示・クリック数、クリック単価など細かい数字がリアルタイムでわかります。市場平均から外れているポイントを見つけ、キャンペーンの組み方や掲載内容を変えるなどの改善ができるようになっています」

一方、深刻な人手不足を背景に、求人サイトへの出稿だけでは採用目標が達成できないという課題も生じていた。かといって、掲載メディアを広げ応募数を増やそうとしても、求職者は複数の求人サイトを見比べることが前提となっており、ユーザー層が重複してしまう。
そこでアクセス社では、求人サイトへの出稿に加え、Google広告と応募LP(ランディングページ)の運用による採用支援をスタート。既存の求人サイトではリーチできない潜在層や採用候補者との新たな接点づくりに力を入れている。
取り組みを進めるなか、中村氏が他社との差別化として注目したのが、ヒートマップの活用だった。
中村氏:
「当社の求人一筋35年以上のノウハウと、ヒートマップで可視化した求職者の行動データを組み合わせることで、説得力のある提案を行う。それが独自の強みになると考えました」
導入理由は、使いやすいUIとドメイン無制限
ヒートマップツールの導入にあたっては、パートナー企業への相談から始まった。紹介されたツールをいくつか登録してみたものの、使いこなすことが難しい。ならばと、あらためて薦められたのがFaber Company(ファベルカンパニー)のミエルカヒートマップだった。
中村氏が、ミエルカ担当営業の西田との商談で特に印象に残ったのは、提案の「的確さ」だったという。

中村氏:
「当社の事業課題やお客様への提供価値を深く理解した提案でした。また、ミエルカヒートマップは多機能ですが、その中から当社の課題に合うものだけをシンプルに説明してくれました。自社で活用するイメージが具体的に浮かび、広告×LP支援の事業をさらに伸ばせると感じたのです」
具体的な決め手は、次の3点だ。
- 見たい情報にすぐアクセスできる操作性
- A/Bテストが直感的に行えるシンプルなUI
- ヒートマップの計測ドメイン数・URL数が無制限

なかでも大きな決め手となったのが、「計測ドメイン数・URL数が無制限」。
採用支援では、1社のクライアントであっても採用時期や職種によってLPを使い分けるため、支援案件が増えるほど、ドメイン数も増えていく。ドメイン数に応じた料金体系のツールでは、支援先の拡大と比例し、コストも膨らんでしまうという課題が生じやすい。
ミエルカ・西田:
「ミエルカヒートマップは、ドメイン数が無制限です。支援先が増えてもコストが抑えられますので、アクセス様の広告×LPビジネスの拡大に貢献できると考え、ご提案しました」
中村氏:
「コストに見合う投資価値があると直感しました。ミエルカヒートマップを活用することで支援企業が増えるイメージが浮かびましたし、既存のお客さまにも広告×LPのモデルを新たな付加価値サービスとして提供できる可能性も感じたんです」
3つのヒートマップ活用事例
現在アクセス社では、自社制作した応募LPにミエルカヒートマップを設置し、PDCAを回している。
カスタマーサクセス部のプランナーとしてLP改善を担当する是永氏は、ヒートマップのデータをもとに「クリック状況や離脱率を根拠にした、納得感のある改善提案ができるようになった」と話す。
是永氏に、とくに手応えを感じたという活用事例を3つ紹介いただいた。
- 事例1. 離脱率を参考にLPを改善
- 事例2. A/Bテストで応募フォーム到達率+17%、応募率1.2倍を実現
- 事例3. 熟読率を参考に、情報量を最適化

事例1.離脱率を参考にLPを改善
まずは、物流企業の派遣スタッフ募集のLP改善についてだ。 
このLPのスクロールヒートマップを確認すると、LPの上部は69%のユーザーが閲覧していたにもかかわらず、中盤で40%まで減少。約30%が途中で離脱していることがわかった。
立てた仮説は、「求人サイトの原稿を参考に文字情報のみを掲載しているため、分かりづらく、離脱につながっているのではないか」ということ。アイコン掲載などのデザイン性を持たせ、情報を整理したことで、離脱率が改善されたという。この改善例は成功事例として、同企業の他の応募LPにも反映している。
事例2.A/Bテストで応募フォーム到達率+17%、応募率1.2倍を実現

物流企業のLP改善では、ミエルカヒートマップのA/Bテスト機能を活用した。検証したのは、ファーストビュー直下のレイアウト。給与情報などへの導線となるナビゲーションボタンを配置するパターンと、募集要項を直下に置くパターンの2バージョンでテストを実施した。
結果は、募集要項を直下に置いたパターンが明確に優位だった。応募フォームへの到達率は+17%、応募率(CVR:コンバージョン率)は約1.2倍となった。
事例3.熟読率を参考に、情報量を最適化
3つ目は、アテンションヒートマップの活用事例だ。
熟読率が低い情報を削除し、LPをスリム化。求職者のニーズが高い情報に絞り込むことで、離脱率の改善・応募者の増加につながっている。さらに、LPのスリム化により、制作・更新にかかる工数も削減でき、作業効率化にも寄与しているという。

また、熟読率の高い情報が思わぬ発見をもたらすこともある。
中村氏によると、一般的な募集ページは「募集内容、メリット、仕事の内容、一日の仕事の流れ、社員インタビュー、福利厚生、募集条件」という構成が多い。
この構成のLPをアテンションヒートマップで見たところ、最も熟読率が高かったのは「一日の仕事の流れ」だったという。これは、特定の企業だけではなく共通の傾向として見られたそうだ。
中村氏:
「正直、そこまで重視していなかった項目でした。ミエルカを入れて初めて気づいた発見です。求人広告でも、『一日の仕事の流れ』をわかりやすく記載するようにしたところ、応募率が改善したクライアントもありました」
このような成功がいくつもあり、ミエルカヒートマップの導入から約1年半で、同社のビジネスは大きく成長した。
1年半で支援企業数・売上が4倍、利益率が5倍に
まず、広告×LP支援の企業数が約4倍に増加。売上も4倍に成長している。また、既存顧客へLP改善を新たな付加価値サービスとして提供できるようになったことも寄与し、利益率は約5倍となった。

是永氏は、ミエルカヒートマップの導入によって、LP制作担当と広告運用担当のコミュニケーションが変わったと話す。
以前は、制作担当者がクリック率や離脱率などの数値データを読み解けず、運用担当者はデザインや訴求内容の改善に踏み込めないという状況があり、改善ポイントを共有できていなかった。
しかし、ヒートマップという共通のデータを見ながら議論できるようになり、課題を共有しながら改善を進められているという。
さらに、広告×LPの改善実績の積み重ねが、提案の説得力にもつながっている。
是永氏:
「ある企業さまから、急ぎで大人数を採用したいというご相談がありました。採用人数を一気に増やす場合、求人サイトだけに予算を投じると費用対効果のリスクが考えられます。そこで、広告×LP施策も同時に提案したところ、スムーズに承認いただきました。これまでの改善実績への信頼があったと思います」
中村氏も、「ミエルカの活用により支援先が増えたことで、事例が増え、新規営業に活用できている」と話す。
また、ヒートマップを活用した改善プロセスが、顧客の社内調整にも役立っているという。投資対効果や改善の見通しをデータで示せるため、顧客の採用担当者が社内で予算承認を得る際の根拠として活用できるそうだ。
ミエルカCSとの「月1定例会」が生む自走サイクル
アクセス社のミエルカヒートマップ活用には、カスタマーサクセス(CS)担当・深水による継続的な伴走支援がある。月1回の定例ミーティングでは、直近のヒートマップデータを一緒に見ながら、課題の分析・次の施策のアドバイスを行っている。

ミエルカ・深水:
「アクセス様はA/Bテストを活用しながら、データをもとにした根拠あるLP改善に取り組まれています。定例でのアドバイスをすぐに実行に移すスピード感が、成果につながっていると感じています。
せっかく予算を投じて広告を出稿しているのに、広告の受け皿となるLPのファーストビューで離脱してしまうケースは発生しがちです。だからこそ、LPの改善はインパクトが大きい。広告×LP×ヒートマップの相性の良さを、私も実感しています」
また中村氏は、月1の定例ミーティングの実施を高く評価する。
中村氏:
「昨今、SaaSにはCSによる支援が当たり前となりました。メールやチャットでのサポートが多いなか、ミエルカヒートマップは月1回の打ち合わせが設定されている。
定例の習慣があるから、『次回までにこの機能を試そう』という自走につながっていく。導入当初からの伴走により、ヒートマップを使いこなせるようになりました。システム利用料以上の価値をいただいていると感じています」

社内体制を強化し、ヒートマップの活用を拡大したい
今後の展望として、すべての支援先企業の採用目標の達成を挙げた中村氏。その実現に向けて、ミエルカヒートマップをさらに活用していきたいと話す。是永氏は、LP制作担当者と広告運用担当者の連携強化をはじめとした、社内体制の整備を優先課題として挙げる。
「求人一筋35年以上」のノウハウと、ヒートマップによるユーザー行動の可視化を組み合わせ、採用支援会社として独自の価値を生み出したアクセス社。Faber Companyでは、ミエルカヒートマップの新たな活用可能性を示すこの取り組みを、引き続き支援していく。

CS担当・深水のコメント
運用型広告が主流となるなかで、アクセス様のように広告の出口であるLPまで責任を持つスタイルは、クライアントの成果を最大化させるための理想的な支援モデルです。 特筆すべきは、ミエルカヒートマップのドメイン無制限という特長を活かして多くの支援先でPDCAを高速化させ、それをナレッジとして資産化されている点だと思います。 データに基づく根拠ある提案が顧客支援だけでなく営業現場でも力になっているとお聞きし、CSとしてこれほど嬉しいことはありません。さらなる事業拡大に向け、より高度な分析支援をご提供してまいります。
企業プロフィール
社名株式会社アクセス
担当営業部 東京オフィス所長 中村氏、カスタマーサクセス部 是永氏
事業内容求人広告代理店、人材採用コンサルティング業、人材紹介業など
導入時期2024年10月







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