国内外5社のGEOツールを比較・検証し、ミエルカGEOを導入。定点観測と改善で進める小売ECのAI検索対策

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前田 絵理 編集者:Faber Company(ミエルカ)マーケティングディレクター/前田 絵理

プリンター用の互換インクやトナーを販売する株式会社キュリエでは、顧客のリサーチや情報収集の手段がAI検索になっていく時代を見据え、GEO(LLMO/AIO)の必要性を感じていました。対策ツールの選定にあたり、海外製から国産まで5社を試した結果、Faber Company(ファベルカンパニー)の「ミエルカGEO」を導入。

決め手は、取得できる情報の多さと正確性、そして変化の速い領域だからこそ相談できるカスタマーサクセス(CS)の支援体制だったと言います。

導入は2026年春。GEOに関する知識や経験が十分でない状態からのスタートでしたが、定点観測と改善を繰り返すなかで、一部のプロンプトではブランド名の言及率が30%台から最大42%になるなど、成果も見え始めています。

そんなキュリエのデジタルコマース事業部の金子 信広氏と関 彩花氏に、ミエルカGEOの活用例と具体的な取り組みについて伺いました。

この事例の概要
企業名株式会社キュリエ
事業内容プリンター用の互換インク・トナーの輸入・卸売・EC販売事業、
スマートフォンケース自動販売機事業など
従業員数38名 ※2026年9月1日時点
支援サイト インクのチップス
導入サービス ミエルカGEO
課題
  • 顧客の検索がAI検索に変わることを見据え、対応の必要性を感じていた
  • Knowクエリのオーガニック流入の減少が見え始めていた
  • GEOに早めに取り組みたかった
ミエルカGEO
導入理由
  • 多くのプロンプトで調査できるツールの機能が◎
  • AI検索に対する情報発信が盛んな支援会社なので安心感があった

AI検索時代を見据え、GEOに着手

ミエルカ:
キュリエさまの事業内容と、関さまの担当業務を教えてください。

株式会社キュリエ デジタルコマース事業部 コマース2課 関氏(以下、関氏):
当社は、プリンター用の互換インクやトナーカートリッジを中心に、スマートフォン関連製品、文具・オフィス用品などの卸売・販売を行う企業です。

インクカートリッジ通販専門の「インクのチップス」をはじめ、自社ECだけでなくAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、大手ECモールにて展開しています。

私は、インクのチップスの自社ECサイトの運営を担当しています。

ミエルカ:
GEOに取り組むきっかけは、どんなことだったのでしょうか。

関氏:
当社では、ビジネスや業務で積極的にAIを使っています。お客様のリサーチ手段が変わり、AI検索で商品を探すことが当たり前になる時代を見据え、GEOにも取り組むことになりました。

また、「〇〇とは」などのKnowクエリで、自然検索流入の減少を感じ始めていたことも背景にあります。対応している企業がまだ少ないうちに、早めにGEOに着手しておきたいという考えもありました。

選んだ理由は、取得情報の豊富さと日本語環境での扱いやすさ

ミエルカ:
ミエルカGEOを導入された経緯を教えてください。

関氏:
最初は海外製のツールを検討したんです。しかし実際に使ってみると、日本語の揺れや引用情報の正確性に不安を感じ、あらためて日本製のツールを探すことになりました。国内外のトータルで5社のツールを比較・検討しましたね。

もともと、取得したデータをもとに施策を考え、自分たちで手を動かして改善したいと考えていたため、情報の正確性だけでなく、分析機能や他ツールにはない取得情報の豊富さを魅力に感じ、ミエルカGEOを導入しました。

ミエルカGEOのLLMリサーチでは、調査ごとにプロンプトや確認したいサイトを変えられます。そのようなカスタマイズ性の高さも導入の後押しになりました。

ミエルカGEOのLLMリサーチとは?
ChatGPTやGeminiなどの主要生成AI上で、自社・競合ブランドがどのように言及・引用されているかを調査する、ミエルカGEOの機能。キーワードやサービス名などを入れるだけで、ChatGPT・Geminiといった主要な生成AIの回答文において、以下の状況を調査できます。
 ・自社、競合サービスがどれくらい言及(メンション)されているか
 ・自社、競合サイトがどれくらい引用されているか

あわせて、GEOそのものが変化の著しい領域なので、最新の情報をキャッチできたり困ったときに相談できる環境があることも、決め手の1つになりました。ミエルカさんがオウンドメディアやYouTubeなどで継続的に情報を発信されている点も、導入の背景にあります。

※GEOに関する当社の情報発信 ・AI検索専門オウンドメディア「AI×SEO
・YouTube「ミエルカチャンネル
・調査資料「大手企業109社に調査_AI検索対策アンケート公開!

ミエルカ:
担当のカスタマーサクセス(CS)の支援体制はいかがですか?

関氏:

GEOに関する知識や経験が十分でない状態での導入でしたが、担当CSさんとのコミュニケーションや定例ミーティングを通してGEOを学んでいます。施策についても、「このページにこんな情報を追加するとさらに効果的だと思う」など、自分たちでは気づかない点をアドバイスいただき、とても助かっています。

ミエルカ カスタマーサクセス 岡本(キュリエ 担当):
最初にアドバイスをしたのは、目標設計の方法です。自社の情報がAIに「引用」されることを増やしたいのか、それともブランド名が「言及」されることを増やしたいのか。どちらを中心に進めるかで、設定すべきプロンプトも変わってきます。

キュリエさまは言及を増やしていきたいというお考えでしたので、そこに合わせたプロンプトの方向性を一緒に決めていきました。

ミエルカGEO×Claudeで分析レポートを作成

ミエルカ:
ミエルカGEOをどのように活用していますか。

関氏:
毎週1回、20件のプロンプトをLLMリサーチの機能で定点観測しています。

プロンプトは、「ブラザーのインクを一番安く買う方法を教えて」のようなコンバージョンに近い内容のほか、「互換インク」「互換トナー」など、自社ブランドが言及・引用されたいキーワードを選出して、幅広い回答を引き出せるよう汎用性の高いプロンプトにしています。

キュリエでは、ミエルカGEOからエクスポートしたデータを、生成AIのClaude(クロード)を活用してさらに分析しています。定点観測のなかで引用率や言及に変化が見られない場合は、Claudeを活用して施策案を検討し、実施可否や優先順位を判断したうえで施策を実行しています。

▼ミエルカGEO×Claudeでの分析例

ミエルカ:
キュリエ様は、ミエルカGEOで取得したデータをClaudeでさらに分析し、施策の優先順位を整理したうえで実行につなげていらっしゃいますよね。ここからは、その取り組み内容についてお伺いします。

★施策例:新規ページや情報を追加してAIからの参照機会を拡大

ミエルカ:
具体的なGEO施策を教えてください。

関氏:
大きく4つあり、サービスページへの情報追加や新規記事の作成などを行っています。

1.サービスページの追加

「当日発送できるサイト教えて」というプロンプトで自社の情報が露出されなかったため、配送に関するページを追加しました。また、送料や発送に関する情報もわかりやすくしました。

インクのチップス 配送のページ

※参考:インクを最短で届ける方法|当日発送・翌日お届けの締切時間と送料ガイド

2.ブランド名の追加

自社のブランド名「インクのチップス」の言及を増やすために、トップページへ自社の情報を追加しました。

GEOでは、
ブランドやサービスを明確に説明することがポイント

※参考:インクのチップス トップページ

3.新規記事の作成

「競合企業のブランド名は言及されているのに自社はされていない」という状況を分析したところ、競合企業は比較記事から参照されていることがわかりました。そこで、「おすすめ互換インクメーカー」の比較記事を新規で作成しました。

比較記事は、「インクのチップスがおすすめ」という訴求ではなく、本体保証や価格といった5つの比較軸でまとめ、ユーザーのニーズに沿って選べる内容にしています。

※参考:互換インクメーカーのおすすめは?自分にあった選び方と比較

4.インデックスされていなかったページの発見と対応

データをモニタリングしていくなかで、商品保証のページがインデックスされていないことに気づきました。
これはGEOへの取り組みを通じて、従来のSEOにおける改善点も発見できたことです。発見後、すぐにインデックス対応を行いました。

※参考:商品保証ページ

ミエルカ:
実際に、AI検索の回答結果でも、このような取り組みの成果が出てきていますね!

テキスト言及率が伸びたプロンプト

ミエルカ:
GEOの成果について具体的に教えていただけますでしょうか?

関氏:
Geminiでの引用が少しずつ増えています。

プロンプト単位では、ブランド名の言及率が30%台から最大42%引用率が20%台から最大30%となるケースもありました。

一方、データの取得時期によってAIの回答が変わったり、AIモデルのアップデートでも影響を受けるため、「この施策を行えばよい」という正解がない点は、GEOの難しさを感じますね。

ミエルカ:
現在GEOには明確な正解がないからこそ、定点観測を行い、変化に気づける状態をつくっておくことが大切です。担当CSとの定例ミーティングでも、引き続きご支援します。

課長というお立場の金子様は、GEOの取り組みをどうご覧になっていますか?

株式会社キュリエ デジタルコマース事業部 コマース2課 課長  金子氏:
立場上、やはり気になるのはコンバージョン(CV)です。ツールを使うことで、GEO施策がCVにどの程度つながっているのかを、少しでも可視化できることを期待しています。とはいえ、AI上での言及や引用が、実際のCVにどの程度寄与したのかを直接測るのは難しい領域だということも理解しています。

関氏:
現在はGEOの評価として、「インクのチップス」関連のキーワードの指名検索数や表示数流入数の増減を見ていますね。

私の今のKPI(目標)は、ブランド名の言及や引用を増やすことに置いていますが、やはりその先はCVにつなげていくことが理想です。

ミエルカ:
最後に、これからGEOに取り組む方へアドバイスをお願いします。

関氏:
ツールの選定ポイントを挙げると、取得できる情報が多いツールを選ぶと良いと思います。

GEOを支援している会社は、もともとSEOを手がけているところが多いですよね。GEOツール単体で選ぶのではなく、SEO側のツールや支援も含めて使いやすいかを見ておくと、選定を間違えにくいのではないでしょうか。

ミエルカ:
引き続き、キュリエさまのサポートをしてまいります! ありがとうございました。

担当CS 岡本 匠
担当CS
岡本 匠

キュリエ様はご導入当初からAI検索対応への感度が高く、ミエルカGEOを積極的に使われるなかで、GEOに関する理解を大きく深めていかれた印象があります。それが今の改善スピードにもつながっていると感じています。
また、ミエルカで取得したデータの分析にClaudeを活用し、施策の優先順位づけまで自走されている点は、多くの企業様の参考になるのではないでしょうか。

ミエルカGEOを無料で試してみる

今回の事例でご紹介したGEO (AI検索・LLMO・AIO)ツール「ミエルカGEO」は、無料トライアルを実施中です。ご希望があれば、お試し期間中でも無料コンサルティングを行いますので、お気軽にご相談ください。

ミエルカGEO
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本記事の編集者
前田 絵理
前田 絵理
Faber Company(ミエルカ)マーケティングディレクター