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2019年11月14日

”SEOの先”の施策を考える|第7回ミエルカユーザー会レポート【前編】

2019年9月19日、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて第7回ミエルカユーザー会を開催し、史上最多300名のユーザー様にお越しいただきました。前編の本記事では、当社月岡のオープニングトークとIDOM中澤さまの基調講演の様子を中心に、カスタマーサクセスチームの大浪がお届けします。

テーマは「BEYOND “SEO”(SEOの先へ!)」

「昨今のSEO・コンテンツマーケティングの領域は大きく変化しつつあります。これまでの手法だけで成果を出すことが難しくなり、より「ユーザー行動」を意識した施策が求められている」と月岡は冒頭の挨拶で述べ、これまでの考え方を変える必要があると訴えました。そうした背景もあり、第7回を迎えた本ユーザー会では、”SEOの先”を意識した施策のヒントをミエルカユーザーの皆様と考えていく会となりました。

緊張感漂う雰囲気の中、エグゼクティブマーケティングディレクターの月岡克博がオープニングトークを行ないました。これまでのSEOの変遷とともに、昨今のSEOトレンドについてもお話しました。近年、当社として重要性を認識しているのが「ユーザー行動」。そのサイトでユーザーが満足したかどうか、良いユーザー体験が生まれたかどうかがランキング評価に大きく影響していると考えています。

良いユーザー体験を提供する。つまりは、ユーザーの「目的達成支援」が重要であると月岡は語ります。サイトに訪問したユーザーが持っていた「目的」(何かを知りたい、何かが欲しいなど)を滞りなく満たすような、情報の見せ方やサイト内の動線設計が重要です。つまり、サイトに訪問したユーザーを「検索結果画面に戻してしまわない」ように工夫していくことが必須になるのです。

インハウス化と人材育成がマーケティング成功の鍵を握る

続けて、基調講演としてWebマーケティング業界歴20年を誇り、各所セミナーへの豊富なご登壇経験を持つ株式会社IDOMの中澤伸也様にご登壇いただきました。

「インハウスマーケティング成功に向けたノウハウ」をテーマに、長年のご経験から生み出された中澤様流のメソッドをお話いただきました。内容の濃い講演の中でも、特に反響の大きかった「インハウス化の重要性と人材育成」に焦点を当てて紹介いたします。

※クリックして拡大

「マーケターがプロモーションだけを考える役割から、4C全体を考える(「I-V-V活動」を担う)存在へ変化したことがインハウス化が求められる背景」と中澤様。

Insight:お客様の中にある真のニーズ
Values proposition:Insightを満たす提供価値の開発・発見
Value delivery prosess:価値提供を実現する方法。

「お客様のインサイト(真のニーズ)を発見し、お客様への提供価値を作っていくこと、またそれを伝えていくことが求められいる」「外部委託をしていてはIVV活動の成功は難しい」と中澤様は言います。自社のお客様のことを一番知っているのはサービスを提供する自社の社員。お客様とのコミュニケーションを設計していく上で、ここはアウトソースできないですよね。

ただし、インハウスマーケティングを進めるためには、その担い手であるマーケターを育成することが命題になってきます。一朝一夕では解決できないこの問題に、中澤様はどう取り組んでいるのでしょうか?3ステップで紹介くださいました。

STEP1.体幹を鍛える(姿勢・哲学)

知識やテクニックを学ぶ前に、まずマーケターとしてのあるべき姿勢・成長の根幹(=体幹)を鍛えることが最も重要であると中澤様は言います。体幹を鍛えるためには3つの要素が必要です。

1-1.integrity(=真摯さ)

マネジメントの父ことピーター・ドラッカーが唱えているように、マーケターは「integrity=真摯さ」を始めから備えていることが必須だそう。このintegrityをお客様、社会、会社、自分自身の4つのステークホルダーに対し持つことが重要であると。

1-2.無知の知

「無知の知」とは「素直さ」。自分は間違っているかもしれないと自らを振り返ることができる力や、新しい知識を受け入れる習慣・姿勢が無ければ、長期的な成長が止まってしまいます。

1-3.前提を疑い自分で考える力

そして素直さがあれば、「前提を疑い、自分で考える」ことができるようになり、常識や前提を疑い、ゼロベースで自分の頭で考えられるようになると。

STEP2.コアスキルを身に付ける

STEP1の基本姿勢が鍛えられたら、コアスキルです。コアスキルとは「筋の良い問いを立てるための思考様式」のことで、毎日鍛えなければ衰えてしまうため、習慣化し身に付けることが必要になってくるそう。コアスキルの3つの要素について解説いただきました。

2-1.映像思考力

ユーザーが実際に置かれている場面や表情、気持ちなど個にフォーカスして想像する力のこと。静止画ではなく動画でイメージする習慣を日々実践することでブランディング能力が高まります。

2-2.真因遡求力

根本的な課題や事象の共通因子を見つける力のこと。発生した事象やデータをまず分解して可視化し、なぜそれが起きたのか?なぜそれを行なったのか?のように「So Why?」を3~5回繰り返すことが必要。日々、上司が「So Why?」を部下に対して問いかけることで、この真因訴求力が高まるそう。1回ではなく、3~5回繰り返すことがポイントです。

2-3.インパクトと容易性

打ち手や解決すべき課題の優先度を決める際に、下図の通り2軸で考える癖を付けることが重要になります。

「インパクトが大きくて容易なもの」に取り組むことと、それ以外のことはやらないと決める思考習慣が重要であると言います。上司は部下の提案に対して、「どのくらいインパクトがある施策なのか?それは容易にできることなのか?」という問いを投げかけ、課題解決の優先度を決める手助けが大事です。

STEP3.知識・テクニックを備える

体幹を鍛え、コアスキルを身に付けることができてはじめて、知識とテクニックを教えていきます。まずはPDCAの型を作り、効果的な打ち手を効率よく生み出すために3つの方法について紹介くださいました。

3-1.より高い成果を上げるには質よりも量をこなす

優秀で実績のあるマーケターが行なう1回の施策よりも、新人でも頻繁にPDCAサイクルを回し、改善を続けた施策の方が最終的により大きな成果を上げられるとのお話が印象的です。とにかく数をこなすことが大切だと。

3-2.ABテストでユーザーが最も知りたい情報を探る

ABテストの目的は、AかBかを決めるのではなく、顧客理解(顧客が何を知りたがっているのかを知ること)のためです。こちらも、スピードと回数を重ねることで成果を向上させることができるそう。

3-3.定量分析と行動観察分析を並行する

より深く顧客を理解するために、ログ解析などの「定量分析」と、”個”の動きのフォーカスした「行動観察分析」を並行することが重要です。“個”(一人のユーザー)の動きを把握する手法の一つとして、Google Analyticsの「ユーザーエクスプローラー」機能を使い、行動遷移を把握することができるも教えていただきました。

中澤様のお話を熱心にメモするお客様

中澤様、貴重なお話をありがとうございました!
※実際にIDOM様で当社が支援したインハウスSEO強化の取組事例はこちらから。

ミエルカユーザーコミュニティ発足!

次のセクションでは、長年の構想を経て実現した「ユーザーコミュニティ」の発表を行ないました。

ミエルカユーザー会は「社内に同じ業務を担っている人が少なく、業務の相談をできる存在がいない」「情報交換をできる場や仲間が欲しい」というユーザー様のお声のもと発足した背景があります。これまでユーザー会では、そんなお客様のお悩みを少しでも解決できるよう、ノウハウを共有できる場やユーザー様同士の横のつながりを深めていただくための機会を提供してきました。

今回発表となったミエルカユーザーコミュニティは、ベンダーである弊社ではなくユーザー様が中心となり運営していただくコミュニティです。ミエルカやSEOだけに留まらない、よりマーケティングやWebマーケティングを全体俯瞰しての学びやノウハウをシェアする目的で、オンラインオフラインどちらでも繋がれるコミュニティです。

運営メンバーを代表して、トラベルブック株式会社の森康臣様にコミュニティ発足の想いなどをお話いただきました。

ミエルカを起点として、ユーザー同士が切磋琢磨して、SEO・Webマーケティングの成果がどんどん上がっていく予感!どんなイベントが開催されるのか、要チェックです!

ミエルカユーザー会前編のまとめ

中澤さまのお話では、知識やテクニックを身に付ける前に、まずは人間として持っておくべき資質や、社会人として業務を遂行するにあたり核となってくるビジネススキルを備えておく必要があるという考えがとても深く心に残りました。

マーケターの役割が広がり、会社という組織の中においてより重要なポジションを担うようになった今の時代。ミエルカユーザー様の多くがその重責を背負っていらっしゃることを改めて実感することができたような気がします。このような責務を担うマーケターの皆様にとって、ミエルカがなくてはならないサービスに、一番のお気に入りだと思ってもらえるようなサービスに進化していけるよう私たちも日々精進して参ります。

さてここでレポートはひと区切り。後編はユーザー会後半の部で開催しました分科会・パネルディスカッション編のレポートをお届けします。

 

おわり

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著者プロフィール

写真 大浪 優希(おおなみ ゆうき)
大学卒業後、2018年に新卒4期生として入社。10月よりカスタマーサクセスチームに所属し、日々クライアント様の目標達成のために奮闘中。趣味は散歩と野球観戦。
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