SEO未経験者4人で作るオウンドメディアから年間2万人を送客!
ランスタッド株式会社 2017.12.26 2022/8/1- オウンドメディアから年間のべ2万人をメイン商品である求人案内へ送客
- 公開1年で目標のセッション数に対し160%の成果
- SEO未経験者4人のチームが半年で独り立ち、メディア運用の内製化を実現
ミエルカ導入時の課題
ランスタッドは世界39カ国で58万人以上の就業をサポートする世界最大級の総合人材サービス会社です。本社はオランダにあるのですが、もともと「日本法人は広告費がかかり過ぎている」と指摘を受けていました。
2016年に日本法人のサイト全体を大きくブランドチェンジすることになり、「リニューアル直後に予想される流入減を、広告以外のチャネルで少しでも補いたい」という思いもあり、「コンテンツマーケティングに取り組ませてほしい」と提案しました。
その後、提案が通りオウンドメディア『キャリアHUB』の立ち上げが決まったのですが、自社内にコンテンツマーケティングのノウハウはまったくありませんでした。
そこで、3社にお声がけしてコンペを開きました。
その中で、「 コンテンツは量より質。ツールを駆使してユーザーに求められるものをきちんと分析すれば、少ない本数でも成果を上げられる」というメソッドに魅力を感じ、ミエルカの導入を決めました。
加えて、「ランスタッドのチーム全員でコンテンツを作りながらノウハウを教わり、徐々に自社制作の割合を増やして半年後に独り立ち、メディア運営を内製化する」という導入から運用へのフローの提案も弊社にぴったりでした。
ミエルカの活用方法とその効果
ミエルカ導入当初は、弊社のチームが2本、ミエルカの担当者が4本の記事を担当しました。
まず、ミエルカで重要なテーマ・トピックを抽出し、構成案を作った段階でお互いレビューをし合うのですが、弊社で作った構成案に対し「重要なトピックが抜けています」「ユーザーの意図からずれています」など、何度も何度も添削をいただきました。
同時に、ミエルカの担当者の構成案を見ることで、私たちは大事なポイントを勉強し、吸収できていたのだと思います。
導入3カ月後からは弊社チームでの制作割合が増えていき、6カ月後に独り立ち、現在は弊社チーム4名だけで月4本ほど投稿しています。
『キャリアHUB』では、「公開から1年間はコンバージョンではなく流入増を目指す」という方針の下、各ペルソナに役立つコンテンツを残すことを優先してきました。
目標のセッション数からビハインドしていた時期もありましたが、最終的に当初の目標値に対し160%の結果を残すことができました。
この頃には社内でも目立つサイトになっていて、「どうやって流入を増やしたの?」「コンテンツの書き方を教えて」という声が次々と上がるようになりました。
今では、弊社のメイン商品である求人案件にもミエルカを使っています。ユーザーの知りたい情報を仕入れ、募集要項をいかに魅力的に書くか、という部分で役に立っています。
そして、ついに「キャリアHUBから求人案件へ誘導したい」という声が上がりました。次のステップとなる「コンバージョンにつなげる施策」へと進む段階になったのです。
企業プロフィール
-
- 社名
- ランスタッド株式会社
-
- 事業内容
- 人材派遣サービス、紹介予定派遣サービス、人材紹介サービス、アウトソーシング事業
あなたと働くをつなぐ「キャリアHUB」
-
- 導入時期
- 2016年4月
-
- 担当
- マーケティング&コミュニケーション本部 柳川 様
-
- 体制
- 4名(広報とマーケティングを兼任)