皆さんは、「出稽古」という言葉をご存知でしょうか。 大辞林で調べてみると、①芸事などの師匠が先方に出張して教えること②相撲で、よその部屋に出かけて稽古すること、とありました。 「出稽古」と言えば、②から相撲をイメージされる方が多いかもしれません。 そんなことはありません! 相撲だけではなく、IT企業でもやっています! 弊社でも「出稽古ウェルカム制度」を始めました。 オウンドメディアのご担当者を数日間お迎えし、弊社メディア部のメンバーと机を並べて働く「出稽古ウェルカム制度」。お互いに交流を深め、SEOやオウンドメディアへの知見を高めていく「知の交流」を目的とし、2019年8月下旬に初めて開催いたしました。
「ペルソナを再設定する際に気をつけるべき点は?」「記事を上位表示する最新のコツはありますか?」(1日目)
初日は、主にSEOメディアを長年運営してきた弊社取締役の山田明裕から講義形式で、各メディアの悩みや疑問点についてお答えしました。 事前にそれぞれ課題や、質問などを送っていただき、弊社メディア部内で議論。 その結果を踏まえた上で、山田なりの説明を追加してお伝えしていきました。 全てをここに書くことは残念ながらできません。非常に残念です…。 ですが!一部抜粋して、当日の内容をお伝えします。
<「dressing」編集担当・道岡さんの場合>
<「LIVE JAPAN」編集担当AさんとBさんの場合>
SNSコンサルティングにも同席(2日目)
2日目は、弊社内にあるマニュアル動画を見ていただくことからスタート。 その後、弊社メディア部のメンバーが月に1度、外部講師を呼んで受講している「SNSコンサルティング」を共に受けました。 SNSやSEOについてのコンサルティングを行う有名マーケター(Twitterのフォロワー数2万人超え)の方を講師にお迎えしています。
弊社メディア部では現在、オウンドメディアとSNSの連携を進めており、そのコンサルティングを外部にお願いしております。その会議に出席して、SNSについての知見を深めました。 こちらも全てを書くことはできませんが、一部抜粋してお伝えします。 出席した弊社メンバーから、「アカウントのフォロワーが増えない」「Twitterで、自分のアカウントのペルソナはどうやって決めたらいい?」「KPIはどこに置くべき?」等の質問があがり、それぞれ外部講師にお答えいただきました。 また、弊社メディア部では、毎日30分間のミーティングを行い、1日の仕事を終えます。 ミーティングは、各自が一つの問いを持ち寄って、答えを考えるという形式を取っており、こちらにも両日にわたって、ぐるなびの3名の方にご参加いただきました。
この日の終礼では、「メディアを運営する熱量はどうやって生まれるのか?また、それを維持する方法は何か?」という問いを立て、答えを導きました。
「メディアを運営するモヤモヤを解消できた。他メディアの方にもおすすめしたい」。参加者の声
2日間を終えて、参加されたぐるなびの方々3名にそれぞれ感想を伺いました。
「『メディアの方向性』という大きい概念だけでなく、SNSやSEOに関するテクニックも学ぶことができ、大変有意義でした。また、企業文化の違いを非常に感じた2日間で、交換留学のようにお互い行ったり来たりできればもっと面白くなる気がしました。勉強になることばかりなので、是非他のメディアの方にもおすすめしたいですね」
「今後、サイトを拡大するにあたって、どのような視点が必要なのか別の角度でも気づくことが出来ました。我々と視点が違ったので、非常に面白い2日間でした」
「1つ1つのコンテンツだけではなく、もっと大きな視点でメディアを見ることが大切だと学ぶことができました。機会があればまた参加したいです」
ぐるなびの方々だけでなく、参加した弊社メンバーも、「メディアを運営するにあたって同じような悩みを持たれていることが分かった。外部の方と話をすることで、新たな視点を提供してもらえた」と高評価でした。 以上のように、「出稽古ウェルカム制度第1回」は無事終了しました。 私は、今回のイベントは双方にメリットがあったと感じています。 ぐるなびの方々には、弊社のオウンドメディアに関する知見を提供し、SEOに関する知識などを深めていただきました。 一方の弊社側は、オウンドメディアに関する新たな横のつながりができました。 オウンドメディアをご担当されている方は、「孤独」を感じた経験はないでしょうか? 私は、オウンドメディアを担当する際に「孤独」というものを非常に感じます。 悩みや今後の方向性などの話をお互いにすることで、孤独感が和らいだと感じ、参加された道岡さんとは「もっと話したいですね。今度飲みに行きましょう」と盛り上がり、新たなつながりを生まれました。 今後も参加企業様を募集しております。 ぜひお気軽にお問い合わせください。(お問い合わせは、info@fabercompany.co.jpまで) おわり
著者PROFILE
平成4年生まれ。大学卒業後、全国紙記者を経て、Faber Companyへ入社。4月よりメディア部に配属され、転職メディアの立ち上げに日々奮闘している。最近のマイブームは甘酒。キャリアの海編集長