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研究ブログ
2015年5月4日

【研究】連載:SEO視点で考えるコンテンツマーケティング入門 ~第2回 コンテンツマネジメント【前編】「低品質コンテンツ徹底対策 コンテンツリフォームとは?」~

皆さんがwebサイトを運営していて顔面蒼白になるのはこんな時ではないでしょうか?

アクセス数が激減

上記は管理運営するあるサイトのアクセスが一夜にして激減した事例です。

人工的な外部SEOは一切しておりません。Googleから何かしらの警告がきたわけでもありません。

くまなくサイトの内部要素を調べた結果、原因はサイト内に存在していた低品質コンテンツであることがわかりました。

皆さんは低品質コンテンツの対策はしっかりとできていますか???

ということで連載企画『SEO視点で考えるコンテンツマーケティング入門』の第2回目は、『既存コンテンツをマネジメントする方法【前編】 低品質コンテンツ対策 』について解説します。

■Googleが定義する低品質コンテンツとそのチェック手順

Googleは低品質コンテンツについてこのように言及しています。

Google では、無断複製されたページやオリジナルのコンテンツがほとんどなくユーザーにとって価値のないページを表示することでランキングを上げようとするドメインに対して、処置を取ります。次に例を示します。

  • 自動生成されたコンテンツ
  • 誘導ページ
  • 他のソースからのコンテンツ(例: 無断複製されたコンテンツ、低品質のゲストブログ記事)
  • 実質のないアフィリエイト サイト

(引用元:Googleヘルプフォーラム 『オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しない』

例えば以下の文章を読んでみてください。

タイトル:白いニキビの対策白いニキビは、閉鎖面皰といわれ、毛穴が詰まってしまい、皮脂が外にでることができない状態のまま、盛り上がり、見た目に、白く点になって見える状態をいいます。白ニキビは、炎症は起こしていない状態のことをいいます。「肌が少し脂っぽいな」と感じたら洗顔するサインだと考えてください。まだ炎症をおこしていませんので、刺激しないようにするのが大切です。洗顔時や入浴時なども注意が必要です。髪の毛が当たる場合もありますので、注意しましょう。

このコンテンツを読んで悩みが解決し、具体的なアクションにつながるでしょうか?私たち人間が読んで「役に立たない記事だな」と思うものをGoogleは見抜くようになり、検索結果から排除する取組を行っているのです。

冒頭のサイトのような事態を避け、Googleから低品質コンテンツのジャッジを受けないためにコンテンツマネジメントは非常に大事です。

なぜなら低品質コンテンツは「うちの記事は役に立ってるはずだよ」という思い込みを外し、客観的なデータを元に検証しないと発見できないからです。

多くのクライアント企業のWebサイトで実際に起きている現状を目の当たりにしています。

この低品質コンテンツ対策ですが、具体的には以下の流れで行います。

  1. ウェブサイトエクスプローラーを利用して、全てのコンテンツを抽出する
  2. 抽出したコンテンツをコピーチェックツールにかける
  3. グーグルアナリティクスでコンテンツの滞在時間をチェックする

それでは詳しく説明していきます。

1.ウェブサイトエクスプローラーを利用して、サイト内の全てのコンテンツを抽出する

ウェブサイトエクスプローラーはサイト内の全てのタイトルとそのURLを抽出することが出来る“完全無料”ツールです。

以下からダウンロードすることができます。

http://www.umechando.com/webex/download.htm

使い方はすごく簡単です。

※Windows Updateが原因で正常に起動しないことがあります。対策はこちらのブログに詳しく記載されています。

ウェブサイトエクスプローラーのインターフェース

ウェブサイトエクスプローラーを起動させたら、①対象サイトのURLを入力し、②開始ボタンをクリックするだけです。

使用画面

このように対象サイト内をクロールし情報を収集してくれます。

サイト内クロール

サイト内のクロールが終了するとこのポップアップ画面が表示されます。

CSVファイルで保存

上部メニューの①「サイト内データ」のタブを選択し、②「CSV形式で保存」のボタンをクリックするとCSVファイルで保存することができます。

タイトルとURLを抽出

CSVファイルでサイト内の各コンテンツのタイトルとそのURLが一覧で抽出することができます。

2.抽出したコンテンツをコピーチェックツールにかける

利用するコンテンツコピーチェックツールはイーグルアイというものです。

http://sck-web.jp/

月額6,000円がかかりますが、私が今まで利用したコピーチェックツールの中で最も優れています。(サイトはちょっと怪しいですが^^;)

イーグルアイの画面

ウェブサイトエクスプローラーで取得したURLをイーグルアイに入力すると自動的に問題のある箇所を抽出してくれます。自サイトのコンテンツのどの箇所が外部サイトのどの箇所と一致しているのかしっかりと指摘してくれます。

コピーをしていることが発覚したコンテンツは削除するかしっかりと加筆修正を行います。

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、こちらのコンテンツがコピーされているケースもあります。特に運営期間が長いサイトの場合は、色々なサイトにコピーされている可能性が高いです。

では、Googleはオリジナルコンテンツとコピーをしたサイトのどちらがオリジナルなのかをしっかりと判断できているのか???という疑問が浮かびます。

非常に残念ですが、こちらのサイトのコンテンツがオリジナルと判断してくれない場合が経験上2~3割くらいあります。

Googleの主なオリジナルコンテンツの判断基準は下記だと推測されます。

  • ドメインオーソリティ※
  • ページオーソリティ
  • 先にアップした記事(グーグルのクローラーが先に発見したタイミング)
  • 著者が有名(Googleは公式に認めていませんが、個人的にはこの要素は少し入ってる気がします)
※オーソリティとは直訳すると「権威」という意味です。【権威】ある分野において優れたものとして信頼されていること。その分野で、知識や技術が抜きんでて優れていると一般に認められていること。また、その人。(引用元:goo辞書)

つまりドメインオーソリティが高いという事はドメインの信頼度や専門性が非常に高いということになります。Wikipediaなどが代表的な例です。

ページオーソリティはあるページの信頼度・専門性が非常に高いということです。

上記の判断基準の中ではドメインオーソリティの比重が高いと推測されます。

例えばコピーされた記事が無料ブログにアップされると自分のサイトがコピーコンテンツ扱いされる可能性が高まります。無料ブログはドメインオーソリティが高い事が多いからです。

ですので、定期的にコピーされているのかチェックし、Googleに削除申請する必要があります。申請方法は、以下を参考にしてください。

海外SEO情報ブログ:『無断コピーされたコンテンツをGoogleのインデックスから削除する方法 〜 DMCA侵害申し立てフォームから送信可能』

ちなみに、上記作業は想像以上に検索結果の上位表示への影響が強く、コピーコンテンツを削除しただけで自サイトの順位上昇した事例が多数あります。

3.グーグルアナリティクスでコンテンツの滞在時間をチェックする

明らかなコピーコンテンツの対策が終了したら、人間が読んで「役に立たない記事だな」と思われるものを修正していきます。

グーグルアナリティクス(以下、GA)を利用し「どのページに対して、どんなキーワードで流入があり、そして、どれくらいの時間をかけてそのページを読んでいるか(=滞在時間)」をチェックします。「役に立たない記事」であれば滞在時間は当然ですが短くなります。

GAの設定は以下の通りです。

GAの設定

サイドメニューを 行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ の順番でクリックします。

注目するべきデータ

この設定で抽出したデータで注目して頂きたのは枠を囲った箇所です。

検索エンジンから「/question/period-time/」というページに「3,974」のセッション(以下、アクセスと表記)があり、「00:00:33」の平均セッション時間(以下、滞在時間と表記)があるという事を示しています。

繰り返しますが滞在時間が短い場合、そのページは検索エンジンから流入してきたユーザーのニーズを満たせていない事になります。つまり「人の役に立たない質の低いコンテンツ」である可能性が考えられます。

アクセスが多いにも関わらず滞在時間が短いページから優先的に検索キーワードのニーズをしっかりと満たすような内容に加筆修正を行ってく必要があります。

滞在時間の目安ですが、そのページをしっかりと読み込んだ時にどれくらい時間がかかるかストップウォッチで計測してください。例えば計測した時間が45秒で、実際の滞在時間が10秒を切るような状況であれば改善の余地はあると考えられます。

私が「/question/period-time/」をストップウォッチで計測したところ48秒でした。しかし、データは「00:00:33」なので15秒も短いです。これは改善の余地ありです。

データをさらに深堀するために先の図で示したGA画面の中の”ランディングページ”の列にある「/question/period-time/」をクリックします。

セカンダリディメンション

そして、セカンダリディメンションをクリックし、検索ボックスに「キーワード」と入力します。表示された「キーワード」という項目をクリックします。すると以下のような画面になります。

「/question/period-time/」というページにどんなキーワードで、どれくらいのアクセスがあり、滞在時間がどれくらいなのかがわかります。

滞在時間が短い

「脱毛 抜ける」「脱毛後 抜ける」etc…と色々なキーワードでアクセスがあります。一部のキーワードを除くと滞在時間が短い事がわかります。

4.滞在時間の短いキーワードで検索をしてコンテンツ改善案の仮説を立てる

それでは「/question/period-time/」を改善していきます。

このページに最もアクセスが多いキーワードである「脱毛 抜ける」を実際にGoogleで検索します。

検索結果の、

  1. 各サイトのタイトル
  2. タイトルの下にあるページの説明文(以下、スニペットと記載)
  3. 各サイトのコンテンツ

を読みながら、検索ユーザーの意図・欲求・解決したい問題を深く考えます。

是非、皆さんも検索結果を読みながら考えてみてください。良いトレーニングになるはずです。

脱毛 抜ける 検索結果①脱毛 抜ける 検索結果②

それでは各サイトを分析していきます。

1位:脱毛後の心配事5つをまとめて解決!こんな時はどうすればいい …

タイトルからまとめコンテンツということがわかるので便利そうです。

タイトルには「脱毛 抜ける」と入っていませんが、スニペットには「脱毛後に毛が生えてきたけど、いつ抜けるの?抜けない場合はどうすればいい?」と記載されています。

この疑問は「脱毛 抜ける」と検索するユーザーが解決したい問題である可能性が高いです。

1位のスニペット

タイトルの下の枠で囲った部分がスニペットと呼ばれるページの説明文です。

2位:脱毛施術を受けると「スルって抜ける」と聞きましたが、それは …

今回の修正対象のページです。 http://goo.gl/4pVlrU

タイトルの最後が「…」となってしまい、ユーザーにとってどんな事が解決できるコンテンツなのかということを訴求しきれていないです。タイトルをコンパクトにする必要があります。

3位:脱毛したら毛が抜けるまでは剃らない方がいい? – Yahoo!知恵袋

Yahoo知恵袋で質問されているということは、ユーザーが解決したい問題である可能性は非常に高いです。実際にコンテンツを読んでみましょう。

知恵袋の質問

枠で囲った箇所がユーザーの知りたい内容になります。自サイトを加筆修正する際はこの事についてしっかりと回答してあげるコンテンツにする必要があります。

4位:光脱毛で毛が抜ける時期っていつ? – 脱毛の知恵袋

5位:脇脱毛の施術後、毛が抜けるまでの期間は?その間の処理方法

6位:脱毛ラボは抜けない? 抜けるのは2週間頃だった!an口コミ

7位:脱毛後は毛が抜けるのを待って!脱毛の効果について | 八王子 …

8位:光脱毛 抜けるのがわかるのはいつ? – 光脱毛徹底ガイド!

9位:光脱毛 抜ける – 教えて!goo

4~9位までのタイトルを読むと各サイトは「脱毛の施術後に毛が抜け落ちるが、それはいつなのか?」という疑問をユーザーは抱えており、それを解決するコンテンツであると推測できます。

10位:脱毛したら毛が抜けるまでは剃らない方がいいですか? – 【 …

3位の「脱毛したら毛が抜けるまでは剃らない方がいい? – Yahoo!知恵袋」と同じ疑問を解決するコンテンツだと考えられます。

以上のことから、「脱毛 抜ける」と検索するユーザーの意図・欲求は次のように整理できます。

エステや医療機関で脱毛の施術を受けると、ムダ毛が抜け落ちる時期がくるらしい。それはいつなのか?また、その時までムダ毛は放置しておかないといけないのか?自分で剃っていいのか?いけないのか?

改めて「脱毛 抜ける」以外の流入キーワードを再確認してみます。

流入キーワード

枠で囲ったキーワードのも意図・欲求も「脱毛 抜ける」とほぼイコールと考えられます。

ですので、「脱毛 抜ける」に対して、しっかり回答するコンテンツであれば短かった滞在時間は伸びると考えられます。

それでは実際にコンテンツを修正していきます。

5.コンテンツを加筆修正する=コンテンツリフォーム

<修正前コンテンツ>

修正前コンテンツ

先ほど整理したユーザーの意図・欲求とどこにミスマッチがあるのか?注意深く読み込んでいきます。

<改善点>

コンテンツの改善点を洗い出します。

  1. 記事タイトル
    脱毛施術を受けると「スルって抜ける」と聞きましたが、それは …検索結果では上記のように記事タイトルが尻切れになってしまっているので、コンパクトにまとめる必要があります。
  2. 画像・イラスト
    コンテンツにマッチした画像やイラストがなく、文字だらけなのであまり読む気になりません。
  3. 文章構造がわかりにくい
    文頭に問題提起や結論がなく、最初から細かい話になってしまい何について書いてあるのかイマイチ理解ができません。問題提起 ⇒ 結論 ⇒ 理由 ⇒ 次のアクション という文章構造にしてあげる必要があります。
  4. 専門用語による排他性
    一~二行目は以下のようになっています。「一つ目は、ポップアップというもので、照射後直ちに生じます。これは、照射後直ちに毛包内から飛び出すように毛根から毛が抜けるものです。」ここには「ポップアップ」、「毛包内」という2つの専門用語がありますが、その説明がありません。そのため読み進めるのが苦痛になってしまいます。

<修正後コンテンツ>

改善点を反映させたコンテンツが以下になります。

修正後コンテンツ

修正前のコンテンツと比較してみてください。大分よくなっているのがおわかり頂けるはずです。

この一連の改善を行った私自身の率直な感想ですが、

「面倒だけどユーザーの理解が深まり面白い!」という事です。

ユーザーの理解が深まれば、次のコンテンツ改善や企画・制作はもっと上手くなります。

■最後に

Googleの目は、私たち人間の目にどんどん近づいています。

今回の低品質コンテンツ対策はすごく手間がかかります。サイトを運用していく中で非常に重要です。皆さんの業務フローの中に是非導入して頂きたいです。

次回は、『既存コンテンツをマネジメントする方法【後編】サイトマップ再構築』についてお話しします。

 

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著者プロフィール

写真 ミエルカ研究所 所長
ミエルカ研究所は、人工知能と言語処理の力で、「言葉」の持つ可能性を追及、研究していくための研究所です。
コンテンツマーケティングKPI管理、言語レコメンドツール「ミエルカ」を提供するFaber Companyが母体となってます。

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