webサイトを運営していて、思ったように売上や問い合わせ(コンバージョン)が伸びないのはよくある悩みです。 この記事では、業種・業態を問わず、webサイトでのコンバージョンをアップさせるために必要な考え方を紹介します。
コンバージョンアップの基本的な考え方
コンバージョンをアップさせる方法は、大きく分けると2つだけです。自社サイトの状況に合わせて、まずはこのどちらに手をつけるかを決めます。
CVを上げる方法① | アクセス数を上げる
まずはアクセス数を上げる方法です。 アクセス数を上げるには、広告を出している場合と、自然検索が中心の場合で以下のような方法が考えられます。
CVを上げる方法② | ページのコンバージョン率を上げる
次に、ページのコンバージョン率を上げる方法です。 まず、CVRを上げる施策を始める前に、”コンバージョン率を改善するべきページ”を把握する必要があります。 広告などの場合はランディングページごとにコンバージョン率が把握できるため、どのページに問題があるかはっきりしています。しかし、サイトに流入するチャネルが多い場合は、ランディングページが分散し、かつユーザーはページ間を行き来するため「どのページを直せばいいか」が分かりづらいです。そのため、まずは問題のあるページを先に特定しましょう。
問題があるページの発見方法
問題があるページは、ページのフロー(誘導率)を考えるとかんたんに特定できます。
ページのフローの例(ECサイトの場合) ここではイメージがしやすい、ECサイトを例にとります。 ユーザーがECサイトで取る行動の流れとしては、 ・TOPページで興味があるカテゴリを選ぶ ・カテゴリページの中から条件(価格、人気順、新着順など)を選び商品詳細ページに行く ・商品情報を見て、購入したいと感じたらカートに投入する が一般的です。その中で「次のページへの遷移率が低いステップ」に注目します。
このほかにも、ページの中でユーザーが注視する箇所や、飽きてしまう箇所などを、データを元に分析できるのがヒートマップツールです。 あなたのウェブサイトのコンバージョン率を効率よくアップさせる大きな武器として、活用してみるのも一つの手です。
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ミエルカ研究所は、人工知能と言語処理の力で、「言葉」の持つ可能性を追及、研究していくための研究所です。
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