X(以下、Twitter)の「Space(スペース)」とは、音声を使ったコミュニケーションができる仕組みです。Clubhouseを初めとした音声SNSの影響もあり、WEBマーケティング業界で非常に注目されている機能です。
事例としてもユニバーサルピクチャーズの中でも特に人気の高い「ワイルドスピード」が活用しています。世界的にも最先端のマーケティング戦略を駆使している一流ブランド・一流企業がTwitterの「スペース」を取り入れている事から、今後日本のマーケティング業界でも注目される可能性が高いのではないでしょうか。
本記事では、新たなソーシャル施策の1つとなるであろう『Twitterのスペース』とは何なのか、その基本機能やトラブルの原因と対処方法、企業の活用事例などを詳しく紹介いたします。
目次
X(Twitter)のスペースとは
X(Twitter)のスペースとは、clubhouseのTwitter版ともいえる音声SNSサービスです。参加者とリアルタイムに会話を行え、参加方法や開始方法も簡単なため、フォロワーとのエンゲージメントを高めるためのマーケティング施策に活用できます。
▼様々な企業やタレントが活用(2021年12月時点)
利用企業 | CASIO・cotta・セメダイン・アース製薬・日清・ギネス世界記録 など |
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利用ブランド | Tiffany・coach・Louis Vuitton・CHANEL・CHROME HEARTS など |
利用有名人・芸能人(海外) | バラク オバマ:ジャスティン ビーバー:ケイティ ペリー・レディー ガガ など |
利用有名人・芸能人(日本) | 松本人志:田村淳:渡辺直美:吉高由里子・佐藤二郎 など |
利用インフルエンサー | おかめ微々ちゃん:ROLAND:アタモト:ブソン【BUSON 】:mell など |
スペースは、2020年12月よりiPhone向けのテストを開始しています。Androidでは同年の3月からテストを行っていました。2021年5月には、フォロワー数が600人以上の方限定のサービスとして提供を始めています。
その後、2021年10月には、600人以上のフォロワーといった条件が撤廃され、全てのユーザーが無条件で使えるようになり、ますます幅広い方々に利用されるようになりました。
X(Twitter)スペースの基本的な使い方
スペースの使い方は非常に簡単で、初めて活用するという方も特に悩むことなく、気軽に始められるでしょう。
1.自身のホームタイムラインページでスペースを選択します。
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2.スペースの作成画面が表示されますので、名前を付けて開始します。トピックの選択は必須ではありません。
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3.スペースを開始すると、 「ユーザーを招待しますか?」といった確認が表示されます。招待したい相手がいる場合は、ここから招待をすることが出来ます。招待せずにそのままスキップも可能です。
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4.スペース画面では、マイクのオン・オフの選択が可能です。自身は会話に参加せずに聞いていたいという場合は、マイクをオフにすることで、こちらの音声が入ることはありません。
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5.終了する場合は、右上の「終了」をクリックすると終わります。
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Twitterスペース終了後に、問題点があったかどうかといった質問がTwitterから表示されますので、使用してみてトラブルがあった場合は「問題があった」、特に何事もなくスムーズに利用することが出来た場合は「問題なし」を選択して下さい。
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①権限の種類とできること一覧
スペースの利用には様々な権限の種類があります。出来る事もそれぞれ異なるため、必要な機能についてしっかりと把握しておくようにしましょう。
ホスト | ホストとは、スペースを立ち上げた本人です。1つのスペースに対してホストは必ず1人のみとなります。スペースの開始から終了まで、全てに対する権限を持っています。 |
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共同ホスト | 最低1人、最高2人を共同ホストとして追加し、共にスペースを進められます。共同ホストは、ホスト同様に様々な権限を持っています。 |
スピーカー | スペース内で発言権のある人物で、最大10名まで参加可能です。設定により自分でスピーカーとして参加、ホストからの承認により参加というパターンに分かれます。 |
リスナー | リスナーは、その名の通り聞き役の事を指します。発言権はないため、会話に参加することは出来ませんが、スペースに参加することでその会話を聞けます。途中からスピーカーになることも可能です。 |
②Twitterスペースをはじめるための条件
Twitterのアプリを所有しているユーザー全てに対して提供を始めていますので、アプリ利用者であれば今すぐに誰でも開始することが出来ます。そのため、条件と言えるようなものは今のところ存在していません。
ただし、パソコンからブラウザを使い、ホストとして発信するという機能は、まだ実装されていないというのが現状です。(2021年12月現在)
ブラウザ上でもリスナーとして、既存スペースに参加し会話を聞くということは可能となっています。
③Twitterスペースのスケジュール設定
Twitterスペースはスケジュール設定をして前もって開催日時を決めておくことが可能です。まず開始画面右下部のカレンダーアイコンをタップします。
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好きな日時を指定することで、その日にち、その時間にスペースを始める事が可能です。
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上部のカレンダーアイコンの部分を選択すると、好きな日にちを決められます。
この際、Androidの場合は日付と時間を分けて設定しますが、iPhoneの場合は上記の画像のように日にちと時間を同時に設定できます。
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Androidの場合、日にち設定が完了し「OK」をタップすると、スケジュール設定の画面に戻りますので、次に下部の時計アイコンをタップし時間の設定を行います。
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スケジュール設定を行うと通知が行われるため、多くのフォロワーの参加を促せるといったメリットがあります。スケジュールは14日前から行えます。
Twitterスペースは、一般の方の活用はもちろんの事、企業のマーケティング手法としても注目されています。本記事の後半で紹介しますが、海外では企業としての活用事例がいくつもあります。
④Twitterスペースに参加する方法
リスナーやスピーカーとしての参加を行う場合の方法を解説します。
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Androidの場合、スペースの「聞いてみる」をタップすると確認画面が表示されます。ここで、スペースに誰が入っているのかという確認が出来ます。参加する場合は、下部にある「このスペースに参加」をタップしてください。これで参加完了です。
一方、iPhoneでは「聞いてみる」をタップしたらそのままスペースに入れます。
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リスナーで参加した後にスピーカーになりたい場合、左下にあるリクエストからホストに向けてリクエストをします。承認されればスピーカーとして参加できます。
退出する際には、画面上部にある「退出」をタップします。特に確認画面などはなく、どのまま通常の画面に戻ります。
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⑤ホストができる操作や権限
ホストはスペース内のあらゆる権限を持っている唯一のアカウントです。いわばスペース内の管理者と言える存在です。そのため、自身が始めたスペース内では出来ない操作というものはありません。開始から終了まで、全ての権限を持っており操作を行うことが出来ます。
逆に言えば、このホストの権限についての理解や知識がなければ、スムーズな活用や運用は難しくなると言えるでしょう。ここからはホストが行う主な操作について解説します。
参加者の招待や発言権の設定
ホストはDMを送りユーザーを招待することが出来ます。DMで招待を選択すると、自身のフォロワー一覧が表示されます。まとめて複数人に送ることも可能となっていますので、参加してほしいユーザーにDMを送りましょう。また、リスナーが自由にスピーカーへ変更が出来るのか、ホストからの承認が必須となるのかといった設定を行うことも出来ます。
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スピーカーのミュート設定
スペース内で会話を楽しんでいる際に、特定の人物を攻撃するような発言を繰り返す、不快な発言をするといったスピーカーに対しては、スピーカー設定をミュート出来ます。さらに、スピーカーからリスナーへ変更する権限もありますので、スペース内の全員が気持ちよく楽しく過ごせるように、ホストは管理しなければいけません。
共同ホストの設定
共同ホストを設定するのも、ホストの重要な権限です。新しく共同ホストを設定するという場合や、今いる共同ホストを削除するという場合は、必ずホストが全ての設定を行う必要があります。共にスペースを盛り上げてくれるような相手を、共同ホストとして選ぶと良いでしょう。
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スペースの終了
スペースを終了するのはホストにしかできません。終了のタイミングなどは、その状況などにより異なりますので一概に言うことは出来ませんが、数時間程度で終了させる、リスナーの人数で決めるなどといった方法があります。
その場で決められないという場合は、前もって時間を決めておくというのもいいでしょう。共同ホストがいる場合でも、終了はホストにしかできませんので注意してください。
X(Twitter)スペースを利用する際の注意点
音声を使って多様なコミュニケーションが出来るスペースですが、気を付けるべきポイントがあります。ここでは、その中でも大切な3つの内容について解説します。
①スペースはTwitterユーザー以外も閲覧できる
スペースは、アカウントを保有していなくても参加する事が可能です。多くの人とリアルタイムの会話を楽しめるスペースですが、裏を返せばどこの誰だか分からない人物に会話を聞かれてしまうということがあるため、注意しなければいけません。
リスナーとして参加する場合、特に承認などの必要はなく、そのまま入ることが出来ますので、気付いたら個人情報あるいは企業の機密情報などが第三者に漏れてしまっているということもあります。発言内容には十分注意をしましょう。
②同時に話せるのは最大13名まで
1つのスペース内で同時に会話が出来るのは、ホスト、最大2名となる共同ホストを含んだ13名まで可能となっています。そのため、ホスト1名、共同ホスト1~2名、スピーカー10~11名が発言権のある最大人数となります。
この人数を超えると、下記のような画面となります。
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しかし、この最大13名という数字の中にリスナーは含まれません。そのため、いつ、どこで、誰がこの会話を聞いているか分からない状態になるということもあり得ます。上記のように、Twitterユーザー以外のネットユーザーであれば、誰でも参加が可能となっているということを頭に入れておきましょう。
③Twitter内では最大120日間、音声データ等が保存される
スペースでは、およそ4か月(120日間)の間、音声データが保存されます。Twitterは、ルール違反がなかったか、規約違反な行為はなかったかといったことを確認する事があるため、スペースのデータコピーを30日間保存しているのです。
もし仮に、違反が確認された場合、ホストが違反に対しての異議を行えるようにするため、データをさらに延長して90日間保存します。そのため最大で120日間データが保存されることになります。
ホストはデータが保存されている期間であれば、ツールを活用する事でそのデータをダウンロード出来ます。しかし、データを第三者に共有する場合、参加者の情報や現在の状態などといった情報が全て公開されますので、取り扱いには十分気を付けなければいけません。
スペースができない、聞こえない場合の原因と対処
スペースを利用しようとしたのに始めることが出来ない、参加できたのに音声が全く聞こえないといったトラブルが発生する事があります。それらの原因と対処法を把握し、スムーズな利用が出来るように準備しておきましょう。
①スペースが開始できない場合
スペースが開始できないといったトラブルは、実は少なくありません。Twitterの利用状況により原因が異なりますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
(1)ツイート非公開にしているアカウントではできない
基本的に非公開アカウントではスペースは利用できません。非公開アカウントのままでスペースを利用する場合、参加できるユーザーはスペースを開始したホストに、フォローリクエストをされた、もしくはDMで直接招待を受けたユーザーに限定されます。
(2)PC版ではできない
「スペースを始めるための条件」でも紹介した通り、現時点ではパソコンでのスペースはホストとして配信を行う事が不可能となっています。
もちろん、リスナーとして内容を聞くためにスペースに参加することは可能です。パソコンで使用する場合、BGMとして流しておくといった活用方法が主となります。
②スペースが聞こえない場合
スペースを開始することは出来たけどなぜか音声が流れてこない。こういったトラブルも珍しくはありません。この場合、スペースの音声そのものが聞こえないというパターンと、特定のユーザーの音声だけが、なぜか聞こえないといったパターンがあります。
また、相手に自分の声が届かないといったパターンなどもあり、一言で「聞こえない」といってもそのトラブルの内容は様々で、原因や対処方法も異なってきます。
スペースが聞こえないというトラブルについて、詳しく見ていきましょう。
(1)インターネットやデバイスの設定ミス
スペースの音声が聞こえないという場合、その症状によって原因は異なります。下記の一覧は、スペースの音が聞こえないというトラブルの中で、よくある症状になります。それぞれを原因と共に紹介します。
スペース全体が聞こえない |
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自分の声が相手に届いていない |
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特定の人物の音声だけが聞こえない |
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聞こえないというトラブルのほとんどは、こうした設定のミスや機器の不具合、故障により生じるといった事が多くあります。
そのため、声が聞こえない、自分の声が届いていないという場合には、まずは一度デバイスの設定、ネット環境、マイクの状態などをしっかりと確認しましょう。
ネット環境の場合、Wi-Fi接続を行っていたとしても、Wi-Fiに制限がかかってしまっている状態であれば、安定したネット環境とは言えません。その場合はモバイル通信への切り替えを行ってください。
デバイスに関しては、音量を上げているのになぜか聞こえないということもあるかもしれません。その場合、デバイスそのものがミュート設定になっている ということがありますので、再度確認してください。もしも、こうした対処を行っても全く改善されないという場合には、運営に問題の報告を行います。
聞こえないというトラブルの原因がTwitterにある場合には、いくらデバイスやネット環境を改善しても直ることはありません。運営に報告を行う事で、早い段階での問題解決が可能となります。
企業のX(Twitter)スペース活用事例
新しい機能として今注目を集めているTwitterのスペース。実装されたばかりで不具合などもある中、すでに海外企業はこのスペースを集客やマーケティングツールとして、うまく取り入れています。
ワイルドスピードがスペースを使い豪華な対談を実現
世界的人気ハリウッド映画「ワイルドスピード」はTwitterスペースをプロモーションに活用しました。作品がTwitter上で大きな話題となった際に、監督のジャスティン・リンは出演者数名と一緒にTwitterスペースを配信しました。
参加した俳優陣は、ミシェル・ロドリゲスやヴィン・ディーゼル、リュダクリスなどの顔ぶれで、スペース内でファンからの質問に答えながら映画について語り合い、親睦を深めました。
一般のファンからしてみれば、リアルタイムで豪華な俳優に質問でき、それを本人から答えてもらえる ことは、とても贅沢な体験と言えます。ますます映画の注目度が大きくなったのは言うまでもありません。
P & Gがダイバーシティ&インクルージョンにスペースを活用
P & Gはダイバーシティ&インクルージョンの一環として、Twitterスペースを活用しました。P & Gが開催したスペースでは、映画業界についての不平等、偏見や差別などと言った議論が展開されました。ダイバーシティの反映、黒人クリエイターのサポートがいかに重要かといった点にフォーカスした会話が繰り広げられました。
ホストを務めたのはエイプリル・レインとP & Gのデイモン・ジョーンズです。エイプリル・レインにはフォロワーが19万人以上います。このスペースが開催された同日には、映画界最大の祭典が開かれており、それに合わせた議題となっています。
参考・出典:Twitterスペースをご紹介します
Twitterスペース活用をおすすめする業界
今はまだ日本での事例は少なく、スペースの存在価値も確立されているとは言えません。しかし、上記で紹介したように、海外では実際の活用例が豊富にあります。ここで、今後の日本において、スペースを活用すべきおすすめの業界を挙げてみます。
エンターテイメント業界
映画を題材としたスペースの活用は注目度が高く、元からの知名度の高さもあって、集客や認知度の拡大として大きな成果を上げることが出来ます。
「ワイルドスピード」の事例のように、実際のキャストや監督が、一般人とリアルタイムで会話を楽しめるというのはまさに新しい試みであり、参加者が有意義な時間を過ごせる取り組みです。
映画に限った話ではありません。バラエティ番組などでも、放送に合わせてスペースを活用したり、放送終了後に開催するといった方法もあります。出演者と視聴者が共に番組に対する感想や意見を交換し合う事で、より良い番組作りが可能となるでしょう。
弁護士・税理士など士業
弁護士や税理士などの士業も、おすすめの業界の1つです。法律に関する素朴な疑問、何となく気になっている事など、文章では分かりにくい説明、専門家に改めて質問する程ではないけど聞いてみたいといったような、私生活の中でのちょっとした気になることなどを、気軽に聞くことが出来る場となるでしょう。
質問をして、その答えを聞き、また更に疑問に感じたことを聞く。この流れは学校の授業のように、その場で疑問点がすべて解決できるというメリットが大きくあります。
スタートアップ企業
画期的な商品や製品、新しい内容のサービスなど、どのような業界においても、新しい価値を生み出し提供するスタートアップ貴重にとって、Twitterのスペースは、PRの場、会社としての認知度を高めるためにも非常に有効的な手段と言えます。
商品開発に関わる秘話や完成するまでの過程、どんなコンセプトで会社を設立したのか、今後の目標など、プロモーションの一環としてTwitterのスペースを利用する事で、効果的な成果を望むことが可能となります。難しい設定や申請などが不要でコストもかからないスペースは、こうしたスタートアップ企業にとって効率的な宣伝を行うのにピッタリと言えるでしょう。
マーケティングにX(Twitter)のスペースを活用しよう
Twitterのスペースは音声を通して新しいコミュニケーションが可能となるツールです。今はまだ日本国内での企業によるマーケティング活用事例は少数ですが、今後、より注目を集めるチャネルであると言えるでしょう。
文字数が制限されたTwitterの投稿では、要点をまとめた分かりやすい文章が魅力的でしたが、Twitterのスペースの誕生により、文章だけではなく、本当に伝えたいこと、広めたいことを直接言葉で伝えることが出来るという、新しい試みが可能となります。
海外企業の事例でも紹介したように、スターとファンの交流、企業と一般人の議論など、様々な形で人と人とを結び付けてくれるでしょう。今後の更なる機能改善や使い勝手の向上に大きな期待が寄せられています。
参考:SNSマーケティングとは?やり方や戦略の立て方を事例を交えてわかりやすく解説
参考:Twitter分析ツール10選! 無料ツールを使ってアカウント分析してみた結果
参考:Twitter分析・解析ツールの活用法!無料で分析できること・有料ツールでしかできないこと