2026年9月第2週のSEOトピックを3つ取り上げ、FaberCompany執行役員、「海外SEO情報ブログ」を運営している鈴木 謙一(Kenichi Suzuki)が解説します。
このコラムは、こちらの動画の内容をまとめたものになります。
2026年のランキング要因、
関連性・被リンク・コンテンツの質がトップ3

世界のSEO専門家131人への調査で、2026年のGoogle検索で重要と考えられる要因は、1位が関連性、2位が被リンク、3位がコンテンツの質となりました。ただし、これは実務経験に基づく見解を集めたもので、Google公式の順位決定ルールや効果を実証した結果ではありません。
AI検索が広がった今も、専門家の過半数が被リンクをトップ3に挙げています。重要なのは数を増やすことではなく、信頼性と関連性の高いサイトから自然に紹介されること。鈴木氏は、競争の激しい検索では、こうしたリンクが差を生むと考えています。
検索意図を満たし、独自の一次情報や正確で新しい情報を届ける。目新しい施策を追うより、従来のSEOの基本を丁寧に積み重ねることが大切です。
Google、低品質なSEOページの大量自動生成に再び警鐘

Googleのジョン・ミューラー氏が、プログラマティックSEOによる低品質ページの大量生成に改めて注意を促しました。これは、仕組みやプログラムを使って多数のページを自動生成する手法です。ページがインデックスされなくなったサイトへの回答で、コンテンツの品質が原因である可能性を指摘しています。
重要なのは、低品質なページの影響が、そのページだけでなくサイト全体に及びうることです。問題のある生成方法をやめたり、不要なページをnoindexにしたりしても、評価がすぐに回復するとは限りません。
AIを使うこと自体が問題なのではありません。下書きの作成に活用し、人が内容を確認・修正するなど、公開前に品質を担保する工程を設けましょう。量よりも、ユーザーにとって役立つ内容かどうかを優先する必要があります。
検索順位1〜10位だけでは、検索結果の実態を捉えにくい

Googleのジョン・ミューラー氏は、従来の「検索順位1〜10位」をサイト運営者にとって有用な形で捉えることが難しくなっていると説明しました。検索結果には通常のリンクに加え、AI Overviewsや画像など、多様な表示形式が混在しているためです。
たとえばSearch Consoleでは、AI Overviews内のリンクは、その枠の掲載位置を共有します。同じ「1位」でも、従来の通常検索の1位と、画面上の見え方やクリックされる機会が同じとは限りません。
順位が無意味になったわけではありませんが、数字だけで成果を判断するのは難しくなっています。表示回数やクリック数も併せて確認し、自社の情報が検索結果のどこに、どのような形で表示されているかを見ていくことが大切です。
AI時代もSEOの基本を大切にし、成果の見方を更新する
9月第2週は、ランキング要因の調査、ページの大量自動生成への警鐘、検索順位の捉え方という3つの話題を取り上げました。
AIによって情報の作り方や検索結果の見え方が変わっても、ユーザーの求める答えを届け、信頼されるコンテンツを育てるというSEOの基本は変わりません。効率化を進める際も、人による確認を組み込み、品質を犠牲にしない運用を心がけましょう。
そのうえで、成果の確認も順位だけに頼らず、表示回数やクリック数、検索結果での露出を併せて捉えることが重要です。コンテンツの作り方と評価の仕方の両方を、現在の検索環境に合わせて見直していきましょう。
■参考
YouTube ミエルカチャンネル「SEO Weekly Update」
https://www.youtube.com/watch?v=IbWdTsJfs0U
2026年Google検索ランキング要因調査——関連性・被リンク・コンテンツの質がトップ3
https://www.suzukikenichi.com/blog/2026-google-ranking-factors-survey-relevance-backlinks-and-content-quality-take-the-top-3-spots/
Google、プログラマティックSEOに再び警鐘。低品質ページの大量生成がサイト全体の評価に影響
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-warns-again-about-programmatic-seo-mass-producing-low-quality-pages-can-hurt-your-entire-site/
Google: The Old Position 1-10 Is Hard To Map For Site Owners
https://www.seroundtable.com/google-position-1-10-hard-map-42053.html
※鈴木謙一 監修記事:SEOとは?AI時代にも効くSEOの基本・対策をわかりやすく解説







