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SEO対策費用の相場は?施策内容別の料金・費用対効果の考え方を解説

更新日:2022.10.3 公開日:2022.01.31

近年、ZMOT(ジーモット|顧客は、店舗に来店する前にインターネット等の下調べにより購入する商品を決定している、というGoogleが提唱するマーケティング論)などの消費行動に代表されるように、購入検討を行う顧客へのアプローチ方法としてSEOへの取り組みは欠かせないものとなっています。

実際にSEO対策に取り組む場合にどの程度の予算があればいいのか、基準もなく悩んでしまうケースは多いのではないでしょうか。今回はSEO施策別に料金や内容を詳しく解説するとともに、費用対効果の考え方についても説明します。

SEO対策の種類と費用一覧

施策別のSEO対策費用相場・料金体系の概要

一言でSEOと言っても、施策別に見るとさまざまなものがあり、各社のサイト状況により選ぶべき施策は異なります。 SEO施策の全体像を把握し、自社に必要な施策を見極めることから始めましょう。

まずはSEOの基本について知るならこちらの記事▶︎
正しいSEO対策とは?基本施策5つの解説とSEOチェックリスト

施策別のSEO対策費用相場一覧

SEO施策は、大きく分けて以下の種類に分けられます。

  • SEO総合コンサルティング
  • SEO設計コンサルティング
  • コンテンツ施策(コンテンツSEO)
  • 内部SEO施策
  • 外部SEO施策

それぞれの施策についての詳細は、後ほど詳しく紹介します。施策別の概要と費用の相場は以下の通りです。

施策名
費用相場(料金体系)
概要
SEO総合コンサルティング
10〜50万円程度
(月額固定型)
SEOで成果を上げるための
総合的な支援を行う施策
SEO設計コンサルティング
10〜100万円程度
(一括支払い型)
サイトをSEOの観点で
設計・改善を行う施策
コンテンツ施策
(コンテンツSEO)
5〜10万円以上/本
(月額固定型/一括支払い型)
SEOの観点に基づいて
コンテンツを制作する施策
内部SEO施策
50万円〜
(一括支払い型)
サイト内の設計を見直し、
SEOの視点から適切な改善を行う施策
外部SEO施策
数万円〜
(月額固定型/成果報酬型)
外部リンクをマネジメントし、
リンクアーニングを行う施策

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SEO対策・3つの料金体系

SEO施策を外部委託する際には、大きく3つの料金体系があります。例えば、↑上記の表で、費用相場の欄に”()”で記しているのが料金体系です。

1.月額固定型
年間契約などSEO施策を委託する契約期間を定め、その期間内は毎月固定で委託費用を支払うタイプです。多くの場合、契約期間中での目標(KPI)を定め、それに応じて毎月継続した作業が発生する場合や、納品物の数が毎月固定で決まっている場合に多く採用されます。
2.一括支払い型
コンテンツ制作やサイト改善など作業内容が明確な場合は業務内容に応じた委託費用を一括で支払うケースがあります。基本的には年間契約などではなく、スポットで依頼する場合に多く見られます。
3.成果報酬型
作業内容に応じて委託費用を支払うことはせず、施策によってサイトが検索上位に表示された時点から日ごとに成果報酬を支払うケースが多いです。

例えば、10位以内に入っている期間のみ料金を支払い、ランクインしていない期間は料金の支払いが発生しない等があります。

SEO費用

ただし、地域場所、時間によって一部順位が変化する、また検索結果がリッチ(画像やpeople also ask※他の検索ユーザーがどのような質問をしているのかが表示される機能)になっているがゆえ、オーガニックで10番目にもかかわらず 2ページ目以下に位置するケースもあります。

また、成果報酬が発生する順位は契約時の取り決めに応じて定められます。一般的には外部SEO施策で多く採用される料金体系です。

成果報酬型のSEO施策は、一時期多くのSEO会社で提供されていましたが、多くの問題があったためほぼ最近では聞かなくなっています。
例えば、何の施策もしていないにも関わらず対象顧客サイトの検索順位の上下動によって課金するということが横行したからです。成果報酬を謳い、その施策内容の詳細を明かさないSEO会社には注意が必要です。

ユーザー行動や認知を考慮したSEOが重要になってきている

検索エンジンのアルゴリズムはユーザーの検索体験をより良くできるよう日々進化しています。
これに伴い、SEOに求められる役割は以前よりも多く、単純にキーワードを盛り込んだコンテンツの制作や内部リンクの構造を整理するだけではなくなりました。

SEOで成果を上げるためには、サービス認知獲得やユーザー行動を最適化するための施策も重要です。Google Analyticsやサーバーログなどの分析を通して、ユーザー行動を改善するコンサルティングやサイト外からの認知を獲得するための施策も含めて検討・提案できるエージェンシーを選ぶことが望ましいでしょう。

施策別のSEO対策費用相場詳細

各SEO施策に含まれる作業と費用について見ていきましょう。

SEO総合コンサルティング(10〜50万円/月)

SEOで成果を上げるために必要な作業、総合的な支援を行うものです。主な作業内容としては、現状のサイトの分析競合調査対策キーワード調査などを踏まえ、SEOの観点から改善が必要な点を整理し施策を企画します。また、施策としてコンテンツ制作が有効な場合は、制作支援も業務内容に含まれる場合があります。

SEO総合コンサルティングはサイトの状態や委託会社により、対応する範囲に違いが出やすいです。アクセス解析やサーバーログの分析を通してサイト内の導線改善の提案まで対応してくれる場合もあります。できればヒートマップ等を活用した、ユーザー行動の改善提案まで含まれているのが理想です。

一般的には対応範囲が広いほど月額の委託費用が高くなる傾向にありますが、具体的にどのような業務を対応してくれるのか詳しく確認することが大切です。

SEO設計コンサルティング(10〜100万円以上/回)

SEO設計コンサルティングは、サイトの構造をSEOの観点に基づいて設計、改善するものです。SEO総合コンサルティングの内容から「サイト分析」「調査」「企画」を切り離した作業と考えるとわかりやすいでしょう。

SEO設計コンサルティングは現在あるサイトの改善か、新規サイトの設計かで金額が異なります。また、サイトの規模が大きいほど作業量が増えるため、規模の大きなサイトの場合は100万円以上の費用がかかるケースがあります。

こちらのケースでも、サイトの設計や改善にはアクセス解析やサーバーログの分析を元にした導線改善や、ヒートマップを活用したユーザー行動の改善提案まで行ってくれるエージェンシーが望ましいです。

コンテンツ施策(コンテンツSEO)(5〜10万円/記事)

コンテンツ施策(コンテンツSEO)は、サイト内にユーザーの検索ニーズに応えたコンテンツを配置していくことで、自社サービスを届けたいユーザーにリーチすることを主眼とします。

一般的に委託内容には、コンテンツ制作に必要なキーワード分析や記事構成などの事前準備や企画は含まれていない場合がほとんどで、これらはSEO総合コンサルティングの範囲になるか、別途企画費用が発生します。

小手先のテクニックが通用しない昨今のSEO状況に鑑みると、ユーザーにとって有益なコンテンツを増やしていくことは本質的な施策になります。
コンテンツで良いユーザー体験を生むためには、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)を満たし、読みやすさも意識する必要があります。

専門家の監修や表、図解を入れ込むなどの工夫も欠かせません。その分、追加の費用も発生するので、コンテンツ制作に含まれるコストの細かい確認は怠らないようにしてください。

ただ、これらの全てのコンテンツ制作プロセスを外部委託する場合は、かなり費用がかさみます。企画や構成作成などの根幹の部分はインハウス化をするほうがクオリティも高くなることが多いと考えます。
当社の「ミエルカ(MIERUCA)」は、そうしたインハウス化のためのツールとしてもご活用いただきます。現状リソースやインハウス化に向けたご相談も承っていますので、お気軽にご連絡ください。

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内部SEO施策(50万円~/回 ※サイト規模による)

サイト内の設計を見直し、SEOの視点から適切な改善を行う施策を内部SEO施策と呼びます。主にHTMLタグの調整や内部リンク最適化、パンくずリストの改善などの提案が行われます。

SEO設計コンサルティングとの違いは、狙うべきキーワードの調査や競合調査は既に行われている前提で作業を行う点です。この施策ではそれに対して、サイトの設計が適切かどうかを確認し、より良い状態に改善していくことに注力します。

ただ、最近の検索エンジン進化はめざましく、大きな不備がない限り内部SEO施策(タグ調整等)だけで大きなSEOパフォーマンスの改善の恩恵は受けられない可能性が高いでしょう。
もちろんマイナスがないことに越したことはありませんので、できる限り整備することはオススメします。

とは言え、システム改修なども絡むと工数(費用)のわりに、改善効果はそこまで見込めないというケースもあります。このあたりを加味して改善提案してくれるエージェンシーを選択すると良いでしょう。
また、大規模サイト(ポータル系やECサイトなど)の場合は、内部クロール分析や導線の再設計、サイト内検索結果画面の設計なども施策内容に含まれることがあり、サイト規模によっては100万円を超えるケースもあります。

外部SEO施策(数万〜/月)

外部リンクをマネジメントし、リンクアーニング(リンクを獲得すること)していくための施策を外部SEO施策といいます。被リンクを獲得することは、検索順位を上げる施策として有効なことは現在も変わりません。

しかし、順位上げを狙って外部リンクを購入するなどの意図的な施策はGoogleガイドライン違反になるため、外部SEO施策=外部リンクの購入を施策として実施することは推奨されません

現在では、ナチュラルリンクを獲得するための運用支援を行っている会社もあります。海外では競合サイトのリンク獲得状況などを分析しながら自社サイトのリンクマネジメント施策を行っている会社もあり、日本では主流ではないものの、外部SEO施策の方法は進化しています。

SEO対策の費用対効果の考え方

SEO施策は重要と思いつつも、施策を実施した後の費用対効果測定方法はどうすればいいのか?と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。

SEO施策はWeb広告やダイレクトマーケティングといった他のマーケティング施策と違い、実施してすぐに結果が出るものではありません。そのため、他の施策とは少し異なる効果測定方法を理解する必要があります。

SEO施策は中長期での効果測定が必要

現在もし自社でWeb広告を実施している場合、その施策に対する効果測定は広告を配信している期間(数週間〜1ヶ月単位)で行っていると思います。
広告施策はユーザーが広告を閲覧してからクリックし、コンバージョンに至るまでのリードタイムが短く、すぐに効果が現れるマーケティング施策だからです。

一方、SEOは施策を始めてすぐ、あるいはコンテンツを公開して数週間でコンバージョンが発生することは稀です。SEO施策は自社サイトのドメインを強化し、Googleの検索アルゴリズムに有益なサイトであることを認識されてから上位表示する一連の流れがあり、検索上位に表示されるまでのリードタイムが少なくとも半年程度はかかるとされています。

SEO施策を行う場合は中長期的な視点で効果検証が必要であることを理解しましょう。

しかし、時間はかかるものの一度検索上位に表示されれば、長期にわたってセッションやコンバージョンを稼いでくれる点もSEOの魅力です。具体的な費用対効果の算出について、例を挙げて詳しく見ていきましょう。

費用対効果の例

今回はSEOの費用対効果の考え方を、ミエルカを運用するFaber Company(ファベルカンパニー)が支援した「常陽銀行」様の事例を用いて紹介します。

SEO成功事例

常陽銀行さまのWebサイト

今回はコンテンツSEOの記事を1本5万円で3本制作し、この3記事がそれぞれ毎月安定して1,400セッション獲得した場合と仮定します。この場合の年間で見た費用対効果はどのようになるかを見ていきましょう。

設定を整理すると以下の通り
  • コンテンツ制作費用:5万円×3記事=15万円
  • 1記事のセッション獲得数:1,400セッション×3記事=4,200セッション
  • 3記事とも1年間、安定的に1,400セッションずつ獲得する

この場合、この3記事の年間で見た費用対効果は以下の通りに算出されます。

3記事の年間で見た費用対効果
  • コンテンツ制作費用:5万円×3記事=15万円
  • 年間セッション数:4,200×12ヶ月=50,400セッション
  • 1セッションあたりの費用:2.97円

コンテンツSEOでは検索行動を起こしたユーザーが自社コンテンツにアクセスするため、自社が発信したいコンテンツに関心のあるユーザーを約3円で誘導できているということにもなります。

また、コンテンツ制作は通常3記事で終わることはなく、公開するコンテンツが増えるほど、1セッションあたりの費用は下がる傾向がある点も特徴のひとつです。

SEO対策を外部委託する際の注意点

SEOを掲げているWebマーケティング支援企業は年々増加傾向にあります。それぞれの企業により、得意としている業種や施策内容にも違いがあります。

SEOを外部委託する場合は各企業が得意としている分野を把握することはもちろん、提案内容が適切かどうかを見極める必要があります。ここでは、適切な外部委託先を見極めるために注意しておきたいポイントについて解説します。

同業界の実績がある会社を選ぶ

自社と同業種の実績がある企業を選ぶようにすると、コミュニケーションロスが少なくなる傾向があり、施策を進めやすいと思います。キーワードごとの癖や傾向なども知見があり、狙うべきキーワードや適切なサイト設計に信頼感があります

同業界での実績がない企業でも、その他業界での実績や提案内容への納得感などがあれば問題ないとは思います。とはいえ、はじめてSEO施策をお願いするようであれば、知見があるところにお願いしたほうが安心ではないでしょうか。

外部リンク施策を推奨する会社には注意する

現在のGoogleアルゴリズムでは、意図的な外部リンクの購入や自作自演の被リンクの獲得はガイドライン違反とされています。そのため、これらの外部リンク施策の実施を提案する委託先には注意してください。

もしこれらの施策を実施した場合、Googleの自動・手動ペナルティの対象となるリスクがあります。過去の施策に心配なことがあれば、その精査を実施したりもしておりますので、ご相談くださいね。

コンテンツの品質をあらかじめ確認する

コンテンツ制作を委託する場合は、その会社の納品物やサンプルを確認し、コンテンツの品質に問題がないかをあらかじめ確認しましょう。特に、コンテンツSEOは委託費用が安すぎると、コタツ記事(未経験者が執筆する記事)などの品質の低い納品物が提出される可能性があります。

コンテンツの品質を確認するには、過去の納品物やサンプルを参考として見せてもらうほか、テストライティングを行うなどの対策も有効です。

また、委託後に納品された成果物に対してコピーチェック機能を利用し、既存の外部コンテンツを模倣していないかを確認することも忘れないようにしましょう。

はじめは施策の一部をお試しで委託する

SEOは一度施策を実施すれば済むものではなく、ユーザー行動の変化やニーズに合わせて継続することが必要とされるものです。そのため必然的に委託会社とも長期的な付き合いになる可能性が高く、委託先の見極めは非常に重要です。

委託する予定の企業が信頼できるかどうかを見極めるためにも、最初から全てのSEO施策をお願いすることは避け、キーワード調査やサイト分析など一部の施策をお試しで依頼することから始めてみるといいのではないでしょうか?

SEOツールを活用して内製化することもできる

SEOはツールを用いることで自社内で一部SEO施策を内製化することも可能です。実際、自社マーケティング部署でSEOを担当(インハウス化)する企業は増加傾向にあります。

SEOを内製化するメリット
  • 外部委託に対する費用が抑えられる
  • PDCAをスピーディに回せ、施策実行スピードが速くなる
  • 社内にSEOに関するノウハウが蓄積される
  • 専門性の高いコンテンツを制作しやすい

SEOに特化したツールはさまざまな企業が提供していますが、ツールだけを導入しても知識がなければ挫折してしまうことも考えられます。内製化を検討する場合は、ツール提供会社のサポート内容などにも注目することをおすすめします。

ミエルカ(MIERUCA)ではツールの提供だけではなく、SEOのノウハウを学ぶための学習コンテンツや、専任のカスタマーサクセスのバックアップを行っています。

ご興味がある方は、問い合わせフォームよりご連絡ください。

SEO対策の委託会社は費用だけで選ばないことが大切

SEOは施策内容が多岐にわたり、複雑に絡み合っているため容易な施策ではありません。適切なSEOパートナー会社を選定することが、長期的なWebマーケティング成功を左右することになります。

特に、近年では費用の安さを全面に押し出したSEO施策企業もありますが、作業範囲が限定的であったり品質に問題がある可能性も否めません。

費用の安さだけで判断せず、実績や品質とともに提案内容に納得感があるかどうかを含め、総合的に判断できるようになりたいものです。

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著者PROFILE

大森真澄
大森 真澄(おおもり ますみ)

ダイレクトマーケティング会社を経て、株式会社CARTA COMMUNICATIONS入社。メディア広告支援や新規事業立ち上げを経験後、TikTok For Business広告事業の日本展開およびマネジメント業務に従事し、TikTok For Business Awardにて2年連続プラチナ賞を獲得。2021年より独立し、デジタルマーケター・ライターとして活動中。

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