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ミエルカの使い方を学ぼう~ユーザー検索意図を意識したコンテンツ制作~

更新日:2023.5.18 公開日:2016.08.05

「ユーザーの検索意図を意識したコンテンツ施策のすすめ」をテーマに開催したミエルカセミナーより、ミエルカの使い方を解説したレポートです。ミエルカってSEO対策でどんなふうに活用できるのだろう、という興味をお持ちの方はぜひ御覧ください。

ミエルカセミナーに参加してみる

■IMG_3810

「ユーザーの検索意図を意識したコンテンツ施策のすすめ」をテーマに2016年8月4日、セミナーを開催いたしました。 今回ご参加いただいたのは、ミエルカ導入にご興味をお持ちの17社24名の皆さま。スタッフのサポートを受けながら、実際にミエルカを使ったワークに取り組めるとあって、
「ミエルカって実際どんなツール?」
「自分のサイトにはどれぐらい役立つの?」
「無料トライアルを申し込んでも、一人でちゃんと使こなせるか不安・・・」

という方にはぴったりのセミナーとなりました。

まずは、ミエルカを活用したコンテンツ施策の支援を行っているエバンジェリストの大森和博によるレクチャーから。検索エンジンマーケティングを考える上で、もっとも注目すべき「Googleの考え方」を、いくつかの実例をあげて説明しました。

ざっくり要約すると、Googleは現在、①あるテーマに対して専門性があり、②網羅的に広範囲の情報をおさえているページを高く評価する傾向にあります。 特に注意したいのが、「言葉の裏にあるユーザーの意図を読み解いている」点です。たとえば「三宿 ランチ」と検索バーに入力してみましょう。検索上位には「池尻大橋のおすすめランチ」など、「三宿」というキーワードが入っていない結果がズラリと並びます。

■Image 7※参照元:こちらの記事で株式会社so.la代表取締役SEO 辻正浩氏が紹介された検索クエリを参考にいたしました。

これはGoogleが人工知能の一機能である「機械学習」で大量のデータを読み解き、

  • 三宿と池尻大橋は近い
  • 「三宿 ランチ」と調べる人は、池尻大橋の駅を使う
  • ランチを調べている人は、ランキングなどでお店の情報を比較したいはず

といった検索意図の理解を、自動的に認識しているためです。ここからわかるのは、

  • 狙っているキーワードをただタイトルや本文に入れればいい、という時代はすでに終わっている。
  • Googleは「三宿といえば池尻大橋」のように、単語の相関関係を深く理解している。
  • 検索ユーザーの求めるものや利便性を考えて、より深く、質のいい答えを提示できているページを推奨している。

ということです。

では、検索ユーザーの求めるものを満たすにはどんなコンテンツを用意すればいいのでしょう。ここからいよいよ、ワークの時間です!ミエルカにして分析を開始。

■IMG_3835

使ったのは、サジェストキーワードから検索意図を読み解く、ミエルカの機能の一つ「サジェストキーワードネットワーク」スタッフがお一人お一人に使い方をレクチャーしました。

最初の演習として、「ニューヨーク 気温」を調べる人と、「北極 気温」を調べる人のニーズの違いを、ネットワークから読み解き。まずは「ニューヨーク 気温」です。 矢印の太さから、各月や行事、天気を調べる人以上に、「服装」について調べている人が多いのが分かります。 実際の検索結果でも、「ニューヨークの天気&服装ナビ」などが上位検索されていました。つまり、検索ユーザーは「ニューヨークに9月に行くけれど、気温は何度ぐらい?どんな格好をしていけばいいの?」と知りたがっていると考えられます。

■NY

一方、「北極 気温」はどうでしょうか。赤線の部分と、矢印の向きにご注目ください。「北極 気温 南極 違い」と、調べているユーザーがいます。

■hokkyoku

「北極と南極はどっちが寒いか」を知りたがるニーズが大きいことから、検索結果画面では、Googleのアンサーボックスに該当するコンテンツが表示され、リンクに飛ばなくても詳しい内容を知ることができます。

■hokkyoku-2

※サジェストキーワードネットワークでは、検索ユーザーの隠された本音が拾えることがあります。

次はいよいよ、ご参加の皆様がそれぞれにお持ちのサイトに関連するキーワードを入力して分析するワークです。キーワードをミエルカに入力すると、数秒後にネットワークが表示されます。その瞬間、「おお~」と声をあげられる方、画面を写真に撮る方があちこちで見られました。

スタッフにも様々なご質問をいただきました。一部、取り上げます。

ご参加の方
「この、絡み合っているネットワークはどんな意味があるの?」
スタッフ
「テーマが複合的に絡み合っているキーワードなので、それだけいろいろな切り口があります。まずはキレイな放射線状になっているキーワードでコンテンツを書くことをお勧めしますが、絡み合っている部分はオリジナリティが出しやすい部分だと思います。誰に対して書くのか、ターゲットを絞りこんで書いたほうが成果が出やすいですね」
ご参加の方
「ここの部分、このカテゴリは狙えますかね?」
スタッフ
「実際にこのキーワードで検索結果を確認してみましょう。(検索し、上位サイトの内容をご参加の方と一緒に確認)。なるほど、ニーズがあるのに上位サイトも深掘りをしておらず、手薄のようです。ここは狙えますね」

90分の中でコンテンツ制作・改善に多くのヒントが得られるこのセミナー。 終了後の質疑応答でも、「何サイトか運営していますが、効果が出やすいサイトから優先順位をつけるにはどうすればいいですか?」 「コンテンツ改善の工数や、検索順位が上がるまでの時間の目安を知ることができますか?」 「今あるコンテンツをリライトしたときに、流入ワード数が減ることがあっても問題ないですか?」 など、具体的なご質問を数多くいただきました。

またセミナー後の懇親会では、コンテンツ制作・サイト運営のお悩み相談のほか、ご参加の企業様同士の名刺交換、情報交換も活発に行われていました。セミナーで使ったデモ用のアカウントは、当日いっぱい使えます。「今晩もっと調べたいです。キャプチャの取り方を教えてください」 「さっき教えていただいたポイントを、帰社後にもっと分析してみます!上司にも“こんな結果が出たんですけど”って、見せて伝えられますね」 など、ワクワクして帰られる方が多いのが印象的でした。

無料トライアルをお申込みいただければ、遠方でご参加できない方にもお電話で、セミナー時と同じようにスタッフが個別サポートさせていただきます。お持ちのサイトの「集客力」「閲覧力」「誘導力」「成果力」を的確に知ることも可能です。 弊社ではこのほか、「外注ライターを120%活用し、生産性をガツンと上げる術」など、具体的なコンテンツ制作のノウハウについてのセミナーも行っております。実際の成功例から、たくさんのヒントを得ていただけますので、ぜひご参加ください。

各種セミナー詳細・お申込みはこちら。コンテンツマーケティングやメディア運営に取り組んでいる・取り組みたい企業のご担当者様は、どなたでも無料でご参加いただけます。

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著者PROFILE

ミエルカ研究所 所長

ミエルカ研究所は、人工知能と言語処理の力で、「言葉」の持つ可能性を追及、研究していくための研究所です。
SEO&コンテンツマーケティング・オウンドメディア支援ツール「ミエルカ」を提供するFaber Companyが母体となってます。

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