「これからオウンドメディアを立ち上げたい」というご相談も多いのですが、コンテンツマーケティング初心者の方に新規でオウンドメディアを作るときに『まずは確認してほしい』ことをまとめました!
SFA導入コンサルからCRMベンダーのセールスに転身し、営業マネージャーに。その後Faber Company営業部長を経て、マーケティングを担うIMC部を設立。現在は執行役員に就任。
■講演実績:マーケティングアジェンダ/日経クロストレンドForum 他 ◎無料キーワード相談を受付中
オウンドメディア立ち上げに大事な6コンテンツ
特に検索、SEOを意識したオウンドメディア立ち上げの際にぜひ読んでおいていただきたいコンテンツは、この7本+1本です。逆に、この部分は押さえておかないとオウンドメディアとしては不十分なものになってしまうかと。それでは1つずつ簡単解説をつけて紹介します。
①オウンドメディアとは?基本を理解しよう
まず、そもそもオウンドメディアとはなんなのか。なぜ必要なのか。そのあたりは整理できてますでしょうか?基本に立ち返るために、こちらをご一読ください。
②コンテンツマーケティングで重要なペルソナとは?
目的などが定まったら、オウンドメディアの読者、ユーザーを定義する必要がありますね。どのようなペルソナを想定するかという話です。よく「神奈川県出身で、20代後半、会社員で…」など属性情報だけをまとめたものをペルソナとしているのを見かけますが、コンテンツを読んでくれる想定ユーザーを考えるのであれば不十分です。ペルソナを考えるコツを確認ください。
③コンテンツマーケティング、オウンドメディアのKPI・KGI設定
次にコンテンツマーケティングやオウンドメディアをやっていくにはKPI・KGI設定も欠かせません。各社の事例などもまとめたコンテンツがありますのでこちらも参考に目標を定めてください。
④ライター選びで失敗しないための7つのチェックポイント
続けて、大事になるのはライター探しですね。もちろん編集長になるアナタ自身が執筆するところからスタートしてもいいのですが、必ずリソース面で限界がやってくるでしょう。信頼できるライターを見つけておくと安心です。
いいライターに出会う確率としては、およそ70名に1名くらいの割合(当社調べ)です!パーセンテージにして2%以下、かなり確率としては低いですね。たくさんのテストライティングを繰り返してでも、いいライターを確保すべきです。なぜなら、その後の編集者、編集長としての工数が圧倒的に変わるからです。
さらに、ライターさんへの依頼や発注方法も大事なポイントです。依頼内容が曖昧だったり、丸投げだったりするといいコンテンツは絶対にできません。自分たちの発注スキルをあげる、という観点でもコンテンツをご一読ください。
当社Webマーケティング人材専門の業務委託マッチングサービス「ミエルカコネクト」では、SEOも理解したライティングができるマーケターも多く登録いただいてます。もしライターにお困りだったらご相談くださいね。
⑤検索意図とは?ユーザーニーズに応えるコンテンツ制作方法
そして、ライターへの依頼時に重要なのは、ユーザーの検索意図をきちんと把握して、コンテンツの構成案を作って依頼することです。検索意図の把握の方法は以下コンテンツにまとめています。
単純にキーワードを盛り込めばSEOでうまくいく時代はとうの昔に終わっています。ユーザーがなぜその検索キーワードを使って検索しているのか、そのキーワードの裏側にある検索意図を把握する方法を解説しています。すでにコンテンツマーケティングをやられているのであれば、ここで解説する3ステップの1つでも取り入れることができれば、コンテンツのレベルは数段アップするでしょう。
⑥コンテンツマーケティングのプラットフォーム「CMS」の選び方
そして次は、どのようなプラットフォーム、つまりCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を使うかも悩むポイントですね。WordPressを使われるところが多いと思いますが、他に選択肢はないのでしょうか。CMSの選び方についてはこちら。
いくつかCMSをピックアップしてますので、選定の際の参考にしていただければ。また、よく「文字数は何文字以上じゃないといけないのか?」や「サブドメインとサブディレクトリはどっちがいいのか?」などのご質問もよくいただくので、合わせてヒントをまとめておきました。
⑦初心者向け!業界別オウンドメディア成功事例まとめ
最後の7本目は、事例まとめコンテンツです。
「オウンドメディアの作り方は分かったものの、実際のイメージが…」
というお悩みもお聞きします。様々な業種業態で成功していそうな、参考になりそうなオウンドメディアやコンテンツマーケティング事例をまとめました。似たような業種を参考にするのもいいのですが、全く違う業種や、用途の事例にもヒントは多くあるのではないでしょうか。オウンドメディアがなぜ必要なのかをマンガで解説し、事例も50以上をまとめています。様々な業界事例をチェックして、自社なりのオウンドメディアの方向性を見出してください!
違う切り口でまとめたこちらの参考事例まとめも参考までに
オウンドメディアの作り方で重要なたった1つのこと
以上、オウンドメディア立ち上げにあたって、まずは確認したい7本+1本のコンテンツを紹介してきました
上記は大事なポイントではあるのですが、どちらかというとスキルや作り方といった方法論がほとんどです。最も重要なポイントは何か。それはこの1つに集約されるかなと思ってまして、
どんなユーザーに、どんなコンテンツを届けて、どんなアクションを起こしてほしいか
という想いの部分なのかなと思います。編集者、編集長になるであろうアナタの、会社としての想いが大事です。ユーザーのことを徹底的に考え抜いたコンテンツであれば、ユーザーの評価を得られ、最終的には検索エンジン上でもパフォーマンスを発揮するのではないでしょうか。テクニックも大事なのですが、こうした想いとの両輪がなければオウンドメディア運営はうまくいかないような気がするのです。
著者PROFILE
SFA導入コンサルからCRMベンダーのセールスに転身し、営業マネージャーに。その後Faber Company営業部長を経て、マーケティングを担うIMC部を設立。現在は執行役員として、ミエルカのプロダクトマネージャーやセミナー登壇などの活動をメインに行っている。
■ 講演実績:マーケティングアジェンダ/日経クロストレンドForum 他■Twitter:@tsuuky09