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SEOライティングの5つのコツ・ポイント|ツールや学習に最適な本・セミナーも紹介

更新日:2023.7.7 公開日:2022.01.28

「SEOライティングができている」と思っていても、成果が出ていなければ見直す必要があるかもしれません。Googleのアルゴリズムの精度が上がったことにより、小手先のテクニックではなく、よりユーザーに寄り添ったコンテンツであるかが重視されるようになっています。

本記事では、SEOで重要なSEOライティングをする人が知っておくべき基礎知識やポイントを分かりやすく解説します。SEOライティングに役立つ本やセミナーについても紹介するため、ぜひ参考にしてください。

SEOライティングのポイント

SEOライティングとは

SEOライティングとは、Googleなどの検索エンジンでWebコンテンツを上位表示させ、そこからの流入獲得を目的としたライティング方法です。Webサイト運営者が伝えたいことだけを述べるのではなく、ユーザーにとって有益な内容にすることが大きなポイントと言えます。

普通のライティングとの大きな違いは、検索ニーズ(≒キーワード)からユーザーの検索意図を推測し、ユーザーの求めるコンテンツを書くことです。また、文章だけでなく画像や表といった読みやすさも重要となります。

SEOライティングの5つのコツ・ポイント

SEOライティングにおいて、以下の5つのポイントが重要であると株式会社Faber Company(ファベルカンパニー )のシニアコンサルタント・白砂ゆき子はYouTube「ミエルカ チャンネル」で解説しています。

▼クリックすると、本記事の各解説箇所へ飛べます。

  1. ページのタイトル
  2. 内容の重要性
  3. alt属性
  4. 書式
  5. E-A-T

▼動画では全体を解説しています。YouTube「ミエルカ チャンネル」より

改めて、文章でも1つずつ順に紐解いていきますので、SEOライティングができているかどうか確かめてみましょう。

①ページのタイトル

ページのタイトル

ページのタイトルは検索結果に表示されるため、思わずクリックしたくなるタイトルを付けましょう。特定のキーワードはできるだけタイトルの前半部分に入れることで、ユーザーの目に留まりやすくなります。

文字数は30文字程度が理想です。
なぜなら、端末やブラウザによって表示される文字制限は異なるものの、長すぎるタイトルは検索結果で見切れるからです(検索結果に表示されず「…」となる)。キーワードを適度に含めながらも、どのような情報が知れるページなのかを簡潔にまとめたタイトルを付けましょう。

☑︎関連記事:事例つき|SEO施策「タイトルの付け方」文字数や設定手順を解説します

②内容の重要性

内容の重要性

検索したユーザーの思いや背景を推測し、共感フレーズやベネフィット(そのコンテンツを読むことでユーザーが得られる利益)も考慮する必要があります。

キーワードを文章のなかに詰め込むことが有効だった時代もありましたが、現在のSEOライティングにおいて単純なキーワードの詰め込みは意味がありません。なぜなら、Googleの機械学習の精度は進化し、ユーザーが求めるコンテンツを正確に理解できるようになったからです。

2016年頃からSXO(Search Experience Optimization)というワードが出てきており、日本語にすると「検索体験の最適化」と訳されます。SXOとは、検索したユーザーの検索意図に合うコンテンツを提供してユーザーに満足してもらうことです。

「あれ」「これ」などの代名詞を使わない方がよいといったテクニックもありますが、代名詞を使わないからといってGoogleからの評価が上がることにはつながらないでしょう。それよりも、コンテンツを作るときは、ユーザーにとって親切・有益なコンテンツか、検索ニーズを満たせるコンテンツかといった視点を持ってください。

検索結果からは、以下を捉えることが重要です。

  • 誰が
  • 何のために検索しているのか
  • 検索者の背景・目的

検索結果で上位表示されているWebページの内容から逆算して考えるのもいいですし、制作するコンテンツのテーマを検索していそうなユーザーにインタビューしてみるのも有効です。ユーザーの「知りたい」に応えることができ、さらに読後のアクションを促せる内容になっていることが重要だと筆者は考えます。

③alt属性

alt(オルト)属性とは、画像の代わりとなるテキストの情報のことです。もし、画像の読み込みが遅かった場合に表示されるテキストとして使われます。検索エンジンは画像の内容をalt属性から認識するため、設定することで正確に画像の内容を伝えられます。

altの重要性

画像のalt属性もSEOに影響があるため、画像を説明する簡潔な文言を入れましょう。キーワードの詰め込みも行ってはいけません。

また一方で、全ての画像にalt属性の設定が必要、というわけでもないのです。フリー素材や箸休め的な画像には設定しなくても大丈夫です。コンテンツの重要な要素となる、オリジナルの図解などに設定するようにしましょう。

☑︎関連記事:画像SEOの施策9選|altタグ設定やデータ形式、注意点も解説

④書式

引用タグ

SEOライティングでは文章だけでなく、ユーザーにとって読みやすい書式であることも重要です。例えば、以下のような装飾を使うことでユーザーが読みやすくなります。

  • 箇条書き
  • 引用(blockquoteタグ)
  • 表(tableタグ)

文字ばかりのコンテンツでは、ユーザーが疲れてしまいます。読み飛ばされたりユーザーの離脱につながります。また、文章の内容が難しい箇所などには図解を入れて読みやすくすることもユーザー体験の向上につながります。

⑤E-A-T

EAT

2018年8月に実施されたGoogleのコアアルゴリズムアップデートから、E-A-Tが確保されていることが重要視されるようになりました。E-A-Tは、以下の3つの言葉の頭文字を取った略語です。

  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

E-A-Tとは、「Webサイトそのものやコンテンツに書かれている内容が信頼に値するかどうか」を測る評価指針とも言えます。

詳しいアルゴリズムこそ公表されていませんが、高品質なコンテンツが評価される近年のSEOにとってEATを満たすことは「上位表示」と無関係とは考えにくいです。なぜなら、Googleは「検索品質評価ガイドライン」でも、品質について以下のように記述しており、品質の高さ=専門性の確保は密接に関係しているとうかがえるからです。

高品質なページやWebサイトには、そのトピックにおいて権威があり信頼できると認められるだけの専門性が必要です。
検索品質評価ガイドライン:P22

書籍を出版している方や、SNS等で専門的な内容を発信している方に執筆依頼すれば、専門性はもちろん権威性や信頼性を確保しやすいでしょう。

また、自社のサービスに精通した専門家は自社内にも居るものです。そういった社内の専門家に執筆依頼するか、もしくはヒアリングや監修だけでも依頼できれば一次情報も増えて内容の専門性は上がるのではないでしょうか。

そうして確保した自社コンテンツの専門性をGoogleやユーザーに分かりやすく伝える手段として、サイトの運営者やコンテンツ作成者といった著者情報・監修者情報はしっかり記載しておくことをオススメします。

☑︎関連記事:E-A-Tを意識したSEO施策のススメ[プロが動画で解説]
☑︎関連記事:Google検索品質評価ガイドラインとは?SEOに携わる人は読むべき

SEOライティングを学べるおすすめの本

SEOライティングをもっと学びたいと思うのであれば、次に紹介する本はオススメです。

SEOライティングを学べる本

この3冊は 弊社 Faber Company(ファベルカンパニー)の社員でも愛読者が多く、SEOの概念や大枠の理解に役立つという声は多いです。

【基礎】いちばんやさしい新しいSEOの教本
SEOの基本用語や考え方がまとまった初心者向けの一冊。業種別サイト設計方法やキーワード選定方法、URLの付け方など実践的な手法も解説されています。用語索引もあるため、教科書のように使うことも可能です。
▶︎ ¥1,562(単行本)税込|¥1,562(Kindle版)税込
【ライティング】沈黙のWebライティング
Googleの検索結果で上位表示させるためのライティング技術がまとめられた一冊。SEOにおける重要なことはもちろん、タイトルの付け方や行間の使い方など他では知れない筆者のテクニックが、マンガ形式でたくさん紹介されています。
▶︎ ¥2,200(単行本)税込|¥990(Kindle版)税込
【分析】できる逆引き Googleアナリティクス
Webページの効果検証に必要なGoogleアナリティクスについてまとめられた一冊。使い方だけでなく事例別に解説されているため、とても実用的です。一度読んだあと、機能別に実践するとより身につきます。
▶︎ ¥2,420(ソフトカバー)税込|¥1,980(Kindle版)税込

SEOライティングが学べる本をもっと詳しく知りたい場合は、下記よりご確認ください。

☑︎関連記事:SEOを学べる本おすすめ4選+α【基礎からサイトブランディングまで】

SEOライティングを学べる無料セミナー・講座

ライティングやSEOの基本を学ぶために、本では大まかな概要を認識できます。一方、局所的な部分やWebサイト独自の問題は学びたいテーマに合ったセミナーへの参加もおすすめです。セミナーに参加すれば直接講師に質問したり、セミナー後の個別相談に対応してもらったりできます。状況に合わせた最適な回答を得て、Webサイトへの流入やコンバージョンを向上させましょう。

SEOセミナーについて詳しく知りたい場合は、下記よりご確認ください。

SEOセミナー

SEOライティングが進むツール

検索ニーズのイメージが固まれば、ライティングがスムーズに進みます。検索ニーズの調査方法は、上位サイト分析やQAサイトが基本的であるものの、調査に1日程度費やす場合もあります。効率化を考えるなら、SEOツールを活用することも選択肢として考慮しましょう。筆者はミエルカ(MIERUCA)を使っています。

検索ニーズの可視化

(例)オウンドメディア という語句には
上記のような検索ニーズがあると図で表示される。
(調査結果が出るまでの時間:15〜30分程度)

ミエルカは業界トップレベルの膨大なデータベースを元に、検索ニーズ調査結果を出してくるので、検索ニーズの取りこぼしを予防することもできます。有料ツールではありますが、3日間は無料体験できるので一度お試ししてはいかがでしょうか?

ミエルカを無料トライアルする▶︎

ユーザーファーストのライティングを心がけよう

ユーザーファーストのSEOライティング

SEOライティングとは、検索エンジンからユーザーの流入を意識してコンテンツを作成するライティング方法です。Googleなどの検索エンジンの検索結果で上位表示させて、より多くの流入を目指します。そのためには、ユーザーの検索意図やニーズを推測し、満足できるコンテンツを提供しなければなりません。

今回紹介した5つのポイントを徹底してライティングすることで、上位表示が狙える可能性は高まるでしょう。なかなか流入が増えないと悩んでいるのであれば、SEOライティングができているかを今一度見直してみましょう。

見直しやSEO課題のピックアップに助っ人が欲しい方は、Faber Company(ファベルカンパニー )の「無料サイト診断」がオススメです。気軽に利用できるので、ぜひ試してみてください。

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コンテンツマーケティングとは?事例とともに戦略や手順、やり方をわかりやすく解説

動画出演者PROFILE

白砂ゆき子
Webマーケティング シニアコンサルタント/白砂ゆき子

コンテンツプロバイダー、化粧品メーカーでのマーケティング担当(主にSEO、CRM)を経て2014年Faber Companyに入社。20社以上のコンテンツマーケティング支援を担当。検索クエリなどのデータからユーザーの意図を読み取り、クライアント企業のサービスへと繋げるコンテンツ企画を得意とする。

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