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Webマーケティングとは?種類と始め方を具体例でわかりやすく解説

更新日: 2026.1.23   公開日:2022.05.16

「Webマーケティングって何をすること?」「どこからどこまで?」

範囲は、見込み顧客に認知してもらうための集客(SEO・Web広告・SNS・コンテンツ)から、購買や契約などの行動につなげる接客(ランディングページ・フォーム最適化・サイトの使いやすさ・Web接客)まで。数値で効果を測り、改善するところも含めてWebマーケティングです。

ここでは、身近な例から、具体的な施策の種類と役割、始め方をステップ式で整理します。AI検索時代にも通用する、成果を出すためのポイントもわかりやすく解説します。

Webマーケティングの定義とは

Webマーケティングとは、Web媒体を使ったマーケティング活動のことです。具体的には、SEO・Web広告・SNS・コンテンツなどで見込み顧客を集め、ランディングページやフォーム、サイトの使いやすさ、Web接客で行動につなげて売上をつくります。それらの施策を実行したら、数値で効果測定し、改善するまでの一連の流れがWebマーケティングの範囲になります。

しかし、スマートフォン普及以降はアプリやSNS内ショップなど「Webサイト以外の接点」も増え、「デジタルマーケティング」との境界線は曖昧です。ただし、ユーザーを集めて体験を最適化し、PDCAで伸ばすという考え方は両者で変わりはありません。

上図のように、「SEO」「Webサイト運営(コンテンツ更新・LPO)」「Web広告」などは、Webマーケティングに含まれます。

一方で「デジタルマーケティング」はより広く、「CRM」「LINEアプリ運用」「MA(マーケティングオートメーション)」「メール施策(ステップ配信・ナーチャリング)」なども対象になります。Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部という位置づけになります。

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身近な具体例

普段のインターネット利用でも、次のような体験はありませんか?
以下は、いずれもWebマーケティング活動に当たります。

  1. 検索結果で上位に出た解説記事から、企業のWebサイトへ案内される
  2. 検索やSNSの閲覧内容に合った広告が出て、イベントや商品のLPへ案内される
  3. 一度見た商品が別サイトやSNSでも表示され、メールやLINEで続報が届き、再訪や購入につながる

近年はWebサイトだけでなく、アプリ内ショップや公式アプリ、LINEアプリ経由の接点も増えています。つまり、Webマーケティングは「ブラウザ上の施策」に限らず、アプリとの接続や、アプリからの集客・案内も含む形に広がっています。

Webマーケティングの実施は範囲が広く、専門用語や設定も複雑になりがちです。
目標設定や戦略策定、施策実行でお悩みがあれば、当社の「CVR改善(CRO)コンサルティング」や「GEO(LLMO、AIO)コンサルティング」までご相談を(30分の無料相談会アリ)。

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Webマーケティングに向いている人って?

数字で成果を語るのが好きで、トレンドを追いながら仮説検証を楽しめる人。未知を楽しむ好奇心と、PDCAを地道に回せる粘り強さがあれば、文系・理系は問いません。データで課題を捉える「論理」と、人の心を動かす「クリエイティブ」の両輪で走れる人が、成果を伸ばします。チームで学び合い、変化を前向きにアップデートできるなら、十分に適性があります。

※関連記事:【経験者が語る】Webマーケティングに向いている人とは?特徴や仕事内容を徹底解説

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Webマーケティングの種類・具体的な施策

Webマーケティングの施策は、大きく「集客(プロモーション)」と「接客」に分かれます。どちらか一方だけでは効果が半減しがち。2つの両輪で設計・運用してこそ成果が最大化します。

例えば、SEOやWeb広告、SNS、記事などのコンテンツを入り口に、自社のWebサイトに来てもらい、商品・サービスのランディングページや資料請求フォーム、使いやすいWebサイトの導線づくりで迷わず行動できるように整えます。BtoBビジネスの場合は、資料ダウンロードや無料体験などの獲得施策で、問い合わせ・登録・成約へとつなげていきます。

そんなWebマーケティングの施策は主に11種類。集客と接客の内訳は以下になります。

Webマーケティング【主な11種の施策】
集客1SEO対策
2Web広告
3コンテンツマーケティング
4SNS運用
5インフルエンサーマーケティング
6オンラインPR
接客7ランディングページ最適化(LPO)
8サイトUX/UI改善
9コンバージョン率最適化(CRO)
10Web接客
11獲得施策

それでは、11種それぞれの施策を具体的に解説していきましょう。

1.SEO対策(検索エンジン最適化)

検索ユーザーのニーズに応えるページを作り、内部リンクやサイト構造、表示速度などを整えて、検索ユーザーと検索エンジンの両方に最適化したWebページを作る施策がSEOです。

その結果、Googleなどにおいて露出が増えれば見込み顧客に見つけてもらいやすくなり、サイト訪問者数も伸ばすことができます。SEO施策がうまくまわれば、広告費をむやみに増やさずとも自社サービスの認知向上が見込めるのでおすすめです。

さらに昨今はSEOの延長戦として、GEO(LLMO、AIO)への注目も高まっています。GEO施策とは、Chat GPTなどの生成AIや、Google検索結果にでる「AI Overviews(AIによる概要)」での露出も増やす取り組みのこと。現代のSEOは、GEOへの影響も考えてコンテンツやサイト構造、外部施策なども設計します。

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2.Web広告

検索・ディスプレイ・SNS・動画などで広告配信を設計し、入札・クリエイティブを管理します。

自社の顧客となりえる層にタイミングよく届け、短期間で流入やCV(コンバージョン)を獲得可能です。A/Bテストなどで実行と改善を同時に進めやすいというメリットがある一方で、広告は停止すると効果も止まってしまう特性があります。

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3.コンテンツマーケティング

将来、自社の顧客になりえる潜在ユーザー(見込み顧客)にとって有益な情報コラムや業界事例などを発信して関係性を築いていくマーケティング施策です。

接触チャネルに定義はなく、Webのオウンドメディアやホワイトペーパー、YouTubeなどで継続的に発信してゆくことが大切。潜在ユーザーの疑問や不安を解消できれば自社に親しみや信頼を寄せてくれるようになり、検索・SNSからの流入も活性化します。指名検索や資料請求、問い合わせにつなげつつ、ファンを育成する効果も期待できるのが特徴です。

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4.SNS運用

InstagramやFacebook、X、YouTube、TikTokなどに自社アカウントをつくり、投稿や返信などを通じてフォロワーとコミュニケーションをとるのも有効なWebマーケティングです。

新規フォロワー獲得キャンペーンなどを行い、必要に応じて広告も活用してフォロワーを獲得しましょう。さらに、コミュニケーションを通じてエンゲージメントを高めることができれば拡散やバズも生まれ、ブランド想起とサイト送客を後押しできます。また、口コミや再訪も増えれば、長期的に自社の商品をウォッチしてくれるファンもつくれるでしょう。

とはいえ、エンゲージメントを高めるというのは、”言うは易く行うは難し”とも言えますので、取り組むからには専任担当者をつけたり、経験者を採用するなど本腰をいれての取組が必要です。

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5.インフルエンサーマーケティング

自社と相性の良いクリエイターに、商品やサービスのレビューを依頼して認知を高める施策です。

すでに固定ファンのついている第三者の信用を借りることでアプローチできる層が拡がり、話題をつくることもできるでしょう。商品やサービスに興味を持ってもらえれば、自社に対する指名検索での再訪や、コンバージョンの後押しになります。

注意点としては、ステルスマーケティングにならないようPR表記などのレギュレーションを守ることです。また、インフルエンサーを単純に「フォロワー数」だけで選定しないことです。フォロワーとのエンゲージメントの高さを確認するようにしましょう。

6.オンラインPR

たとえばアンケート企画などを実施し、それをPR TIMESなどのプレスリリースで知らせましょう。ニュースサイトや外部メディアに取り上げられれば、社会的な信頼が高まり、広範囲におよぶ認知を獲得できます。外部サイトで引用される際に、自社への被リンクもつけばSEOにも好影響が出ます。

7.ランディングページ最適化(LPO)

ランディングページの構成やキャッチコピー、メインビジュアル、CTA、入力フォームをA/Bテストを実施しながら最適化します。流入の意図に合う見せ方へ調整され、迷いが減少。同じ集客量でもCVRが上がり、広告効率が向上します。

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8.サイトUX/UI改善

ナビゲーション、表示速度、モバイル最適化、可読性、検索性を整えます。探しやすく使いやすいユーザー体験になり、直帰と離脱が低下。滞在や回遊、CV(コンバージョン)にも好影響を与えます。

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9.コンバージョン率最適化(CRO)

アクセス解析のデータやヒートマップ分析などでボトルネックを特定し、仮説検証を行ってコンバージョンレートを向上させます。フォームの項目数削減や導線変更、訴求差し替えなどで歩留まりを改善。アクセスを増やさずに売上や問い合わせを伸ばします。

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10.Web接客

自社サイトにポップアップ、レコメンド、チャットボット、FAQ(よくある質問)などを設置し、来訪者の状況に合わせた案内を行ってユーザビリティを上げる施策です。

専用ツールを使えば、「事例ページを見た人に資料請求ポップアップをだす」などユーザーの過去行動履歴をもとにシナリオを設計できます。ユーザーにとっては、状況に合わせて必要な情報や後押しが届くので、サイト離脱を抑制することが可能です。カート追加や購入完了、お問い合わせ、成約が増加します。

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11.獲得施策(ホワイトペーパー/トライアル)

自社の見込み顧客にとって役立つ情報を、ホワイトペーパーなどの資料にまとめてダウンロードを促し、リード(メールアドレスなどの個人情報)を獲得する施策全般を指します。

主にBtoBビジネスで行われる施策であり、ホワイトペーパー以外にも自社サービスの無料体験、ウェビナー、メルマガ登録などが有効です。

価値ある交換条件で連絡先を集められれば、その後のコミュニケーションで関係をさらに深めることができるはず。その流れで、課題が顕在化してきたときに、思い出し、想起してもらうことができれば、お問合せにつながります。そこで顧客の課題を具体的に把握し、解決につながる商品を提案すれば商談の成約率や営業の精度も上がるでしょう。

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以上が、Webマーケティングの代表的な施策です。注意したいのは、いずれも単体での実施で成果が出続けることはまれという点。目的とターゲット、予算・期間に合わせて組み合わせ、流入から購入・成約までの動線を一体で設計することが成功の秘訣です。

そして、施策の実行後は効果測定と改善を素早く回し、勝ち筋を伸ばしていきましょう。全体設計と検証のサイクルこそが、Webマーケティングを機能させる土台になります。

Webマーケティングの始め方

Webマーケティングで成果を出すためには、まず「何を達成したいか=目標」を決め、誰に何を届けるかを定め、実行と検証を小さく速く回すこと。集客だけ・接客だけに偏らず、両輪で設計するのがコツです。代表的な進め方は、以下の5ステップです。

Step1.目標の設定(集客/接客)

事業目標(売上・受注・問い合わせ数など)をWeb目標に落とし込み、成果を測定するまでの期間を決めます。
主要KPIをひとつ(例「CV数」)、それを補助するためのアシストKPIを2〜3個(例「セッション数」「CVR」「CPA」)に絞ると運用しやすくなります。

集客KPI(表示回数・クリック・流入数)接客KPI(直帰率・フォーム離脱率・CVR)を分けて、現状値と到達目標をセットで定義します。

Step2.ターゲット設定

狙う市場を複数パターンで洗い出し、優先度を付けて主要ターゲットを決めます。次にターゲット像を1〜2タイプのペルソナとして具体化し、年齢や職業、課題、検索語、比較軸、よくある不安、利用デバイスや来訪経路、意思決定の決め手と障壁までをシートで可視化します。

検討段階の違いも整理し、例えば情報収集中の層比較中で決断寸前の層を分けて、各々に刺さるメッセージとオファーを一言で定義します。誰にどんな価値を届けるのかが明確になるほど、後工程の施策選定や優先順位がブレません。

Step3.施策の選定

ターゲットの検討段階(情報収集/比較/決断)と課題に合わせて、集客と接客をセットで施策を組み合わせるのが施策選定のコツです。

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市場規模・社内リソース・予算は前提として考慮しつつ、最もインパクトが出る仮説を2〜3本に絞り、ペルソナごとに「どのメッセージをどの面で当てるか」を設計して実施する施策を決めましょう。

Step4.施策の実行

役割分担とスケジュールを決め、原稿・デザイン・LP・広告入稿などを進めます。計測タグと設定は実施前に必ずチェックしておきましょう。

Step5.効果測定・分析と改善

Step1で定めたKPIと評価期間に合わせて振り返ります。主要KPIの達成度、補助KPIの達成度、セグメント別の差(例:チャネル、キャンペーン、デバイス、ペルソナ、クリエイティブなど)を順に点検します。

成果がイマイチだったものは訴求や導線、オファー、配信条件などを変えて改善し、必要に応じて縮小や停止を判断します。

成果が良かったものは予算を増やすなどで拡張し、近似セグメントへの横展開も検討します。最後に学びをナレッジ化し、チーム内で共有して再現性を担保していきましょう。

AI検索時代もWebマーケティングの手法は変わらないのか?

生成AIの進歩により、コンテンツやクリエイティブの作成、さらには広告運用まで自動化が進みつつあります。ユーザー側もAIで探索し、欲しいものへ最短でたどり着き、購入を決める時代がくるでしょう。

しかし、導線が変わっても、マーケティングの本質的な流れ「気づき→理解→納得→行動→関係深化」は変わりません。GEO/LLMOも、情報を適切に構造化し信頼できる根拠で示すという点で、SEOと地続きの考え方です。

結局、鍵を握るのは人です。

戦略設計、ブランドの一貫性、そして顧客理解は人でしか担えません。AIは「速く学ぶための補助輪」と考えましょう。集客と接客を一体で設計し、まず小さく導入して成果の出た型を標準化する、それがAI時代も変わらないWebマーケティング成功の法則です。

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本記事の著者
白砂 ゆき子
白砂 ゆき子
Webマーケティング シニアコンサルタント
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監修者
月岡 克博
月岡 克博
Faber Company 執行役員(エグゼクティブマーケティングディレクター)
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