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弁護士・士業系オウンドメディアの成功事例5選

更新日: 2026.5.23   公開日:2020.06.29

近年、弁護士・行政書士・税理士などの士業において、オウンドメディアを活用した集客・ブランディングが重要視されています。この業界はYMYL(※)領域のコンテンツが柱になるため、情報の正確さだけでなく、執筆者や監修者の発信源を記すことも重要になってくるのがポイント本記事では、弁護士・士業系の企業で集客に成功しているオウンドメディア5社を解説します

※YMYLとは:Your Money or Your Lifeの略。Google社が定義する「人々の幸せ、健康、財産、安全に重大な影響を与える可能性のある情報ジャンル」のこと。医療や法律、金融などが該当する。

それでは早速、ピックアップした5社のオウンドメディアを順に解説していきましょう。

  1. クエストリーガルラボ(QUEST法律事務所)
  2. 弁護士が教えるパーフェクト離婚ガイド(アディーレ法律事務所)
  3. 古田土経営・古田土会計
  4. はやみず総合事務所
  5. 佐野伸太郎税理士事務所

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1.クエストリーガルラボ

QUEST法律事務所が運営するオウンドメディア。全記事を代表弁護士が監修しています。

クエストリーガルラボ
参考:https://hataraquest.com/

◆コンテンツ

男女問題、労働問題、交通事故、刑事事件の法的問題に関するコンテンツがあります。記事の冒頭に「この記事を読んで理解できること」がまとめてあり、読み進めやすく工夫されています。

例▼

解説コンテンツもイラストや図が多く用いられ、難しく感じがちな法律問題も簡単に分かりやすく説明してくれます。

◆コンバージョン

サイドバーや各記事内に数箇所、固定フッターにPRページへのリンクが設置されています。PRページで説得を行ってから無料相談やシミュレーションなどに誘導する仕組みです。

◆ソーシャルメディア(SNS)の利用状況

FacebookとXのアカウントがあり、フッターから遷移することができます。どちらもフォロワー数が少ないため、注力されていない様子です。

2.弁護士が教えるパーフェクト離婚ガイド

アディーレ法律事務所が運営するオウンドメディア。離婚に関するノウハウを弁護士視点で提供しています。

アディーレ法律事務所のHP
参考:https://www.adire-rikon.jp/

◆コンテンツ

離婚問題に関する幅広い読み物コンテンツに加えて、養育費自動計算などシミュレーションツールも用意されています。

アディーレの養育費自動計算ツール

「養育費」「離婚の慰謝料」など主要な離婚問題の検索ニーズに対応し、検索結果から流入を得ていることが推測できます。各ページ下部には監修した弁護士のプロフィールがあることも安心ですね。

◆コンバージョン

各コンテンツ内やコンテンツ下部、トップページに説得型PRページやWeb相談への導線があります。AIチャットボットが導入されており、気になることを気軽に相談できることも魅力です。

◆ソーシャルメディア(SNS)の利用状況

オウンドメディア専用のアカウントはありませんが、アディーレ法律事務所のFacebook、X、YouTubeチャンネルがあります。YouTubeに力を入れているようで、チャンネル登録者数は8680人(2025年2月現在)となっています。

3.古田土経営・古田土会計ブログ

東京・西葛西の会計・税理士事務所である古田土(KODATO)のオウンドメディア。取締役が自ら筆をとり財務や会計ノウハウを記事にまとめています。それらの記事に流入したユーザーが、メルマガ登録資料請求をしやすい設計になっています。

参考:https://www.kodato.com/blog/

◆コンテンツ

「限界利益」や「ダイバーシティ経営」など、経営層向けのテーマで集客できています。また、中小企業でよくある失敗事例をまとめるなどの、SEO施策以外のコンテンツも豊富。まさにE-E-A-T(Experience 実体験, Expertise 専門性), Authoritativeness 権威性, and Trustworthiness 信頼性)をすべて満たしたコンテンツづくり。

著者である取締役の川名 徹氏は、もともと京セラ株式会社でマーケティングに携わっていた税理士さん。経験を活かし、オウンドメディアもうまく運営しています。同社はオフラインイベントや勉強会も盛ん。さらには、地域の清掃活動にも取り組んでいます。こうした、Webだけに留まらない露出活動がブランディングにもつながっているのは間違いありません。

◆コンバージョン

各コンテンツのアイキャッチ画像下部、トップページ右上部にメルマガ・電話問い合わせ・資料請求などのフォーム入力への導線が、あちこちにあります。こうしたクリックできる導線のことをCTAボタンと呼びます。

CTAボタンは、マウスオーバーするとビヨーンと動いたり、枠線で囲むといった「クリックできるもの」と明確にわかるデザインが効果的です。

◆ソーシャルメディア(SNS)の利用状況

公式XやFaceBookはもちろん、YouTubeも意欲的に更新されています(https://www.youtube.com/channel/UC2CNXM7TfhIpyIvFoBflG9g/featured)。

4.はやみず総合事務所

はやみず総合事務所のコーポレートサイト。配下のブログで基礎知識に関するお役立ちコンテンツや各法的手続きに関するQ&Aを掲載。

はやみず総合事務所
参考:https://www.sgho.jp/

◆コンテンツ

コーポレートサイト配下のブログに多くのコンテンツが掲載されています。全ての記事の監修を代表の司法書士が担当。またよくある質問はカテゴリー毎にQ&Aの形式でまとめられています。

◆コンバージョン

各コンテンツ内やコンテンツ下部、トップページ上部また、ポップアップで問い合わせフォームへの導線が表示されます。コンテンツ内の導線ボタンは記事に合わせてテキストが変更されています。 

◆ソーシャルメディア(SNS)の利用状況

代表の速水さんがYouTubeで動画を発信しています。

他のオウンドメディアの
成功事例を読む

信頼性高く、分かりやすく伝えることが重要

弁護士や司法書士、行政書士など士業の領域は深刻な悩みが多く、場合によってはユーザーの人生を左右することになりかねません。信頼性の高いコンテンツがあることが大前提ですが、それをユーザーに伝えるためにも著者・監修者情報を分かりやすく記載しておくことも重要ですね。その上で、調べているユーザー自体はよく分からなくて検索しているはずなので、専門用語を使わない、図やイラストを用いて解説する、などの表現の工夫も大事になっていくかもしれません。

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本記事の著者
前田 絵理
前田 絵理
Faber Company(ミエルカSEO)マーケティングディレクター
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