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「コンテンツ」とは何か? 正しい意味、種類や目的、具体例を解説

更新日: 2024.11.13   公開日:2022.05.06

ビジネスシーンでコンテンツという言葉がよく使われますが、具体的にはどのような意味なのでしょうか。広い意味で使われるため、業界によって指すイメージが異なる場合もあります。この記事では、「コンテンツ」という言葉の概要や、業界別の違い、コンテンツマーケティングで展開される主なコンテンツの種類についても紹介します。

コンテンツとは

コンテンツとは?

直訳すると「中身」「内容」という意味です。「目次」という意味もあるので、目次ページの表題として使われることもあります。コンテンツ(contents)とは、インターネットやテレビ、紙などのメディアを通して伝えられる情報内容のこと。文章や写真、映像、図、デザインなどを組み合わせて作られます。テレビCMやポスターといった広告もコンテンツと呼ぶケースはありますが、基本的には「広告ではない、価値のある情報」のことをコンテンツと指します

コンテンツとは

コンテンツマーケティングの
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場面や文脈、業界によってニュアンスが少々違うこともあるので、豆知識程度に下記を覚えておくと良いでしょう。

  • Web業界▶︎ブログ記事、SNSの投稿、動画、メルマガ などを指す
  • エンタメ業界▶︎映画、音楽、ゲーム、コミック、小説などの創作物などを指す

また、近年はデジタル化が進んでいるため、次のように区分されることもあります。

①デジタルコンテンツ

「デジタルコンテンツ」とは内容がデジタル化され、劣化せずに複製可能な状態で配信されているコンテンツのことです。分かりやすい例でアナログコンテンツと比較すると、次のような違いがあります。

デジタルコンテンツアナログコンテンツ
音楽ストリーミングサービスCD
書籍電子書籍
映画動画配信サービスDVD、ビデオ

②Webコンテンツ

「Webコンテンツ」とは、Web上で展開されるコンテンツのことです。

たとえば、Web上で閲覧できるニュース記事、ブログ、SNS、Youtube動画など、すべてがWebコンテンツといえます。現在は、ユーザーの利用するプラットフォームが多岐にわたるため、1つのコンテンツをブログ用、YouTube用などに調整して、多くのプラットフォームで配信する傾向があります。例えば「ミエルカ マーケティングジャーナル」の記事は、YouTubeへも展開することで、より多くのユーザーへコンテンツを届ける工夫をしています。

■例:コンテンツマーケティングのメリット・デメリットの解説コンテンツ

ブログ記事版➡︎ https://mieru-ca.com/blog/content-marketing-merit/
YouTube動画版➡︎ https://www.youtube.com/watch?v=gj7AMyh0pxs

③モバイルコンテンツ

「モバイルコンテンツ」とは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で閲覧・利用できるデジタルコンテンツのことです。スマートフォン向けのソーシャルゲームや動画、電子書籍などを指します。2019年にモバイルコンテンツ市場は2兆円にものぼり、年々市場規模が伸びています。

☑︎出典:直近のコンテンツ市場の状況及び海外政策動向等|内閣府 知的財産戦略推進事務局

【こぼれ話】業界が違うと伝わらないかも!?

筆者自身も、「コンテンツ」の意味が通じなかった経験があります。コンテンツマーケティング支援ツール「ミエルカ(MIERUCA)」では顧客向けに個別勉強会を行なっていますが、ある大手広告代理店のお客様50人程度へ対して勉強会をしていたときのことです。筆者はブログ記事のことを「コンテンツ」と表現しましたが、お客様から「コンテンツって何を指していますか?」とご質問いただきました。担当する業務によっては、コンテンツのことを「複数のメディアで作品を展開するプロジェクト」のような意味で用いていたので、不思議に思われたようです。

このように、業界によってイメージが異なる場合もありますので、異業種の方とお話するときは「ブログ記事」「SNS」「アニメ」「ゲーム」といった、具体的な表現をするのがおすすめです。

コンテンツの目的と種類

企業がコンテンツを展開する目的は、主に「認知・集客」と「育成」の2つです。目的に合わせて様々なコンテンツを展開し、うまくつなげて行き来してもらうことで見込み顧客を増やしたり信頼関係を育む活動を「コンテンツマーケティング」といいます。

コンテンツの目的と種類

この章では、それぞれの目的ごとにどのようなコンテンツがあるのかを紹介します。「動画コンテンツ」「メールマガジン」については、弊社(ミエルカ)の担当者インタビューもありますので、ぜひ参考にしてください。

目的①認知・集客

コンテンツの主な目的の一つが、認知・集客です。商品名やサービス名を知らない潜在顧客にアプローチし、自社サービスについて知ってもらうきっかけ作りができます。

認知・集客に活用できる次の4つを紹介します。

  • ブログコンテンツ
  • SNSコンテンツ
  • 書籍
  • 動画コンテンツ(弊社担当者インタビューあり)

ブログコンテンツ

ブログコンテンツは企業が展開しやすいコンテンツの代表格といえます。制作や掲載のコストをおさえられ、検索エンジンでヒットすれば安定的な流入も見込めるため、取り組みやすい施策です。

しかし近況報告などをただアップしているだけでは、見てくれるのは会社のファンや身内だけでしょう。見込み顧客にタッチするには、検索エンジンでどのようなキーワードが検索されているのかから逆算し、ユーザーに役立つ記事を作ることをオススメします。

くわしくはこちらの記事で解説しています。
☑︎プロが教える「コンテンツSEO 」とは? 始め方&費用対効果、事例も(初心者向け)
☑︎正しいSEO対策とは?SEOの基本施策をわかりやすく解説
☑︎【初心者向け】コンテンツ制作とは?目的や流れ、必要なスキルなどを解説

SNSコンテンツ

SNSコンテンツとは、TwitterやInstagram、Facebook、TiktokなどのSNSへの投稿です。コンテンツの内容は、役立つだけでなくユーザーやフォロワーが共感して楽しめるかどうかが重要。トレンドや時事ネタをからめ、運よくバズることができれば知名度の向上につながります。SNSごとに特徴があり、ユーザー層や反響のでる内容が異なるので、自社のターゲットとマッチしやすいプラットフォームを選びましょう。

BtoB企業の場合、SNSではTwitterをやっている企業が多いと感じます。企業アカウントよりも社員の個人アカウントの方が反応を得やすい傾向はありますが、一方で炎上リスクも伴います。個人のSNSを展開する際は、SNSリテラシーの社内勉強会をおこなったり、複数名でのチェック体制を構築するのがよいでしょう。

書籍

自社サービスに関連したテーマの書籍を出版すれば、多くの読者に認知されて専門性の高さをアピールすることができます。書籍はWebコンテンツと異なり、出版社や取次、書店を介するため誰でも出せるものではありません。そのぶん読者からの信頼性は高く、権威性も伝わるコンテンツです。ゆくゆくはKindle(電子ブック)にすれば、デジタル派のユーザーにも届けられるでしょう。

圧倒的な情報量を一冊にまとめるため制作工数はかかりますが、内容を一部ずつ編集して自社サイトのブログやホワイトペーパーに活用することができます。さらにそれを切り出してSNSへ投稿すれば、意外とコスパの良いコンテンツと言えます。

動画コンテンツ(YouTube)

近年では動画編集ソフトが安価に使えるようになり、より多くの企業が動画コンテンツに取り組むようになりました。短時間で多くの情報を伝えられるメリットがあり、多忙なビジネスパーソンが対象でもYouTubeであれば気軽に閲覧してもらうことができます。

また、動画にはブログ記事の集客力を上げる効果も期待できます。たとえば「ミエルカマーケティングジャーナル」の下記の記事。動画を埋め込む前は検索順位が50位以下でしたが、動画を埋め込んだ翌週から4〜5位に上がりました。

YouTubeのキーワード選定法を解説した記事

動画を埋め込み、タイトルを微調整したら検索順位が圏外から4位へUP

このように、記事中の動画がユーザーの理解を促進し、検索順位によい影響を与えることもあります。弊社のYouTube「ミエルカチャンネル」の運営チームにYouTubeの運営ポイントと効果について聞いてみたのでご覧ください。

担当者インタビュー|企業のYoutubeチャンネル運用の効果は?
「ミエルカチャンネル」責任者 中山順司
「ミエルカチャンネル」進行担当 中山彩歌

ーYouTubeチャンネルを運営していて実感する効果は?

ミエルカチャンネル責任者 中山順司

ある程度チャンネルが成長すると、認知度の向上を実感しますね。顔を出しているため認識してもらいやすく、「見たよ~」という反応がネットやリアルで届きます。テキストより親近感がわきやすいので、商談でのアイスブレイクにも困らないし、「これを見ておいてください」という感じでフォロー活動もしやすいです。自社ブログがあれば双方向で送客ができるメリットもあります。

ー動画制作で大変な点は?

ミエルカチャンネル責任者 中山順司

やはり編集ですね。スクリプトや撮影は慣れでスピードアップできても、編集作業は手間暇とコストがかかります。撮影に関しては、慣れるまでは演者のかたさがあったり、撮られることを尻込みする社員も少なくなく、飴と鞭で動かすのが大変でした。

「ミエルカチャンネル」進行担当 中山彩歌

撮影では、私はファシリテーターとしてインタビューをする役割ですが、かたすぎてはいけないし、でも失礼がないようにしなければならないのがいまだに難しいです。企業チャンネルは個人ではなく、組織にファンがつくので内容ありき。そうなると、事前準備や配慮をおこたるわけにはいきません。

ー企業YouTubeだからこそ意識しているポイントは?

ミエルカチャンネル責任者 中山順司

正確性とコンプラは問題を起こさないために必須でしょう。また、見られる動画という意味では「スピーディな展開」「結論ファースト」「視聴者メリットの提供」を意識して編集しています。企業の動画でよくあるのが、必要以上に丁寧に作った結果、テンポが悪く、見る価値が薄まっている動画です。そうならないよう、秀逸なチャンネルを見て常に自社チャンネルを客観視できるように心がけています。

「ミエルカチャンネル」進行担当 中山彩歌

飽きさせない」「飛ばさせない」「離脱させない」編集を常に模索しています。ちょっとテンポ早すぎない?レベルでちょうどいい。また、視聴者を飽きさせないためにエンタメ要素もほしいところですが、演者に突っぱねられてしまうことも(笑)。エンタメ要素を含みつつ、企業としても演者としてもOKが出る絶妙なラインを狙うことを意識しています。

ーチャンネル登録を伸ばすためにやっていることは?

ミエルカチャンネル責任者 中山順司

データドリブンであることですね。いくら社内の評判が良くてもアナリティクスのデータが悪ければダメだし、逆もしかり。何がだめだったかは数字としっかり向き合えば見えてきます。分析しながら穴を見つけてPDCAあるのみ。一方で、データでは推し量れない面もあるのがYouTubeの醍醐味。あえてエンタメ要素の強いチャレンジングな企画にもトライして、成長性を模索しています。

「ミエルカチャンネル」進行担当 中山彩歌

全く別ジャンルの企業チャンネルの動画をたくさん見ることを意識しています。編集や撮影、企画、型、話し方、キャラなど、いろいろな観点から視野を広げて、自社の動画にも活かせないかを考えています。

☑︎関連記事:コンテンツマーケティングの”動画”活用事例を4つまとめてみた

目的②育成

コンテンツのもう一つの目的が、顧客の育成(ナーチャリング)です。潜在的なニーズを顕在化させ、比較検討や購買へとつなげます。認知・集客コンテンツや広告と組み合わせることで、購入より手前のコンバージョンポイントとして活用できるものもあります。

次の5つをご紹介します。

  • オンラインセミナー
  • ホワイトペーパー
  • 営業資料
  • 事例コンテンツ
  • メールマガジン(担当者インタビューあり)

オンラインセミナー

オンラインのセミナー(Webセミナー、ウェビナー)は、近年定着しつつある企業の重要コンテンツです。

おもな内容は、

  • 1.業務に役立つ手法や最新のトレンド情報
  • 2.製品・サービスや活用事例の紹介

この2つが王道です。

低コストではじめられ、遠方の顧客にもアプローチできるメリットがあります。特にBtoB企業は、ユーザーとのコミュニケーション手段に活用できるのでオススメです。

☑︎関連記事:ファベルカンパニーのセミナーコンテンツ一覧

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、市場調査やノウハウなど、役立つ情報をまとめたPDFなどのことです。ダウンロードの際に企業名やメールアドレスなどを入力してもらうことで、見込み顧客の情報を入手できます。

ホワイトペーパーは活用の幅が広く、ブログやサイトのコンバージョンポイントとして利用したり、メールマガジンの開封率を高めるコンテンツとして利用することもできます。

☑︎関連記事:ホワイトペーパーとは?作り方・活用法・集客戦略【動画付き解説】

営業資料・ノベルティ

自社サービスの解説、お客様の声などをまとめた資料もコンテンツになると筆者は考えます。すでにサービスへの興味があるユーザーに向けて渡すことになるため、競合優位性、価格なども記載して、ユーザーが比較検討しやすい構成を意識しましょう。

BtoBなど高額商材の場合は、導入/契約までに複数人の承認が必要です。商談相手だけでなく、その上長も納得するよう「導入後に何を得られるか」整理されたページを用意すると親切です。BtoCであれば、商品を購入したユーザーに期間限定でノベルティなどの付加価値をつけても良いでしょう。リピートを促すコンテンツになるはずです。

事例コンテンツ

顧客の導入事例を紹介する事例コンテンツ。Webページやホワイトペーパーで展開されるのが一般的です。課題、導入理由、導入結果などを説明することで、顧客に購買を疑似体験してもらうこともできます。

業種や企業規模、課題が自社に近いほど参考になるので、多種多様な事例を集め、検索できるようにしておくと便利でしょう。

事例コンテンツは導入企業の協力が必須なので、日頃から信頼関係を築いておくことが重要です。ミエルカの事例コンテンツもぜひ参考にしてください。

ミエルカ導入事例

☑︎関連記事:ミエルカの事例コンテンツはコチラ

メールマガジン

メールマガジンは、顧客との継続的な接点を持てるコンテンツです。内容はニュースやお知らせ、ステップメール、コラムなど、多岐に渡ります。最近ではWebページのようにデザインできるので、直接的にコンバージョンを促すLPのようなメールもあります。セミナー情報やホワイトペーパーの案内など、ほかのコンテンツを案内することも可能で、幅広く活用できるナーチャリングコンテンツです。

メルマガの効果や配信ポイントについて、弊社のマーケティングオートメーション運用・メルマガ担当者に聞いてみました。

担当者インタビュー|【BtoB】メルマガの効果やポイントは?
「ミエルカ」マーケター 竹田夢子

ーメルマガで実感する効果は?

「ミエルカ」マーケター 竹田夢子

ブログ記事への流入やセミナー集客、キャンペーン誘導に効果を感じています。また、休眠顧客の掘り起こしにも有効ですね。

ーメルマガ配信で意識している点は?

「ミエルカ」マーケター 竹田夢子

見込み顧客の属性や状況に合わせたセグメント配信はもちろん、配信曜日と時間帯を考慮しています。BtoBの場合、火曜日と木曜日のお昼前後が一番反応が良いといわれているので、その時間に送ります。しかし、この通説が定着しすぎているので、あえて水曜日の10時ごろに送ることもありますね。また、1メール1メッセージを守って、1つのメールにはセミナー1つと関連YouTube動画の案内など、情報が盛りだくさんにならないように意識しています。

ー開封率がよかった内容は?

「ミエルカ」マーケター 竹田夢子

オウンドメディアの記事まとめと、年始に送った「今年こそコンテンツマーケティングに本腰入れませんか?」というメールですね。時流にあったメール件名と、引きのある文言(実数値、「すぐできる」など)があると、開封率が高い傾向にあります。

☑︎関連記事:【BtoBマーケター必見】マーケティングオートメーション(MA)とは?機能や活用方法を解説

企業がコンテンツマーケティングに取り組むメリット

紹介してきたように、企業が展開できるコンテンツは多岐にわたります。顧客のフェーズに合わせてさまざまなコンテンツを用意し、購買へのストーリーをつくる手法をコンテンツマーケティングといいます。

企業がコンテンツマーケティングに取り組むメリットは、以下の2点が大きいです。

  • 商品やサービスに興味を持つ前の見込み顧客に接触できる
  • 広告費をおさえられる

「リードが枯渇してきている」「広告費をなるべくおさえたい」という課題がある場合は、コンテンツマーケティングをおすすめできます。また、社員の顔出しコンテンツが充実すれば採用へも効果的なので ぜひチャレンジしてください。

☑︎関連記事:成功するコンテンツマーケティングとは? メリットと実践手順、事例を解説

良質なコンテンツを作るためのポイント

コンテンツマーケティングでは、チャネルやコンテンツの種類にかかわらず見込み顧客に役立つ良質なコンテンツを作ることが非常に重要です。

意識すべきポイントとして、次の2つを紹介します。

見込み顧客にとって価値があるか

インターネットやSNSの発達によって、消費者が自ら情報収集し購買の意思決定をするようになりました。企業が伝えたい情報を起点にコンテンツを考えるのではなく、「見込み顧客にとって価値があるか」を起点にコンテンツを作ることが重要です。

ユーザーが知りたいこと、興味があること、共感できること、課題を解決するノウハウ、楽しめること…など、常にユーザー目線を持ってコンテンツを企画しましょう。

自社でならではの独自性があるか

誰でもいえる既知の情報を発信するだけでは、企業やブランドへのロイヤリティは高まりません。自社ならではの情報や知見、ノウハウを織り込んだオリジナリティの高いコンテンツを作っていくことが重要です。

  • 自社商品とからめられないか
  • 担当者にインタビューできないか
  • 過去に発表したデータを活用できないか

など、さまざまな観点から企画をブラッシュアップし、独自性を高めていきましょう。

【ミエルカ直伝】良質なブログコンテンツを作るポイント

筆者は、コンテンツのなかでもブログ記事がとくに取り組みやすい施策だと考えます。安価にはじめられ、検索にヒットすれば集客もできるからです。ぜひ、次の2点を意識して、まずは1記事作ってみてください。

①検索意図を読み解く

ユーザーにとって価値があるブログ記事を作るには、ユーザーがどのようなことを知りたいのか、検索意図や背景をしっかり読み解くことが重要です。Googleでの検索上位をねらう場合、まずはサジェストキーワードやQ&Aサイトからニーズを読み解き、記事の構成を作ることから始めてみてください。

☑︎関連記事:検索意図(インテント)とは?SEOに大切な考え方と調べ方

②ホスピタリティを全力発揮する

ユーザーの潜在的なニーズにアプローチするために重要だと感じるのが、親切心です。ユーザーの置かれている立場や状況を想像し、必要な情報や欲しいものを提供しましょう。

たとえば、「◯◯とは」と検索している人に対しては、わかりやすい図解を用意すること。「◯◯ 比較」と検索している人に対しては、比較表やフォーマットを用意するなどです。企業のブログコンテンツでは、双方向のコミュニケーションは難しいもの。そのため、相手の心を先回りして情報を提供していく姿勢が必要となります。

コンテンツは集客・育成経路とセットで考えよう

コンテンツは作るだけでは意味がなく、見てもらうための集客経路が必要です。そして購買へとつなげるためには、集客をしたあとに接点を持ち続ける育成経路が必要なのです。コンテンツマーケティングに取り組む際は、集客・育成経路をセットで考えましょう。

何から取り組むべきか迷ったら、弊社・Faber Company(ファベルカンパニー)に相談してください(コンテンツマーケティング支援実績1,700社)。どんなコンテンツから着手すれば売上に繋がるのか、担当者様と一緒にサイトを分析して企業様にベストな提案をいたします。

本記事の著者
前田絵理
前田絵理
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