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コンバージョン(CV)とは?簡単に解説! 意味・具体事例・設計・計測・増やし方

公開日:2026.09.08

コンバージョン(CV)とは、企業がWebサイト上に設定した「目標となる行動」を完了した状態を指します。たとえば、商品購入資料請求問い合わせアプリのダウンロードセミナー申し込み体験申し込みメルマガ登録などがあります。

マーケティング施策の成果を測るために、とても重要なコンバージョン。本記事では、その意味や、Webサイトの種類別でコンバージョン具体事例を解説します。さらに、コンバージョン増加施策を実践するときのノウハウとして役立つ設計方法、Googleタグマネージャー・GA4を使った計測方法、おすすめのアプローチまでをご紹介。CVR(コンバージョン率)改善に必要な知識を身につけ、Webサイトの成果を最大化したい方は、ぜひお読みください。

コンバージョンとは

コンバージョンとは、Webサイトを訪れたユーザーが企業の目標となる行動を完了した状態を指します。英語の「Conversion(転換)」が語源で、施策の現場では「CV(シーブイ)」と略して使われます。

コンバージョンには、商品購入・問い合わせ・資料請求・会員登録などがあります。何を成果地点とするかは、サイトの目的やビジネスモデルによって異なります。

訪問者全体のうちコンバージョンに至った割合を「CVR(コンバージョン率/シーブイアール)」と呼びます。

CVRの意味や計算方法は、以下の記事でまとめています。


※関連記事:CVRとは?計算式や平均値、改善する方法を事例で解説

Webサイトのタイプ別コンバージョン例

コンバージョンの設定は、Webサイトのタイプによって変わります。

以下にWebサイトのタイプ別コンバージョンの例をまとめました。

Webサイトのタイプ コンバージョンの例
ECサイト 商品購入、カートへの追加、会員登録
ランディングページ 資料請求、問い合わせ、無料体験の申込
オウンドメディア メルマガ登録、資料請求、ウェビナー申込
コーポレートサイト 問い合わせフォームの送信、資料請求

コンバージョンは2段階で設計するのが◎

コンバージョンは、最終コンバージョンとマイクロコンバージョンの2段階で設計します。

最終コンバージョン(ラストコンバージョン)とは、Webサイトで達成したい最終的な成果を指しますたとえば、問い合わせフォームの送信や商品購入などです。

そしてマイクロコンバージョンとは、最終コンバージョンに至る途中の行動を指します。たとえば、資料ダウンロード・料金ページの閲覧・問い合わせページへの遷移などがあります。

具体的なケースで考えてみましょう。

BtoB SaaS企業のコンバージョン事例
オウンドメディアを運営するBtoB SaaS企業では、最終CVを「資料請求フォームの送信」に設定し、マイクロCVとして「記事内CTAのクリック」と「資料請求ページの表示」を計測しました。

分析したところ、資料請求ページへの流入は月間500件あるにもかかわらず、フォーム送信は20件にとどまっていました。ページ表示からの離脱が多いと特定できたため、フォームの入力項目を8項目から4項目に絞り込む改善を実施。

その結果、フォーム送信数が月間20件から45件に増加しました。

このように、コンバージョンを段階的に設計すると、どのステップで離脱しているかを特定しやすくなります。課題が明確になれば改善施策を絞り込めるため、結果としてCVRの向上につながります

コンバージョンの計測方法

コンバージョンの計測にはGTM(Google タグマネージャー)とGA4(Googleアナリティクス4)といったツールを利用します。

  • GTM:Webサイトのソースコードを変更せずに計測タグを管理・追加できる
  • GA4:GTMから送られたデータを受け取り、コンバージョン数やCVRを分析する

以下に、計測例をまとめます。

GTM+GA4では対応が難しい電話の通話数や複数チャネルのコンバージョンには、専門ツールを利用します。

コンバージョンの例 GTM+GA4での計測方法 専門ツールが有効なケース
問い合わせフォーム送信 サンクスページのPV計測、
またはフォーム送信イベント
ボタン・リンクのクリック GTMのクリックイベント設定
電話番号リンクのクリック GTMのクリックイベント設定
(クリック数のみ)
コールトラッキングツール
(実際の通話数を計測)
商品購入(EC) GA4のeコマース設定
広告経由のコンバージョン Google広告タグをGTMで設置 広告効果測定ツール(複数媒体のコンバージョンを一元管理)

GTMの使い方、設定方法については以下で詳しく解説します。

※関連記事:【入門】Googleタグマネージャー(GTM)とは?仕組みや用語解説、使い方、GA4設定まで

コンバージョン数を増やす方法

コンバージョン数を増やすアプローチは、大きく2つあります。

  • 流入数を増やす:SEOや広告を活用して、サイトへの訪問者数を増やす
  • CVRを高める:導線・CTAを改善して、訪問者がコンバージョンしやすい状態をつくる

※関連記事:コンバージョンをアップさせる分析手法を解説!CVR最適化をしていく2つの要素とは

CVRを改善するには、まずユーザーの行動を把握することが重要です。そこで有効なのがヒートマップツールです。離脱箇所やクリックされていないCTAを視覚的に確認し、改善施策の優先順位を絞り込めます。


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コンバージョンの種類を理解する

ここまでコンバージョンの基本を解説しました。
さらに、WEBマーケティングの実務でよく使われるコンバージョンの種類を紹介します。

総コンバージョンとユニークコンバージョン

コンバージョンには、発生回数を数える「総コンバージョン」と、ユーザー数を数える「ユニークコンバージョン」の2種類があります。どちらを使うかはビジネスの目的によって異なります。

ECサイトでは、同じ顧客が何度も購入するのは売上増に直結するため、総コンバージョンで注文数を追うのが一般的です。

一方、BtoBの問い合わせでは、同じ担当者が複数回同じフォームを送信してもリードとしては1件分です。ユニークコンバージョンで人数単位を把握する方が実態に合っています

CVの種類 数え方
総コンバージョン 発生したすべての成果をカウント(同一ユーザーの重複も含む) ECサイト(購入のたびに売上が発生するため、発生回数をカウント)
ユニークコンバージョン 同じユーザーの重複を除いてカウント BtoBの問い合わせ・資料請求

コンバージョン数を分析する際は、「今見ている数字が、総コンバージョンかユニークコンバージョンか」に注意しましょう。

直接コンバージョンと間接コンバージョン

Webサイトでコンバージョンが発生するとき、ユーザーが初回訪問でいきなり申し込むケースは多くありません。とくにBtoB商材は、検討期間が長く、最終コンバージョンまでに複数の接点を経るのが一般的です。

複数の接点を「CVが発生した最後のセッション(直接コンバージョン)」と「それ以前の検討を後押しした接点(間接コンバージョン)」に分けて計測する考え方が、直接/間接コンバージョンです。

勤怠管理SaaS企業のコンバージョンSTEP事例
ある企業の総務担当者が、キーワード「勤怠管理 Excel 限界」でGoogle検索して記事を発見し、読みました。

後日、ツール名で指名検索を行い、製品ページと導入事例ページを確認。その場での問い合わせは見送り、メルマガに登録しました。2週間後、配信されたメルマガで紹介された「他社比較」記事を読んだことで社内稟議の材料が整い、問い合わせフォームを送信しました。

このとき、最終的に問い合わせが発生したセッション(メルマガ経由の記事閲覧)が、直接コンバージョンになります。

それ以前の「記事検索」「指名検索・事例閲覧」「メルマガ登録」のように、CVには至らなかったが意思決定を下支えした接点を間接コンバージョンとして計測します。

直接コンバージョン コンバージョンが発生した最後の訪問・流入
間接コンバージョン 最終コンバージョン前に検討を後押しした過去の訪問や接点

直接コンバージョンだけでなく間接コンバージョンも合わせて確認することで、どの接点が検討を後押ししているかを把握でき、より精度の高い施策の評価につながります。

困ったらFaber CompanyのCV改善(CRO)コンサルティングへ

コンバージョンは、Webサイトの目的によって設定が異なり、最終コンバージョンとマイクロコンバージョンの2段階で設計することで、改善すべき箇所を特定しやすくなります。

コンバージョン率の改善を進めたい場合は、ぜひ当社・Faber CompanyのCV改善(CRO)コンサルティングをご活用ください。現状分析からシナリオ設計、A/Bテストなどの施策実行まで提案・施策代行を一貫して対応しています。まずは無料ダウンロードできる、サービス資料をご覧ください。支援内容や事例、料金をまとめています。↓↓↓↓

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コンバージョン改善の成功事例

当社・Faber Company(ミエルカ)が支援したコンバージョン改善施策の事例をご紹介します。
ぜひWebマーケティングの参考にしてください。

店研創意 様|
商品ページのA/Bテストで、売り上げがオリジナル比34%増

店舗什器・備品のECサイト「ストア・エキスプレス」を運営する店研創意。SEOで集客を伸ばす一方、購入につながらず、CVRが伸び悩んでいました。そこで、ミエルカのCRO(CV改善)コンサルティングを導入し、商品ページで10回以上のA/Bテストを実施。商品バリエーションの常時表示や、お気に入りボタンのデザイン変更などを、こまめに進めました。効果のあった施策を組み合わせた結果、CVRが向上し、売り上げはオリジナル比で34%増加しました。

コンバージョン改善は一朝一夕で成果が出るものではありません。小さな施策の積み重ねです。以下の事例全文では、実施したA/Bテストの内容と結果をいくつかまとめています。ぜひ参考にしてください。

※事例全文はこちら:
CVR・売り上げがオリジナル比で34%増!成果を生んだ商品ページのA/Bテスト|店研創意様

 

赤ちゃん本舗 様|
顧客ニーズに沿ったECページ改善で、商品クリック数が約6倍に

マタニティ&ベビー・キッズ用品を販売する赤ちゃん本舗。商品の魅力をより効果的に伝えるため、顧客理解の深化を目指して「ミエルカSEO」と「ミエルカヒートマップ」を導入しました。出産内祝いのECページでは、行動分析をもとに、予算別に商品を探せるエリアをページ上部へ移動。人気ランキングの設置やQ&Aの充実も進めました。その結果、「出産内祝い」の検索順位が31位から3位に上昇し、ページ内の商品クリック数は前年比で約6倍に増加しました。

顧客が求める情報を捉え、商品を選びやすいページに整えることが成果につながった事例です。以下の記事では、具体的なページ改善に加え、AIを活用した顧客分析やコンテンツ制作の内製化についても紹介しています。ぜひご覧ください。

※事例全文はこちら:
重要なECページの露出増、商品クリック数6倍へ!「お客さまを幸せに」赤ちゃん本舗の願いを叶えたミエルカのAI機能

 

本記事の著者
長屋智揮
長屋智揮
Faber Companyグループ XINOBIX 代表取締役
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